「ショートケーキを2つ、あとモランボンを1つ下さい」 ……それ、焼き肉のタレだよね。ここはケーキ屋だよね。 私は高校生の頃、地元の駅ビルの中に入っているケーキ屋さんでアルバイトをしていた。駅ビルの中と言っても、改札口から外に出るまでの階段の踊り場にあった。 その為、駅に電車が停車する度に、降り立った人の波が店の前を通過する。 当時、テレビでは「モランボン焼き肉のたれ」というコマーシャルがよく流れていた。出演者は言わずと知れた、あの田代まさしだ。 テレビというのは本当に
今しがた、ビーチサンダルの鼻緒が盛大に弾けて、濡れたアスファルトを裸足でトコトコ歩いて来たのだが、こういう時って大体この季節。 あっ！ って思う時ってこの季節。 故人の先輩方が何か重要ポイントを伝えたいのだろうな。 そういえば、先日行ったたこ焼き屋さん。 一生懸命たこ焼きを焼いていたお店のお姉さんが、三年前と変わってなかった。 こういうちょっとしたことが嬉しいんだよな。 そう、ちょっとしたこと。 それで良し。
先日のこと、突然頭の中でフラッシュのようにいくつもの場面が浮かび、そのイメージの中でハッキリとした口調で、私が相手に放った言葉があった。湧き出るようなイメージ、私の言葉を聞く相手の目、私の放つ言葉。 翌日仕事へ行ったら、その相手に言われた。 私の頭の中で、私が放った言葉。 それをそのまま言われたので、私は驚くどころか、自分のことは、全て自分で決められるのだ、自分で作っているのだ、と改めて確信した。 あまりポジティブな言葉では無かったのだが、今の私にとってはお灸となり、
あなたの魂が そこにいると信じてる。 肉体を脱ぎ捨てても尚 そこに在るのはあなたそのもの。 いつしかの想い 封印していた想いが 突然に命を吹き返した。 あなたがそこにいるのに 見て見ぬふりを続けた数十年。 やっと手放せたかなしみと 吹き返した想い。 まるであの日のように 若さ故のエネルギーまでも取り戻したような 不思議な時空にいる私は あなたのおかげで生きている。 ようやく私の心の一部に溶け込んでくれて 本当にありがとう。 受け入れることができた
最近の私は非常に元気である。 まさにタイトル通り 「泳いで もがいて 呼吸して」 という表現になる。 今、私は 人生をスイスイ泳ぎ始めた。 時々、脚がつる。 つった脚をいたわる。 また、泳ぐ。 時々、息が切れそうになる。 途切れそうになったら、息を整える。 整ったら、また泳ぐ。 泳ぎ方は、上手くないが 自分らしさと、素敵な人の真似をして そのうちきっと、もっと泳げるようになる。
子供の頃、小学何年生だったか定かではない。物が多い散らかった六畳間でゴロゴロとしながらテレビを観ていた。 ガンジス川の夕日、いや朝陽かもしれない。埃っぽい川沿いの街並み、大勢の人々がテレビに映った。私は一目で心を奪われた。ゴロゴロと寝そべっていた私は、上半身を起こしてテレビにかじりついた。 私はその時、近くに居た母親に 「私は結婚したくない。ずっと寝ていたい。どこかの国のお姫様みたいに、横たわってのんびりしていたい」 と云うようなことを言った。 「馬鹿なこと言わない
昨日の夕方のこと おとといから眠くて眠くて、プツンと電池が切れた様に動けなくなった。 洗濯物と洗い物の山…… 家事はいくらでも手抜きが出来るが、結局、山のような物達を見て、余計にうんざりする。 ぼんやりしていたら、突然脳天に何かが突き刺さった様に思い出した！ 今日は斉藤和義のライブだ！！！ 私はチケットを持っていないが、せっかく近場でのライブだから、音漏れを聴きに行こうと、以前からそう思っていたのに すっかり忘れていたのだ。 でも、夫はまだまだ帰宅しない……
５ヶ月ほど前から、パートタイムで働き始めた私。 以前の職場がDV気質で、それが引き金となり１年間引き篭もっていたから、疑心暗鬼になりながら社会復帰した。 引き篭もっていた１年間のうち、およそ８ヶ月間はほぼ寝たきり。外出も困難になっていた。 でもある日突然、そんな生活にも飽き始めて、せっせと家中の掃除をやった。 こまめにお菓子作りをして、娘やその友達に喜んでもらえた。 少しずつ気持ちが上がり、外に出ようと思い、面接を受けた。 １つ目は落ちてしまい、面接で落ちることの無
2021年、華々しい幕開け…… と云うのは願望で、あまり華々しく無く、年の瀬のとんでもハップン（古すぎる）な事態に振り回されながらの幕開けだった。 詳細は割愛（ご理解下さいませ）私としてはその出来事にて自分の力を再確認し、その力を本当に大切に、日常的に使いこなせる様になっていこうと思った。 ひと皮剥きたい…… ズルムケは痛そうだけど、自分の古びた重たい鎧をひとつ捨てて、新しい自分になりたい！ ひと皮剥きたい！！！ お母さんだから 女だから 妻だから 妹だから 姉だ
我が家のお蚕様 一番手が、とうとう蛾になりました。 あまりにも静かにしていたので 私も娘も気づかずに 寝る前にふと虫かごを見たら 蛾になってました。 角度的によく見えず 可愛いお顔の表情も ハッキリとは分かりませんが 娘の 敢えて 「蛾」として羽ばたかせたい という希望が、ひとまず叶いました。 お蚕様の気持ちとしては どうかは分かりません。 そこは育てる者としても （私としては） 迷いましたが そもそも娘の命の学び 娘が決断した事です。 ま
一昨日から繭を作り始めた3匹目 縦に置いたはずの トイレットペーパーの芯が いつの間にか横になり その中で繭を作っている。 なかなかフィットして リラックスしているようだ…… 先に繭となった2匹は 仲良く縦並び もうしっかり繭となり 中身は見えない。 スケスケシースルーとは程遠く でもその繭の装いに 夏を感じた。 今日から娘は夏休み 今年はあまりお出掛けしないけど 楽しく過ごそう
今朝のこと、 虫かごにかけてある 娘の自慢のハンカチを そっと捲ってみた。 2匹目が繭を作っていた。 よく見ると まだ繭が薄くて 中で動いている様子があった。 しばし眺める私。 そういえば昨夜 娘が 「そろそろ繭を作り出すかもねー」 なんてぼんやりと言っていたのを 思い出した。 残りの1匹は まだ餌の上に居たが しばし観察していると ウロウロウロウロ…… 何かを探しているよう… そういえば繭を作り出す前は ウロウロと動き回ると聞いた。 この
皆様、おはようございます。 こちらは数日ぶりの晴れです。 今朝は頭痛や息苦しさから解放されて 娘も私もごきげんです。 さて いつも御三家の今朝の様子です 相変わらず仲良しです。 恐らく いつも寄り添ってる2匹は 同じ個体なんだろうな…と。 （もはや誰が誰だか分からず） そしてもう1匹 繭になる準備をしています！ 蓋と本体の狭間で糸を張っているので 虫かご掃除に苦戦しました。 あとの2匹も糸を張ったら 蓋を開けられるのでしょうか… 別の角度からも
娘がお世話をしているお蚕様。 随分と大きくなりまして… 一晩で驚くほど大きくなり 今ではこんなに （※苦手な方は引き返して下さいね） ……… とにかくよく食べるのだ。 モリモリもりもり…… 食べてるかと思うと グースカ寝てたり… ゾワゾワしながらも 娘よりもこまめにチェックしている私 この後、どうなるんだろう。 私も小3の頃、蚕の観察の授業があったが 繭の状態しか記憶に無く 前後がどうだったのか…。 予想以上に大きくなってきたので 娘が無言に
苦手な方は閲覧注意です 土曜日の朝のこと 体調不良の娘に代わって お蚕様の様子を見てみたら 脱皮をしていた。 私は思わず ゾワゾワゾワゾワ…… 脱皮！！！ それに 御三家はモリモリ育っている 毎日驚くほど大きくなり それはとても喜ばしい成長なのだが そのビジュアルに 私はゾワゾワしている……。 お蚕様の餌は 学校でもらえるので 昨日の朝お蚕様と共に 早めに登校した娘。 下校も仲良くお蚕様と。 道のど真ん中で 虫かごの蓋が取れてしまい お蚕様が
