見出し画像

本とて言葉とてそれはファッションのように 


本屋がすきだ。神保町や街角の古本屋も、有隣堂のような大型書店も、地元の小さな(でも充分な)図書館も。駅前にいきなり当たり前のように佇む小さな立ち寄り書店だって。心が躍る。背表紙に囲まれて、言い換えれば背表紙に描かれた秀逸なタイトル達に囲まれて、ただそれで、そこにいるだけで満たされる。

そしてファッション(洋服やアクセサリー)のようにそれらを容易く手に取り、気軽に購入する。または図書館で欲張って9冊くらい一気に借りてくる。幸せだ。

言葉を身に纏うように、それがわたしを彩る。ワンピースドレスやカジュアルパンツにスニーカーのように日によって時間によって、纏う本は変わってくる。なんて豊潤な時間だろう。なんて幸せな人生だろう、この瞬間を永遠にしまい込んでいたい。そう思う。

積読してる本も必要だ。とにかく本に囲まれていると安心だ。読むか読まないかは二の次で、とにかくわたしは今日もファッションのように本に恋をしている。

この記事が参加している募集

私のコレクション

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?