見出し画像

【ショイグ・パトルシェフ解任】国防省後任は経済専門!ハルキウのロシア兵次々突撃【連日狂気の大損失】ロシア製油所二日連続3回目のドローン到来でボロボロ【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】


【5月13日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:34 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:49 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
1:59 ショイグ・パトルシェフ解任 後任は経済学者
3:03 同じ製油所に二日連続3回目のドローン攻撃でボロボロ
3:37 ベルゴロドで高層マンションに大穴 原因は?
4:19 各地域の戦況
4:35 北東部 ハルキウ方面の戦況
7:53 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
10:02 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:18 後方地域の爆発炎上
12:06 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
12:27 最前線のハルキウのストリレチャ付近の様子をご覧下さい

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


【ショイグ・パトルシェフ解任】国防省後任は経済専門!ハルキウのロシア兵次々突撃【連日狂気の大損失】ロシア製油所二日連続3回目のドローン到来でボロボロ【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから809日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1260名
戦車5両
装甲戦闘車22両
砲30門
多連装ロケット2両
防空システム1基
航空機1機
ドローン42機
巡航ミサイル1発
その他車両66両
となっています
戦線全体で一日で155回の地上戦の報告がありました
ロシアのハルキウ侵攻に伴って地上戦が激化しています
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.3で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその1.3倍になります
ロシア側の損失は戦車、歩兵戦闘車が多く、
ウクライナ側の損失はSUV、砲が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロシアの新しい国防大臣にベロウソフ氏が就任し、ショイグ氏は安全保障会議書記に、それまで安全保障会議書記だったパトルシェフ氏は退任することになりました
ベロウソフ氏は元副首相で経済専門家の経歴があり、この人事についてペスコフ報道官は「革新と最先端のアイデアを受け入れる必要がある」と述べました
ベロウソフ氏は常に政府支出の拡大と、輸出業者の利益を政府に移転させることを主張し、2014年のクリミア侵攻を支持した唯一の経済界の人物だとのことです
この人事についてニューズウィークが専門家に聞いたところ、「ウクライナ戦争が順調に進んでいたら、このような人事の変更は行わなかっただろうプーチン大統領は常に新しい人物を権威のある地位につかせることを恐れているが、今回大きく交代させたことは、それだけうまくいっていないことだ」としています
2番目
昨日もお伝えしたロシアのヴォルゴグラードの製油所では、
同じ製油所に、二日連続でドローン攻撃があり、火災が発生しました
地元当局は「ドローンはすべて撃墜したものの、製油所の敷地内に落下して火災となった」と主張しましたが、映像では爆発音とともに炎が上がっているところが確認できます
この製油所への攻撃はこれで3回目となり、もはやありふれた出来事となりました
3番目
ロシアのベルゴロドでは、防空活動が失敗し、高層ビルのエントランス付近が破壊されました
映像では屋根を残して建物が吹き飛んでいることが確認できます
また、その後残っていた屋根も崩落したところが確認できます
その原因について公式な発表はありませんが、破壊はウクライナと反対の方向からおこなわれていることや、
SNSではロシア軍の防空ミサイルの破片も見つかっていることなどから、ロシア軍が防空活動に失敗して建物を破壊した可能性が指摘されています

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表
示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


ロシア軍はハルキウの国境線沿いに
侵攻してから3日になりました
ハルキウの今日の天気予報は雨、
最低気温5度、最高気温13度となっています
ウクライナ軍の参謀本部によると、
「ロシア軍はこの方面で
12回の攻撃をおこない、
5個大隊からなる兵力を投入し、
1回の攻撃で100人以上が無力化され、
無力化された兵士を数えるだけで
1日が過ぎる」とロシア軍が
大量の損失を出しながらも後ほど
お伝えするように戦術的に成功していることを
報告しています

ハルキウの国境線沿い


また戦争研究所の分析では、
この戦線の後方がロシア領内となるため、
HIMARSなどの西側兵器を使うことが
できないことから、
ロシア軍の攻勢を弱体化させるのに
苦労する可能性があると指摘しています
1番目
ストリレチャからゼレネの範囲では、
ロシア軍の攻勢は続き、
ロシア軍はフリボケの攻撃軸、
ルキャンツィの攻撃軸、
ゼレネの攻撃軸で前進しています


ストリレチャからゼレネの範囲


ロシア軍はフリボケ、
ルキャンツィを占領した可能性が高く、
ゼレネは集落の中で
戦闘となっていると思われます
この範囲をロシア軍占領地として
戦況図を更新しました
面積は35平方キロほどになります
ウクライナ軍の防衛線のあるリプシの町までは
おおむね5キロから7キロに迫ってきました

リプシ


ことから、
ロシア軍は今まで以上の損失を出して
攻撃を続行すると思われます
2番目
またその東側のボルチャンスクの方向では、
ロシア軍の突撃が続いていますが、
ウクライナ軍が市街に入るのをなんとか
阻止している状況となっています
ロシア側の市街地の偵察映像では、
町から煙が出ているのが確認できます
またロシア軍はボルチャンスクの
10キロ西にあるスタリチャの方向に
攻撃を仕掛け、ボルチャンスクを側面から
攻撃する可能性があります
ウクライナ軍のハリコフ方面の
ヤロスラフスキー司令官はSNSを更新し、
「状況は困難で、第57機械化旅団が
敵の前進を阻止し、
敵の中隊を仕留めたが、
この方面にはあるはずの
要塞も地雷原もなかった」と指摘し、
ロシア軍が容易に侵攻できた理由を指摘しました
また、ハルキウ州の国家警備隊の
ティモシュコ署長は
ウクライナのメディアに対し、
敵は焦土戦術を使い、
すべてを焼き尽くしてから前進している
現在郊外で銃撃戦となっていて、
いまは防衛軍が状況をコントロールしている
敵はその次に肉攻撃をおこない、
20人が突撃してきて、
全員いなくなったらまた20人が現れてくる」
と前線の様子を伝えました
戦況図ではロシア軍占領地に変更はなく、
係争地の範囲を西側に拡大させました

ボルチャンスク

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面


スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で19回、
スバトベ・クレミンナ線で10回、
シベルスク周辺で16回、
バフムト方面で27回
攻撃をおこないました

クピャンスク/スバトベ/クレミンナ/シベルスク/バフムト


そのうち目立った地上戦が、
テルニー、
ビロホリフカ、
スピルネでありましたが、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

○チャシフヤール方面


1番目
カナルの周辺では戦況図に変化はなく、
ロシア軍はカナルの町に
サーモバリック爆弾を投射し、
カナルとチャシフヤールの北のデシャタ地区に
空爆をおこない、
カナルの北と南などで
攻撃をおこなっていますが、
ロシア軍の前進は停滞しています

カナル/チャシフヤール


2番目
一方イワニフスケから
高速T0504号線にかけてはロシア軍が
やや押している可能性があります
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はT0504号線とその南の
森林地帯に前進しようとしていて、
ウクライナ軍のドローンが
ロシア兵を捜索して撃退していることから、
この付近をロシア軍が
占領している可能性が高く、
その範囲を係争地とウクライナ軍の支配地域から
一部ロシア軍占領地に戦況図を更新しました
お見せしているのは
ウクライナ側のもので、
地図で示したT0504号線沿いの
塹壕の様子となっています

イワニフスケ


3番目
一方ウクライナ軍は
イワニフスケ市街で抵抗を続けていて、
ロシア軍はその南西の森林地帯に空爆をおこない、ウクライナ軍の補給線を攻撃しています

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は6度、最高気温は21度
今日の天気予報も、はれとなっています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は32回
攻撃をおこないました
攻撃回数は多いのですが、
ロシア軍はハルキウにウクライナ軍が
引き抜かれるのを待っているのか、
ロシア軍の攻撃の強度は弱く、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

○マリンカ方面
○ブフレダール方面


この方面でロシア軍は、
マリンカ方面で10回、
ウロジャインとスタロマイオルスクで16回
攻撃をおこないましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退しました

マリンカ/ブフレダール/ウロジャイン/スタロマイオルスクで


このうち昨日の動画でもお伝えしましたが、
クラスノホリフカの市街地にある工場では、
ロシア軍が兵糧攻めにあっているようで、
ウクライナ軍のヴォロシン報道官は、
「ウクライナ軍が煉瓦工場への連絡線を
遮断したため、
工場内のロシア軍に弾薬と装甲車両が
不足している」と伝え、
「ロシア軍は煉瓦工場に入るのに
民間人を装い私服を着て町に入り、
その後ウクライナ軍の制服に着替えて
変装している」とも伝えました
ちなみに国際法では敵の制服を着て
戦闘行為をおこなうのは違反とされています
反対にロシア軍はこの状況を打開するため、
東から攻撃の圧力を強めていて、
町の南東部の占領を確実にしようとしています
今のところは戦況図に変更はありません

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はロボチネで2回
攻撃をおこない、
クリンキーに5回の攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした

■その他


今日は、ロシア軍が侵攻している
ハルキウ方面の最前線、
ストリレチャ付近の様子を動画の最後まで
ご覧下さい
ロシア軍とウクライナ軍は
このような場所で戦っています
ご視聴いただきありがとうございました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?