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「可愛い」「好き」って、パートナーから毎日言われたいという業

スイートになれる人、なれない人

今日、桃山商事がかつてやっていた「二軍ラジオ」の第80~84回、「スイートになりたくて」何気なく聞いてしまった。

そんなに重いエピソードの回じゃないだろう、とたかをくくって、GW後半初日の爽やかな朝、掃除や朝ごはんの支度をしながら、何の気なしに流していた。

だが、4本聞き終わるころにはこうして自室のPCに向かっている。
GWだが、海外旅行の支払いや家の更新料を振り込んだばかりで本当にお金がない。ならば、このGWは自分と向き合い、人間性や人間関係を見つめなおそうと思ったのである。

パーソナリティの一人である森田さんが「彼女から『スイートになれ』といわれるが、出来なくて困っている」と自分の悩みをおたより風に紹介。

さらに、この回は女性ゲストの方が来ていて「自分は結婚しているが、夫が全くスイートなことを言ってくれず、何度もケンカになっている」と悩みを吐露。

これは本当~~によく聞く話だ。

私の友人も長年付き合っている素敵な彼氏がいるにもかかわらず、
Xで(全然ほめてくれない。私ばかりが可愛いね、好きだよと言っている。男友達のN君のほうが、よっぽど髪型などを褒めてくれる。そっちと付き合おうかな)と愚痴っていたし、

私自身も交際していたひとがいた時に、「愛情を言葉にすることを怠るな」「頼むから言葉にして好きって言ってよ」と、何度も説教したり頼んだりしていたことを思いだす。

ラジオのゲストさんは、
自分が体調が悪い時、夫はいろいろ病気について調べてくれたが、自分が欲しかったのはそういう行動ではなく「大丈夫?」などの優しい言葉であった。ところが夫は「優しい言葉をかけたところで何の解決にもならない」といったという。

ガッデム!!!200万回聞いたわそれ!!

そんな夫も、交際前は情熱的に愛を伝えてきたらしい。ゲストさんはそれに押される形で交際・結婚。彼女からしてみれば「詐欺じゃん」とのこと。

これも心当たりがありすぎまる。いわゆる釣った魚に‥というやつかと思ったのだが、彼女の夫曰く「あの頃は付き合うために無理をして頑張っていた」「虫取りが終わったら虫取り網はいらなくない?」だそう。

え、釣った魚どころか虫!?大丈夫なんですかその夫婦!?

一方、ラジオの中では、スイートな言葉を簡単に吐ける人は、モテ慣れており、挨拶並みの気軽さで「好きだよ」とのたもうているのでは、といったことも語られていた。

最終的に第84回では、
「結婚と恋愛のスイートは別」
「サッカーチームで空気が悪い時に、仲間に声がけをして空気を明るくするのと似ている」
「需給の一致していないカップルが、サスティナブルな関係を築くにはどうしたらいいか」
などといった着地を見せる。

最後まで聞いたのだが、結局、議論は平行線のように思えた。
スイートなことを言える人は言う、言えない人は言えない。
でも結婚してしまったなら歩み寄る努力を、という着地に‥。

私はこのゲストさんが、結局腑に落ちていない気がしたし、数年後、数十年と不満が溜まって、、ジェーン・スーさんのお悩み相談や「大久保佳代子のLOVEぶららぶ」案件(※つまり不倫)になるのでは?とまことに勝手ながら心配してしまった。

この「好きって言って!可愛いって言って!」という要求をどうとらえるだろうか。

女のわがまま?ナルシシズム?承認欲求?
「付き合っている事実が愛情表現なんだから、わかってくれ」?

でも、この欲望・不満を舐めていると本当にどうなるか、は大久保佳代子のPODCASTを聞いてください。(笑)


2024年現在、自分の欲望を整理してみる

この先はちょっと踏み込んで書くので、有料にさせていただきます。

あくまで自分の整理のため、あと、だれかもの好きが読んでくれたらいいなと思います。

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