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何かを決めるときは、先に「制約条件」を整理すべし

急に「オンラインミーティングとポッドキャストの収録のクオリティを上げたい」と思い、一昨日〜昨日までAmazonでヘッドホンやマイクをずーっと見ていました。

実際にワイヤレスのピンマイクを買ってみて、昨日届いたので早速テストしていたのですが、なぜかうんともすんとも言ってくれなかったので、見切りをつけて返品することにしました。

安物買いの銭失いとはこういうことだ。

で、「自分は何をどんな場面でどんな風に使いたいんだろうか?」とイメージして、その中で最高品質を出せる方法を探ってみることに。

僕は基本的に「ジッとする」が辞書にない人で、座ってミーティングをしていてもずっとクネクネしています。

その方が落ち着くんですよね。

なんならウロウロしながら話したいとすら思うので、その時点で「ワイヤレス(もしくはPCとは別の機器につなぐ有線)」に絞られるわけです。

一方、ワイヤレスのイヤホンやヘッドホンに搭載されているマイクは、通話なら問題ない音質ですが、ポッドキャストで配信するには全然物足りません。

でもPCとはコードを一切繋ぎたくないなあ、と考えていたところ、家に有線のピンマイクがあることを思い出し、「これを使ってないスマホに繋いで、ポケットに入れて録音したらウロウロ成立じゃん」と気付き、一旦の方針が固まったのでした。

「そもそもヘッドホンで音楽を聴くのが好き」なので、ヘッドホンを買うのはマストとして、「ワイヤレスヘッドホン+有線ピンマイクでポッドキャスト収録をする」ことにしました。

ここで、スタンドマイクと比べて音質が多少落ちるのは妥協しているので、音質に妥協できなくなったらウロウロを我慢してスタンドマイクを使います。


長々と、誰も興味がないであろう「僕がどんなイヤホン(マイク)を買うか?」について書いてみましたが、ここで僕以外の誰かに共有するとしたら何かを決めるときは、先に「制約条件」を整理すべしということです。

物を買うにしても仕事を買うにしても、選択肢も利用方法も無数にあるわけで、だからこそ「自分ではコントロールできない、どう頑張ってもひっくり返せない制約条件を先に整理して、その制約条件の範疇で物事を考えた方が、結果早く結論まで辿り着ける」ものと考えています。

最近読んだ本でも「制約は芸術の母」みたいなことを書いていましたし。

極論を言うと、「何をやりたいか」を考える前に「何ができないのか」を考えることが重要なのかもしれませんね。

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