自分自身をコモディティ化させるな
昨日、友達と一緒に東京芸大の卒展を見に行ってきました。
アート好きな僕なので、時間が全く足りないほど楽しい時間でした。
普段はビジネスのことを考えることがほとんどなのもあって、アート作品やそこに至ったプロセスや視点には毎度驚かされて、いい意味で自分の常識を疑うきっかけになっています。
あと、芸大だけあって学術的な視点が含まれているので、解説文などがそもそもめっちゃ面白かった。
全部が全部個性的で、「こう思ったからこう作ったんです」と清々しい理由で作られた作品ばかり。
アウトプットが個性的だから見る人を驚かせるし、そもそも作る自分が楽しいんだろうなと思います。
差別化ではなく個別化、と誰かが言っていたのですが、まさにそうだなと思いました。
最近の僕はマーケティングに関わることが多くて、サービスや商品が当たる市場を予測して、そこに地道に当てていく作業をしているのですが、市場や顧客を意識しすぎると、アウトプットがコモディティ化してしまいます。
少なくとも今の自分に対してそう感じています。
「〇〇におすすめなアイテム◯点」みたいな記事って、確かに流入は確保しやすいのですが、そこに僕のクリエイティビティはあるのか?と聞かれたら正直ない。
これを繰り返していくうちに、僕の考え方自体がコモディティ化してしまいそうな気がして、ちゃんと自分のクリエイティビティを育てる時間を作らないとな、と痛感しました。
時間や機会があればちゃんと発揮できるのは、昨日の僕が証明済み。
自分自身をコモディティさせるな。
新しい教訓が僕の中に生まれました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?