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スマホは"ヒマ”だから触りたくなる!小学生男子をヒマにさせない、オススメの方法ベスト7✨

みんな大好き、液晶画面

スマホを見てばかり、困っていませんか?

「うちの子、ゲームばっかりしてて困る~。」

って、2人以上のお母さんが集えば、必ずといっても過言ではないくらいよく出てくるこのフレーズ。

うちの末っ子長男カルリーニョスも、大好きです。液晶画面。
iPadからのswitch→からのテレビ→からの親のiPhoneにも手を出して→からの学校で配布されているタブレット→からの再びiPad。
無制限完全放置であれば、寝食忘れてこのループのなかにいるんじゃないか?と思えるくらい、隙間時間ができるとすぐに触りたがります。

多いです、通院が必要なほど深刻なネット依存症

メンタルクリニックへの受診が必要なほどの重度ネット依存症の中高生は、クラスにひとりずつ以上程度の割合で存在するそうです。
私の感覚では思った以上に多いな(;゚ロ゚)という感想です。
これは対岸の火事ではない!!

その病態や原因・治療方法等については今回、別の方にお任せするとして、

やっぱり、我が子がネット・ゲーム依存に陥ることは避けたいところ。
#きっと多くの親が思ってるはず

我が家のルール《小学生ver.》こんな感じです⇩
※カルリーニョスは自前のスマホを持っていません。キッズフォンのみ。

iPadでゲームや調べ物をしてもいいのは一日1時間まで。
触ってもよい時間は21:00まで。
デバイスのパスワードは親のみぞ知る。

シンプル?シンプル。

そこに山(スマホ)があるから

『そこに山があるから』は、言わずと知れたイギリスの伝説的登山家 ジョージ・マロリーの名言ですが、そこにスマホがあるから、switchがあるから、iPadがあるから『思わず触っちゃう』という心理は、オトナも同じですよね。

でも、スマホなしの生活は無いから

私は、子どもたちからスマホやiPadなどのデバイスを取り上げたいわけではないです。この時代にそれはむしろ不利益だし、持たせないわけいはいきません。ガラパゴス状態でこの時代を生きていくなんて酷ですから、相棒として仲良く上手に付き合っていって欲しいと思っています。

今回のお話は小学生の息子についてのお話ですが、中学生と高校生の娘たちについては、もうスマホを持たせて以降は小言を言わないようにしています。基本、本人たちにお任せです。

また別のnoteで書きたいと思いますが、上の娘たちふたりは中学3年生までキッズフォンでした。
高校1年生でiPhoneデビューするまでの間に、デバイスとの向き合い方をたくさん語り合って、練習して、それからのデビューです。

デビュー後は、彼女たちのスマホリテラシーを信用するというスタンスで原則わたしは見守るのみ。娘たちは自走していて、今のところ順調です。

スマホは活用せよ、スマホに搾取されるな

先程もいいましたが、この世の中で『スマホアンチ』なんてことは現実的ではありません。
上手に付き合っていくほかないのです。

大事なことは、スマホに大事な時間を搾取されないこと。

オトナでもそうですが、ヒマだとついつい触ってしまうのがスマホ。
カルリーニョスも同じです。
目の前にパソコンやiPadがあるから触りたいというよりも、ヒマだから触っちゃう。

と、いうことは。
他におもしろいことがあればiPadやテレビなどの液晶画面から離れていられるのでは?
と、いうことで、

小学5男子をヒマにさせない、7つの方法

いってみましょう!

1⃣ミニ四駆

まずご紹介したいのは、ミニ四駆などの組み立て玩具です。
ミニ四駆(ミニよんく)は、タミヤが発売している小型のモーター付き自動車模型のことです。単3電池2本で動きます。
歴史を少し調べてみると、初代ミニ四駆が登場したのは1982年。第一弾マシンはフォード・レインジャー4×4という実車をモデルにしたミニ四駆で、当時の定価は500円だったそうです。
1985年生まれの私の弟が、小学生の頃に夢中になって作っていたことをよく覚えていますが、それは1988年の第1次ブームから1994年の第2次ブームの間くらいにあたるようです。

我が家で最初にカルリーニョスをミニ四駆に出会わせたのは、私の父、カルリーニョスのおじいちゃんでした。ダイソーで試しに300円で買ってきてくれたミニ四駆風おもちゃに、カルリーニョスはたちまち夢中になりました。

100均のミニ四駆っぽい組み立て自動車もなかなか楽しめる!

モーターの調節をしたり、グリスを塗ったり、毎日夢中になってメンテナンスをしているので、休日におもちゃ屋さんで本物のミニ四駆を買いに行くことにしました。

初めてのミニ四駆コーナーに興奮せずにはいられない
10歳がひとりで作るのにちょうどいい

パーツを組み合わせてカスタマイズが無限にできる終わりなきミニ四駆製作。オススメです。

ちなみに、10歳未満の子であれはこちらがオススメです。工具を使っての作業、男の子は好きですよね。完成品は何パターンもあるので、作ってはまた解体しの繰り返しをしながら、うちのカルリーニョスが小学校1年生から3年生頃までたくさん遊びました。


説明書に沿って黙々と組み立てます

2⃣スポーツをやる

次のオススメはスポーツです。
カルリーニョスはサッカーのクラブチームに入っていて、平日の月~金、毎晩18:30~20:00(出発は18:00頃・帰宅は20:20頃)、土日も練習、または試合、その間は当然のことながら各種デバイスとは無縁です。

有り余るエネルギーを発散しながら、チームメイトとの関わりを通して人間関係やコミュニケーションのあれこれを学んだり、また、コーチという親でもない先生でもない斜めの関係性をつくるという意味でも収穫がたくさんあります。

クラブチームは月謝こそやや高めですが、親の役割的負担は少ないため、共働きの家庭でも継続しやすいですね。

おもいっきり体を動かして心も体もスッキリ

3⃣推し活

スポーツチーム、スポーツ選手、アーティスト、アニメキャラ、なんでもいいので生活の中に『推し』をもつことはとってもオススメです。

夢中になれる存在と没頭する時間は、日常のあれこれを忘れて再び元気をくれます。また、落ち込んだときやイライラしたときにココロを浮上させるきっかけとなり、自分をご機嫌にさせる作用があります。

我が家は、地元Jリーグチームを親子で応援し、シーズン中のホーム戦は全試合ゴール裏で観戦します。
一緒に飛び跳ねて、日常では決して出すことのないような大きな声を出し、感情を爆発させる90分間。とことん親子で楽しみます。

他のサポーターのみなさんとの交流も生まれるし、なにより全力で楽しむオトナを間近にみることは、子どもにとってもとてもいい刺激になります。

選手やチームのことについて親子で共通の話題が増え、日常の雑談もネタが増えました。

子どもが夢中なことに親が乗っかることで関係性も深まりますし、私が知らないことを質問することでカルリーニョスの探究心や自信も育っていきます。何より、この貴重で短い子育ての時間を、親子一緒に過ごすことができることが幸せです。

2024.元日は、初めての国立競技場へ。日本代表戦を観戦しました。
私にとっても息子との大事な思い出の時間になりました。

2024シーズンもガチ応援 楽しみ!
2024.1.1 国立競技場 日本代表VSタイ
初めての日本代表戦観戦
トップ仕様を体感する良い機会
親子で一緒に楽しめるのはいまだけ

4⃣工作

工作は、空間認識や創造性を育てるためにもいいですね。
幼児期から小学生の、特に前半くらいの間に、思考をフル回転させて没頭する時間をつくることは、後の集中力を育むことにもつながります。

大小様々な空き箱をとっておき、ペンや折り紙などの文房具を目につくところに用意し、「ご自由にどうぞ」としておきます。
最初はひとりでどうして良いかわからないこともあるようなので、箱を切って建物に見立てたり、少しサポートが必要でしたが、少しヒントを渡すと、あとは自分の世界を創り出しています。

畳の一室はカルリーニョスの作業場に
お店屋さんごっこは大好き
畳の部屋一室を使って街をつくったり
看板のコメントが楽しい
創った街でトミカを走らせたり

5⃣料理

私は家事育をオススメしていますが、料理は確実に成果物が目の前に出来上がるので、子どもの達成感や喜びが明確に得られるよい体験です。
料理を伴走するのは親の根気と手間がかかるのですが、将来、自分のごはんくらい自分で用意できるオトナになってもらったほうが、断然親としても安心です。

最初は目玉焼きからでO.K。
出来上がったものを「美味しい!」と食べる家族の笑顔が見られたら、必ずまた作ってくれます。

はじめてのハンバーグ
揚げ物もしっかり見守っていれば大丈夫
自分の力で出来上がると嬉しい

6⃣実験(もどきでもぜんぜん可)

思いついたように実験をしたがることが多いカルリーニョス。目的や根拠、結果などの難しいことは一切抜きで、とにかくやってみたいと思ったことをやってみるだけでO.Kです。とにかく「楽しい!」が大切。このときは小学2年生だったと思いますが、花粉症用のめがねを出してきて研究者風です。いろいろな粉や調味料を混ぜて自分なりの仮説に向かって楽しそうでした。

結果よりも過程が大事な『研究』


7⃣本

「本を読ませるなんて耳にタコ。」そんなふうにいわないで、ちょっとした工夫で子どもの反応は変わりますよ。

読書活についての私なりの工夫はこちら。

①「これ読みたい」と子どもがいったら即本屋!

読みたい本を「読みたい!」と思う気持ちには旬があるので、そこを逃すと二度と読みたいとは言いません。「これが読みたい」といったら、数時間以内に本屋さんか図書館に行くようにしています。それが無理なら、即ネットでポチり。「明日には届くよ~」といえば、モチベーション維持しながら宅急便を楽しみに待っていられます。

Jリーグ選手名鑑をみながら今シーズンを分析中

②親が読ませたい本ではなく、本人が読みたい本を。

これを読んで欲しいな~と親がオススメする本はだいたい子どもの心を掴みません。それはやはり、読みたいという気持ちには旬があるからです。
基本的には、子どもが読みたいという本を用意するようにしています。肝心なのは、本に触れた生活をすることであって、知識や教養を本によって身につけさせようとするのは二の次です。
日常的に本に触れる機会が多い生活を送っていれば、本がある生活が当たり前になり、結果、本好き読書好きになるでしょうから、この時期はその種まきですね。

子どもが「読みたい」といわない場合はどうしたらいいか。
その場合は、子どもとの雑談の中で興味を拾ってこちらから提案します。
例えば、「お小遣いもっと欲しいな~」という発言から「子どももお金を稼ぐ方法ってあるのかな~?」と返答し、『小学生、メルカリで、「お金」と「稼ぐ」を学ぶ』という本を置いておくと、「これやってみたい!」といいながら一生懸命読んでいます。

子どもが発信する興味のシグナルにあった本をそっと提案しマッチングがうまくいくと読書につながります。

それとは別に、伝記や歴史ものなど、親が読ませたいな~と思う本もありますよね。そういう本は、本棚にしっかり入れておきます。何も言わずにそっと。そのうち、その本が目に留まるときがきたら自分から手に取ってくれるだろうと、気長に置いておきます。

スペース的にも買うのはちょっと、という場合は、『毎週土曜日は図書館へ行く日』というようにルーティーン化して、いろいろな本が目に入る機会を
設けるのもひとつです。
サッカーを始めてからなかなか時間が取れなくなりましたが、我が家も以前は、毎週土曜日を図書館の日にしていました。

こちらは小学8年生 付録や懸賞はやっぱり大好き

③本はテーブルの上など目につくところに数冊出しておく。

本棚にすべて本を入れてしまっても、小学生が自ら本棚の前に立って日常的に「今日は何読もうかな~」と考えることが習慣化するまでには、まだまだ時間が必要です。
なので私は、本をすべて本棚にしまい込んでしまわずテーブルの上にバラバラと出しておくようにしています。
そうすると無意識下に目につくので、手に取ってパラパラッとめくりだしていつの間にか読みふけっているということも。
私の本も同様にテーブルの上に何冊か積み上げて置いています。オトナもキミと同じように読書しているよ~というアピールと、私自身も、そうすることで本が常に身近なものとして感じられるからです。
読書に関しては、やはり親が読書する姿を子どもに魅せることが一番効果的な気がします。

それから、ポイントは『出しておく本のラインナップは2~3日に一度入れ替えること』です。本の顔ぶれが変わらないと飽きますから、数日に一度本棚からテーブル上のスタメンコーナーに入れ替えます。先月は興味を持たなかった本も今日は興味を引かれるということもありますから、同じ本も時間をおいて繰り返しスタメン入りしてO.Kです。

いろいろな本を目につくテーブルに出しておく

まとめ

子どもたちは「ヒマだから」ついついスマホやiPadを触りたくなってしまいます。
デバイスにまったく触れない生活は難しいし、(ゲームは別として)この時代にまったく触れないのは逆に不利益でもあります。
調べたいことをタイムリーに調べ、連絡のやり取りを行い、必要な繋がりを得るなど、ネットを活用することにはたくさんのメリットもありますから。

ですが、そのリテラシーが育たないまま垂れ流しの情報をただ眺めるだけで、自分の貴重な時間を搾取される事態は避けたいですし、子どもたちにはネット以外の様々な世界にたくさん触れながら育って欲しいと思います。

そのためにも、子どもたちを適度に「ヒマにさせない」いろいろなアイテムを今回はご紹介しました。

これらのアイテム(工夫)を通して子どもが新たな興味をもったとき、それについてデバイスを使って調べてみる、たとえば、レシピを調べたい、外国のサッカーチームを調べたいなど、そんな流れが本来のネットの活用方法かなと思います。

以上、『子どもをヒマにさせない』工夫をお伝えしました。
ぜひ、おためしください(*^-^*)

このnoteをご覧いただきありがとうございました🌼












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