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働きたくなる会社にはこんな魅力がある(株式会社サンヒル)

私自身はウェブライターを始めるまでに20回以上の転職経験がありますが、最初に就職した会社で定年まで勤め上げる人もいますよね。
中には就職活動を改めてやるのが面倒、と考えている場合もあるでしょうがその会社に魅力があるから、という理由が大きいでしょう。
実際、最近では優秀な人材を集めるために企業側も自社の魅力づくりが求められる時代になっています。
とくに地方では若者を含めた優秀な人材が都会へ流出しがちです。
そのため今回の記事では私が住む三重県にある「働きたくなる企業」にインタビューを行い、その魅力を紹介することにしました。
この記事を読んで「三重県で働きたい」「三重県に戻っても良いかも」と思ってくださる方が増えたらうれしいです。

株式会社サンヒルとは

株式会社サンヒルは三重県松阪市に本社を置き、アメリカ(ミシガン州)、中国(江蘇省)、ベトナム(ドンナイ省)、タイ(チャチューンサオ県)にも工場や代理店があります。本社の従業員は現在48名です。
業務内容は製造業で、大手自動車メーカーのスライドドアに使われるベアリングなどの部品を作っています。
決して大きな会社ではないものの、作っている部品が他社と共有していないため、比較的安定した収益が望める点に安心感を持ちました。

株式会社サンヒルを知ったきっかけ

株式会社サンヒルを知ったのはインスタグラムの動画からでした。
作業服に身を包んだ数名の男性(推定30代前後)が恥ずかしそうに踊っていて、動画の目的は何だろうと興味を持ったことがきっかけです。
別の日にはテーブルを使ってリンボーダンスをやっていたり、スケボーにチャレンジしていたり、その一見シュールとさえ思える動画が気になり、定期的に同社の投稿をチェックするようになったのです。
調べてみると私が住む松阪市の会社で、自社や自社商品を周知するため、また地元を盛り上げる目的でインスタを始めたということでした。

ベアリングとは

ベアリングが分からない方のために説明すると、ベアリングは回転するものの軸を支える部品のことで「軸受」とも呼ばれます。
回転する軸とそれを支える部分に生じる摩擦を減らし、スムーズに動かすのがベアリングの役目です。
株式会社サンヒルではスライドドアをスムーズに動かすためのベアリングが主力商品となっています。

電動昇降テーブル「Telstar(テルスター)」

前述の動画で見たリンボーダンスで使っていたテーブルは、株式会社サンヒルの自社製品の電動昇降テーブル「Telstar(テルスター)」でした。
現在では多くのメーカーから販売されていますが、発売当初はかなり話題になったそうです。
会社として収益を安定化させるため、ベアリングだけに頼らず自社製品を作り「常に前進」しようとする姿勢が良いですよね。

株式会社サンヒルの魅力とは

株式会社サンヒルには企業としてどのような魅力があるのでしょうか。
今回約2時間のインタビューを行い、転職を20回以上経験した筆者から見た魅力についてくわしく紹介します。

魅力その①社員の幸福度向上が経営理念

株式会社サンヒルの魅力は、経営理念の最初に「社員の幸福度向上」が掲げられていることです。
多くの会社は社会貢献やお客様ファーストを経営理念としており、それももちろん大切なのですが、会社をつくるのは社員ですから社員をまず幸福にしたい、という考え方は大変好感が持てます。

魅力その②代替わりによる良い影響がある

株式会社サンヒルでは数年前に社長が代替わりしました。
先代社長はどちらかといえばパワータイプで社員をぐいぐい引っ張っていくスタイルでしたが、2代目社長は見守りタイプです。
そのため自分の才能を発揮したい、何か大きなことをやってみたいと考える人にとっては可能性が広がる職場環境といえるでしょう。

魅力その③社員の裁量で決められることが多い

株式会社サンヒルでは社員の裁量で決められることが多いため、モチベーションを高く保つことができます。
この会社では「こんなことをやってみたい」という社員の声を意味なく潰す空気がありません。
現社員の方のお話によれば「基本的にやりたいと思ったことがやれる環境」ということでした。これはかなり恵まれた環境といえるでしょう。
常に会社は社員のことを、社員は会社のことを大切に思っていることが伝わります。

魅力その④教育制度の充実

株式会社サンヒルでは社員の教育に積極的に取り組んでおり、業務に関連するセミナーや通信教育を会社負担で受けることができます。
大企業ではよく聞く話ですが、中小企業でここまで社員にお金をかけているところはなかなかないのではないでしょうか。
また強制ではないので本当に向上心のある人しか学びませんから、会社の経費だけ使って知識が身に着かないということもありません。
就職後はキャリアアップのために学びたいと考える人にとっては非常に魅力的な環境といえるでしょう。
また入社した社員に対して、日替わりで担当者が代わる数カ月単位のきめ細かい研修が行われることも心強い魅力です。

魅力その⑤海外赴任ではなく海外出張

株式会社サンヒルでは業務内容的に海外の拠点での経験を必要とする人が定期的に海外出張に行く機会があります。
行ったことがない人が順番に行けるそうで、コロナ禍の間出張に行けずにいた方が近々出張するのを楽しみにしていました。
自分の働く会社を海外で見るのは良い刺激になりますし、グローバル展開する会社で働いているのだという実感を持つことができ、仕事へのモチベーションが高まることが期待できます。
この出張に関しては今後も積極的に行っていくそうです。グローバルな視野を持つ人材が増えることは会社としてもメリットが大きいですし、社員側にとっても良い刺激になり、仕事へのモチベーションも高まりますね。

魅力その⑥就業時間、年間休日など

株式会社サンヒルの終業時間は朝8時半から午後5時半です。
年間休日は123~124日(年により異なります)で、大企業の平均が116.8日、中小企業の平均が109日であることからかなり多めといえるでしょう。
筆者が一度だけ働いた製造業は、製造している人を監督する(だけ)の人がいてトイレにも行けなそうな殺伐とした職場環境でしたが、株式会社サンヒルでは全くそのようなことはないそうですから安心です。
ちなみに給与面については部署により異なるため、今後求人応募される際、直接株式会社サンヒルの方にお問合せ下さい。

魅力その⑦会社のルールさえ変えられる

株式会社サンヒルでは、会社のルールでさえ変えられることがあります。
働きにくいと感じるルールが変えられるってすごくないですか。
もちろん自己的な理由では駄目ですが、会社にとってより良い環境を整えるためのルール改正ができます。
これは社員ファーストの株式会社サンヒルならではの魅力といえるでしょう。

株式会社サンヒルで働くには

株式会社サンヒルで働くには、書類選考を通過した後に行われる2回の面接で採用を勝ち取らなければいけません。
中小企業で2回面接があるところは珍しいのではないでしょうか。
こちらの会社の場合、1回目の面接で総務部と部署メンバーと面談し、2回目が役員面接となります。
1回目に一緒に働くメンバーと面談できるのはかなり安心感が増すのではないでしょうか。
実際に働く部署メンバーの話を聞くことができるためか、株式会社サンヒルでは就職後の離職率もかなり低くなっています。

株式会社サンヒルに入社してほしい人

株式会社サンヒルに入社してほしい人について質問してみました。
回答を要約したものがこちらです。

  • 個性的な人

  • ムードメーカー的な人

  • 求人募集している部署の知識や経験がある人

インタビューから色んな人がいるから面白い、という考えが伝わりました。
要は「株式会社サンヒルで働きたい」という気持ちが大切なんでしょうね。

ここからは筆者が考えた「株式会社サンヒルがおすすめな人」です。

  • 何か大きな仕事に取り組んでみたい人

  • 海外出張に魅力を感じる人

  • グローバルな会社で働きたい人

  • 社員を大事にする会社で働きたい人

新卒者の採用はこれから

株式会社サンヒルでは現在新卒者の採用を行っておりませんが、今後は新卒者のリクルートにも注力していく予定だそうです。
また近々求人募集が行われる予定があるそうなので、この記事で興味を持たれた方はぜひチェックしてみましょう。
株式会社サンヒルでご自分の才能をいかんなく発揮してください!


動画撮影中の様子です

株式会社サンヒルの会社概要

社名 :株式会社サンヒル
設立 :1985年11月
資本金:4,750万円
代表 :松本 将
所在地:三重県松阪市岡山町1-3
TEL / FAX:0598-58-0131 / 0598-58-0130
E-mail:sales-info@sunhill.co.jp
Instagram:https://www.instagram.com/sunhill_inc/?hl=ja
X(旧Twitter):https://twitter.com/sunhill_inc

転職20回以上の筆者の意見

今回この記事を書くにあたって、株式会社サンヒルさんにお邪魔し、約1時間半ほどかけてインタビューさせて頂きました。
私は社員の方が幸せそうな会社は良い会社だ、と思っていて、その点でいえば株式会社サンヒルさんは間違いなく良い会社なのだと感じました。
インタビューの間、「会社をもっと良くしたいという気持ち」や「仕事に対するやりがい」が随所に感じられましたし、ずっと笑顔が絶えないんです。
動画で恥ずかしそうに踊っていた方たちとはとても思えませんでした。
それは会社の目標を毎年社員が考えている、という点にも表れています。
会社が「今年はこんな風にやっていきたい」と方向性を決め、それに合わせた目標を社員一人ひとりが考え、一番良いものを採用する形だそうです。
社員一人ひとりが会社の方向性を理解し、そのための目標を考える、って良いですよね。
会社は社員が集まってできるもの、ということを改めて感じました。
今後の株式会社サンヒルさんにどんな人材が集まるのか、要注目です!

まとめ|株式会社サンヒル

今回は株式会社サンヒルの魅力について紹介しました。
社長が代替わりすると会社の業績が悪化するところも少なくありませんが、株式会社サンヒルの場合、業績は右肩上がりなので安心です。
製造業は私たちの暮らしを縁の下の力持ち的な業種ですが、常に進化しようとする姿勢に今後の可能性を感じました。
この記事を読んで株式会社サンヒルに興味を持ち、たくさんの優秀な人材が松阪市に来てくれたら本当にうれしいです。
魅力ある人が集う魅力的な会社、ひいては魅力的な街づくりが実現するのもそう遠い話ではないような気がします。

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