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迷う必要ないことに迷うのは、前進している証拠

転職してから3ヶ月が経ち、以前とはがらりと変わった状況で毎日過ごしています。

土木建築の設計・施工管理をやっていたときから打って変わって、メディアの編集、執筆、プロジェクトマネジメントなど、全く別の人が仕事をしているようです。

3ヶ月経ったことで、今いる環境を少しだけですが客観視できるようになりました。
今まで突っ走ることしかできなかったことも、一度冷静になって考えることができるようになりました。

すると、僕の頭に浮かんだのは手応え、喜び、焦り等様々ですが、一番大きいのは実は「迷い」です。

例えば、
「なんでSEOがどうのこうのって考えなきゃいけないんだろう?」
「なんでPLがどうのこうのって考えなきゃいけないんだろう?」
など、今まで知りもしなかったことに対して、なぜ考えているのかと思ってしまうことがたまにあるのです。

こういう迷いの根底にあるのは、
「こんなこと考えなくても死にはしないのに、なぜやる必要があるのか?」
という気持ち。
なぜなら、前職では技術を追求することが一番の価値だったので、そんなこと気にしたこともなかったのです。

また、大企業からベンチャーへ転職したためカルチャーギャップも大きく、会社の命運を考えなきゃいけないのも初めての悩みかもしれません。

新たな悩みが次々出てきて、頭がバンパンになったときもあったこの3ヶ月でした。

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でも、良く考えてみると、環境を変えなければ全て出会えなかった悩みでした。

前まで知りもしなかったことに対して、自分ごととして考えられているのです。

新たな悩みに対してしっかり自分で考え、自分なりの解決策を見出せているので、きっとプラスにとらえるべきなのでしょう。

今までの自分では出会えなかったことに悩んでいる。それは、自分が前に進んでいる証拠なのかもしれません。

前に進んでいるからこそぶつかった壁であり、その壁があるからこその悩みなのです。

悩めること自体が自分の存在証明。どんなことに悩んでも、また新たな悩みに出会い続けたいですね。それでこそ人生が輝くような気がします。

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