旅の小技100-005
出発間際で〈持っていかない〉ものの確認
荷づくりを早くやるメリットの1つ、出発前に荷物を減らすことができることである。出発間際に荷物を詰め込んでいると、正直〈足し算〉にしかならない。荷物が増えれば、重くなる。しかし、後で困ってしまうのでは……と思うのが人間だ。
経験的に、
荷物の15%は置いていっても問題はない。
本当に困るようなものだけ持っていけばいい。特に、国内旅行であればあとでいかようにもできる。とにかく、身軽が旅を演出するのだ。
旅鞄に入れるか迷うようなものは、基本使わないと考えていい。これはないと困る一軍の荷物以外は、足手まといになる。とにかく、減らすに限るのだ。もしかしたら、という選択肢はいらない。
あとは、鞄はぱんぱんにしないことも重要だ。
最低でも20%の余白(=空間)は、保ちたい。
旅の途中で、何が増えることもあるだろう。気持ちの余裕は、鞄の軽さに比例するのだ。