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#209 新感覚ミステリー”屍人荘の殺人”

電車での移動時間に、おすすめしてもらったこちらを観てみた。

#209  屍人荘の殺人

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屍人荘の殺人とは

大学のミステリー愛好会の2人の学生が、美人女子大生探偵に誘われ、ロックフェス研究会による曰くつきの合宿に参加し、想像を絶する恐怖と謎に立ち向かうさまをコミカルな筆致で描く。監督は「任侠学園」の木村ひさし。神紅大学のミステリー愛好会のメンバーは自称ホームズの会長・明智と、ミステリー小説オタクだけど推理が当たったことがない万年助手・葉村の2人だけ。2人はある日、同じ大学に通う美少女探偵・剣崎比留子から、事件の臭いがする興味深い話を聞かされる。それは、昨年参加した女子部員の一人が行方不明になったというロックフェス研究会の合宿。こうして3人は合宿が行われる山奥のペンション"紫湛荘"へとやって来るのだったが…。

今村昌弘の同名ベストセラーを神木隆之介、浜辺美波、中村倫也の共演で映画化したミステリー・コメディ。

こちら、ミステリーだと思ってみていたら開始30分程度でゾンビが登場!ミステリー×”人による殺人事件”という暗黙知を崩しているのがよかった。


ただ、「一度死んでみた」しかり映画×コメディーで誰もが満足するほどの映画を作るのはかなり難しいと改めて思った。

振り切らないと「笑って泣ける映画」はどっちつかずで満足値が下がるように思うので、私も企画するときは笑いを織り混ぜるのには慎重になろうと思う。



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