すみモン | スタートアップで働く茶人 | Teaist

スタートアップで働く元バックパッカー。茶人。 日本文化が好きで神社仏閣、茶道茶花、旅行…

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スタートアップで働く元バックパッカー。茶人。 日本文化が好きで神社仏閣、茶道茶花、旅行、陶芸で成り立ってます。 備忘録を兼ねて年間100冊を目標に書評をアップしていきます。

最近の記事

【書評】ZERO to ONE / ピーター・ティール

評価点:4点 / 5点中 おすすめな人: 起業家・経営者はもちろん、新規事業に取り組む人にも刺激とエッセンスが学べる本。特にどんなビジネスも答えるべき7つの質問はテスラを参考にしながら自分の事業の解像度を上げることができる 要約 独占が成功の条件としつつ独占企業の4つの特徴と築き方を示しながら、最終的に7つの質問に答えられるビジネスをつくるべきと結びつけるとともに、スタートアップの人に焦点をあてて創業者のパラドックスとチームづくり(20人目の入社動機:ビジョンへの共感

    • 【書評】イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」/安宅和人

      評価点:3点 / 5点中 おすすめな人: やりながら考える、やってみないとわからない、と考えてる人に、一歩立ち止まって体系的に考えるきっかけになると思います。やってみないとわからないも一次情報を探るための真理なのであらぬ方向に手をつけない道しるべになります。 要約 「限られた時間で価値あるアウトプットを出す」ためにイシューの重要さと解決策の質の二軸から考え、双方重要なイシューを解決することで他者と比べて圧倒的な成果の差をつけることができる。 よいイシューの見つけ方、分

      • 【書評】武器としての交渉思考/瀧本哲史

        評価点:4.5点 / 5点中 おすすめな人:社会人全般 要約 交渉時に、①パトナをもつこと、②アンカリングと譲歩を使いこなすこと、③相手のニーズを分析し双方にメリットのある案に落とし込むこと、を交渉思考として挙げる。 パトナ(代替案)は著者が主張するコモディティにならないためのまず一歩であり、パトナを持ちながら具体的な交渉術としてアンカリングと譲歩が重要と説く。 交渉とはコミュニケーションであり、最終的にはどちらか一方のBigWinでなく持続可能な関係を築くためのWin

        • 【書評】ヤバい集中力(著:鈴木祐)

          最近集中力が昔ほどもたないと考え手に取った本。集中力の正体やTipsがわかり改善につながった良本。 評価点 4点 / 5点中 おすすめな人 やると決めたことを実行できない人、途中で妥協してしまう人 要約 集中力の仕組みを獣と調教師にわけ、獣=パワーを持つ本能、調教師=本能をコントロールする理性、に見立てて、集中力や行動の習慣化の考え方・やり方を具体的な例を挙げて解説する。 その肝はいかに獣の特性にしたがって無理がなくなすべきことに向けるかであり、研究の結果などを事

        【書評】ZERO to ONE / ピーター・ティール

          【書評】2020年6月20日にまたここで会おう(著:瀧本哲史)

          コンサルタントとして活躍されていた瀧本哲史さんのエントリーとして最適な1冊。読了2時間。 評価点:4.5点 / 5点中おすすめな人:大学生、社会人全般これからの時代における人生の歩み方・心構えが学べる良書。 若ければ若いほど時間を有効的に活用できるためおすすめです。瀧本さんの本は本誌で全体像を理解し、詳細の交渉術や戦略について別冊でまとめられているのでエントリー本としてもおすすめです。 要約社会を変えるため若年層に向けて参加資格を29歳以下に限定し東京大学で開かれた講演を

          【書評】2020年6月20日にまたここで会おう(著:瀧本哲史)

          【茶ログ】カウンターで味わう和菓子

          日本橋三越で開催中の「第76回 全国銘菓展」に立ち寄った後、ふと思い立って鶴屋吉信にも立ち寄ってきました。 鶴屋吉信とは1803年創業の京都の老舗和菓子屋さんです。どこのデパートでも大体お目にかかれるくらい有名です。 カウンターで味わえる和菓子とは京都の本店と日本橋のお店で、お寿司屋さん気分で目の前の職人さんにカウンター越しにつくってもらうことができ、出来立ての和菓子を味わうことができます。もちろん抹茶付きです。 和菓子を実演してもらい実食和菓子を買ったことはあってもつ

          【茶ログ】カウンターで味わう和菓子

          【書評】35歳の教科書(著:藤原和博)

          リクルート出身で中学校の校長先生を勤められている藤原和博さんの本です。読了時間2時間。 評価点:4点 / 5点中おすすめな人:社会人全般何となく過ごしてきた20代30代の人なら早いタイミングで読むべき。逆にすでに自分で決めてきた人生を歩まれてきた方は当たり前な内容です。 要約画一的な人生が用意された時代は終わり、モノに満ち溢れた時代で一人ひとりの幸せを追求する時代へ。 主人公は自分。自分は何で幸福になるかを考え行動にうつすことが重要。 一つの企業に勤めあげ出世すればよ

          【書評】35歳の教科書(著:藤原和博)