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北星学園女子高校で職業人トークセッションを開催しました!


1.概要・登壇者紹介

4月11日、北星学園女子高校「総合的な探究の時間」に職業人トークセッションを開催しました。今回のトークセッションには、⼀般社団法⼈相互⽀援団体かえりん代表理事 星野恵さん、フリーアナウンサーで株式会社コエルワの広報を務めている 太細真弥さんのお二人に登壇していただき、「キャリア」や「将来の夢」についての考えをお話していただきました。
株式会社すみかのインターン生である名達諒から当日の様子をお知らせします。

株式会社すみか
「安心して挑戦できる環境をつくる」をミッションに掲げ、企業と学校を繋ぎ、大人と子どもの対話の場を作る事業としています。各学校のキャリア教育や探究学習を推進するための伴走支援事業や高校生が企業の課題を解決する「課題探究プログラム-inori-」を企画運営。大人も子どもも「思ったよりできるじゃん、自分」と自分の可能性を信じ、「だったら、やってみよう」とアクションを生む世界を作ります。

すみかのHPはこちら

2.登壇者プロフィール

▽お二人のプロフィールはこちら


3.太細さん〜パラレルキャリア・パラレルワーカーとは?〜

 フリーアナウンサー・農家・株式会社コエルワの広報と、パラレルワーカーとして働く太細さん。大学生のときに「ジェンダー」や、「女性とキャリア」について考える機会があり、そのとき初めて働く自分を考えるようになり、

「社会に影響を与える一人になりたい!結婚や出産も経験したい!」

という想いを抱くように。フリーランスとして働くロールモデルと出会い、パラレルワーカーという生き方を知ることができたからこそ、太細さんはパラレルワーカーという生き方を選ぶことができたそうです。
 太細さんの「女性とキャリア」の両軸を大切にしたキャリア選択や、パラレルワーカーという働き方についてのお話は、これから進路やキャリアを選択していく女子高生にとって選択肢が広がる貴重なお話だったと思います。

人生の転機「キャリアの選択肢」が広がったきっかけを話す太細さん

4.星野さん〜やりたいことがないと焦る高校生へ〜

 現在は会員数約1,500名の子育て相互支援団体かえりんを運営している星野さん。そんな星野さんにも「やりたいこと」をなかなか見つけられなかった過去が。ご自身の辛かった過去も包み隠さずお話してくれました。

高校生のときから「やりたいこと」があるひとの方が珍しいんだよ。
そう簡単にやりたいことは見つからないよ!

と、「やりたいこと」が見つけられない高校生に焦らなくて良いというメッセージを伝えてくれました。
その上で、やりたいことを見つけるためにもまずは行動すること。失敗を恐れずになんでも挑戦してみる、苦手なことにも挑戦する姿勢が大切だと教えてくれました。
 実は人前に出てお話をすることが得意ではないと話す星野さん。後半のトークセッションでは、星野さん流の苦手なことにも挑戦する方法をレクチャーしていただきました。
5.生徒×登壇者 トークセッション に続く…)

自身の経験をもとに「焦らなくて良いんだよ!」と温かいメッセージを贈る星野さん

5.生徒×登壇者 トークセッション

今回のトークセッションでは事前に司会を生徒のみなさんから募集しており、一條莉子いちじょう りこさんと林優杏はやし ゆあんさんの2人が立候補をしてくれました。

太細さん、星野さんのお話を踏まえて高校生から質問&相談タイム。
「学歴とやりたいことどっちを優先すべき?そのバランスは?」
「色々なことに挑戦できる原動力は?」

などの質問に1つ1つ丁寧に太細さん、星野さんのそれぞれの視点で答えていただきました。

高校生からの質問・相談に答える星野さんと太細さん

 私が印象に残っているのは、「苦手だとわかっていることに挑戦するための一歩目をどう踏み出したらよいのか」という質問に対する星野さんの答えです。

「どう頑張っても苦手なことに挑戦するときはまず笑ってみるようにしています。実は脳と身体の関係は身体→脳であり、脳→身体ではないので表情を変えることで心や行動がついてくるんですよね。とりあえずジャンプしてみるのもおすすめです。何に悩んでたのか忘れちゃいますよ。笑」

という心理学や脳科学が好きだという星野さん流の答えが。私もネガティブになっているときはどうしても暗い表情になりがちで、そのうちやる気を失ってしまうという経験があるので、このお話を聞いて表情から変える意識を持とうと思いました。


6.自分の殻を破った高校生

 司会に立候補をしてくれた一條莉子さんと林優杏さんの2人の高校生。100人以上の参加者の前で司会を務めることに大きなプレッシャーを感じていたようで…。終了後には

「もっと上手くできた……」

と悔し涙を浮かべていました。おそらく、普段から前に立って司会をする経験を積んできた生徒ではなかったのでしょう。司会に立候補し、最後までやり遂げた、自分の殻を破った瞬間を見ることができました。星野さんのお話にあった「苦手なことでもまず挑戦してみる」を体現した瞬間でした。生徒の代表としてみんなの前で話す姿はとても素敵でした。
かっこいい姿を見せてくれてありがとう!

司会を終え想いを打ち明ける2人と代表月館

改めまして、登壇していただいた太細真弥さん、星野恵さん、司会を務めてくれた一條莉子さん、林優杏さんありがとうございました!


北星学園女子高校では、5月16日・5月23日の2週にわたって「進路相談フェス-canau-」を実施します!

「進路相談フェス-canau-」
プログラムを通して、自分の『ありたい姿』を言語化することで将来への不安の緩和やキャリア形成の基盤構築を目的としている。
そのため、講演会のように一方的に話を聞くのではなく、生徒自ら相談相手を選び、働く大人に対して少人数で進路相談をするプログラム。

進路相談フェスの様子は後日、noteでシェアさせていただきます。
続報をお待ち下さい!!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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