さき。教えた子で、下の名前の読みが「さき」という子は何人か思い浮かぶ。しかし、「先」という漢字を使っていた子はいない。

さて、50年後を考える論文について。もちろん、応募はしないが、想像してみた。たぶん、私は92歳で死んでしまうと思うので、50年後には生きてはいないだろう。

日本の人口が7000万人前後になるようで。私のいま関わっている子たちは、ちょうど定年ぐらいの年齢になる。どこまで、定年が伸びるかは想像できない。もしかしたら、定年という言葉もなくなっているかもしれない。

個人的には、異国の人の数が増える。結果的に、異国の言葉ができるか、できないかで見える世界も暮らしもちがってくるのかな。

そう考えると、いま意味のなくやっている英会話も深い意味をもってくる気がする。気がする、とはとても大事な感覚だ。

先を考えるといっても、ほんの少し先を考えたり、とおくとおくの先を考えるなど、先にはいくつかの種類がある。