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目指すもの 〜思い返し息子の子育て①〜

「大きくなったら電車の運転手さん🚃」

まだほんの1歳過ぎから電車好きな息子は、ローカル線から新幹線…世界の列車まで幅広く
毎日飽きずに、朝から寝るまで図鑑を見ていた

ローカル線の中でも同じように見えていた各駅停車の車両は、いくつもの種類があることも
彼に教わった……

暇さえあれば、
「今日何する?」と聞くと決まって
「電車見に行く!」

後になり、私がこの幼児教育に携わるようになり気づいたことだが、

目の動きは脳の発達にとても影響があることが分かった。
目をクルクルと回しながら電車を追う息子の"目の運動"は小さい頃から鍛えられた脳の発達となったのであろうか……

🌱

幼稚園児になるとお友達の影響もあり、虫や恐竜に興味を持ち

「大きくなったら恐竜博士!考古学博士!」

やはり、沢山の図鑑を手に恐竜絶滅の理由を知りたがった…
と言っても、母はさほど詳しくはない
「隕石が落ちてきて火事になっちゃったんだね」と、適当に相槌を打ち、寝た子の隙を見て、慌てて調べなきゃと思ったものだ…

調べることの大切さ
"見て聞いて感じる"必要性

🌱

小学校に入る前、
「サッカーをやりたい」
と言ったが、その頃妹の大変な時期と重なり、
「ちょっと待っててね…」が、長々と伸び、
遂には
「もう、サッカー、いい。友達はみんな上手になっちゃって今から入っても"下手〜"って言われるだけだもの」
と、機を逃してしまった。

ごめん………

ても、野球⚾️というものがあった。
ここから今現在に至るまでの、彼の野球人生は始まる。

「プロ野球選手を目指す!」

方向転換
考え方を変える力
常に一生懸命

🌱

意外にも、少しだけ子供の頃ソフトボールチームを経験していた私は、
毎日のキャッチボールやノック、バッティングなどなど……
私にとっては地獄のトレーニングが始まった

しかし
小学6年生頃になると
流石に私には無理になっていった…

息子のボールは見えないから取れない
あったら痛い!

……ごめんなさい……

小学校時代の地域の野球チームも
中学・高校の部活も、弱小チームだったこともあり、
「甲子園の夢」は、高3の7月に絶たれた。

無我夢中になれる事
弱くても自分なりの努力とやり抜く力

🌱

弱小チーム在籍の時、
プロ野球選手になるのは現実ではないことを悟った彼は漠然と
「お金持ち」
が、将来の夢となる

高校に入り、本格的に将来の進路を決めなくてはいけなかった時、彼は消去法に出た

「サラリーマンは嫌だなぁ。」
「理数系が得意」………

野球部時に身体の故障含め、整形外科にお世話になった事で、
「スポーツ医学への関心」

しかし、
「家にはお金がない……」

甲子園の夢が儚く消え、そこからスパートを切った彼は、国立医学部へと進んだ。

現実と向き合う
切り替え

🌱

医学部に入学しても、まず確認は「野球部⚾️」
もちろん、迷いもなく
野球部に入る。

今現在の息子とよく話すことがある。
「医者が向いているのか…」
決まって私は
「医者になるかどうかは決めなくてもいい。とりあえず、せっかく入ったから医師免許だけはとっておこう。でも、必ず医者が全てではない……」と。

決して逃げ道ではない
選択肢は沢山ある

🌱

いつでも、夢がある。
なりたいものも変化し、 
常に一生懸命に願ってもいる。

真剣に考えて、悩み、そして乗り越えていく力を育んで…

大人の社会を学び、
"仕事"と向き合い、
作り上げていく"自分"は
常に正解ではなく、パーフェクトでもない

この先、息子がどのような選択をし、
歩んでいくのか、まだまだ楽しみ……

彼の後ろから
そっと見守ろう……

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