最近の記事

スウィープフィート(3)チューリップ賞~桜花賞回顧

※当記事は敬称略となっています。 チューリップ賞  こちらはここをメイチで仕上げてきて、内目の偶数枠という一番良い枠を取ることができました。しかも、唯一明らかに強いのが分かっているタガノエルピーダが大外枠、勿論他に有望な馬もいましたが重賞なら当然といった感じで、ここで結果を残せないなら素直にクラシックを諦められると思いながらレースを見ました。  スタートが得意な騎手であわよくばと期待していましたが、スタートは悪くなかったものの大跳びな分だけ行き脚がつかず後方からになりまし

    • スウィープフィート(2)阪神JF後~2月末まで回顧

      ※当記事は敬称略となっています。 阪神JF後  今まで大きな騎乗ミスもなくレース後のコメントも満足のいくものだったので騎手に不満はなかったのですが、それでも鞍上を一旦替えて欲しいと思っていました。なぜなら、一流騎手に能力と距離適性をしっかりと判断してもらいたかったからです(同じ2着でマイルしか駄目と言われてもルメールと永島だったら納得感が違うじゃないですか)。テン乗りならルメール・川田だと嬉しい。桜花賞まで見据えるなら、ドナベティ次第ですが武豊・坂井あたり、それも駄目なら

      • 一口馬主の自分史(2)20年産(随時更新)

        コトヴィア(ウインアルエット20)広尾TC出資理由 「やはり入厩近づいても余っている馬にそんなに良い馬いないな。広尾の21年7月の募集と合わせて、既に募集して残っている馬も検討して1頭出資しよう。」ということで検討して出資したのがこの馬。この時点からエクセルで募集馬の考察をまとめていて、23年11月時点で300頭を越えています。候補に残ったのがコトヴィアとドンカルロということでしたが、7月の募集開始日に予定があった中でドンカルロが早々に満口になったため、コトヴィアに出資しま

        • 一口馬主の自分史(1)1頭目と始め方

          自分のためor暇な友人に見てもらっても良いかなくらいで、知り合いでない人に見てもらうような記事にはなっていません。あと、一口馬主を「商品」として見ているので、「馬かわいいから一口馬主やってる」というタイプの人は読まない方が良いと思います。 スリールトウショウ(ソヴールトウショウ19)広尾TC一口馬主を始めたきっかけ(出資理由) 21年6月に何度かの緊急事態宣言でもうやることがない(友人はだいたい関西か首都圏)から、以前友人と話しが出ていた一口馬主初めて見るかという感じで

        スウィープフィート(3)チューリップ賞~桜花賞回顧

          スウィープフィート(1)白菊賞の展望

          ※4/8記事タイトル一部変更 出走メンバー 例年、1勝クラスやOP等で好走している馬だったり、逆に1勝クラス等で凡走したりとある程度力がわかっている馬が出る年も少なくないのですが、今年は多くが新馬勝ちのメンバー。良くも悪くも力関係が読めないですね。 展開 前走である程度先行しているメンバーが多いので、ある程度ペースは流れそう。そこはスウィープフィートに関してはプラスだと思います。もし、思ったより自重するメンバーが多くても、スローペース経験したことのない本馬にとってはプ

          スウィープフィート(1)白菊賞の展望

          YGG22年産募集予定馬の背景

          YGG2022年産の募集予定馬が出ました。背景を確認したので備忘録として書いていきます。 ウェルアウェイ22 この馬が最大の謎でした。田端牧場は聞いたことないですが、HPが有って預託馬がいる模様。血統書サービスを見ると母馬の所有者がフィールドラック株式会社となっている。検索をかけるとラッキーガールをジェイエス繁殖牝馬セールで2018秋に競り落としたのもフィールドラック株式会社。ということで、そこのつながりでしょう。 トレサンセール22,ブルーボサノヴァ22,クラリティーア

          YGG22年産募集予定馬の背景

          カンデラ2021レポート

          総額3600万円 募集口数2000口 1口価格18000円(8100円キャッシュバック有) 青鹿毛 2021年1月31日生 生産者ノーザンF 体高155cm 胸囲176.5cm 管位21cm 体重470kg(7月18日現在) セレクトセール当歳3960万円 父レイデオロ種牡馬としての成績…2021年が初年度産駒。2020年種付け料が600万円。2022年は700万円。 現役時代の成績  G1を2勝し、最優秀3歳牡馬、最優秀4歳牡馬に選出された馬。2歳でホープフルS(G2)を

          カンデラ2021レポート

          サンダースノーとヴィオレッタ21について考える

          昨日サマーセールでYGGがヴィオレッタ21を572万円で競り落とした。父サンダースノーがよくわからないので調べたが、それでもわからないので頭の整理がてら記事にしてみる。 サンダースノーの血統デインヒル系。デインヒルは今でこそハービンジャーがある程度結果を残しているが、デザートキングやデインヒル自身もあまり結果を残せなかった。ただ、サンダースノーの父HelmetにはJC勝ったシングスピールの血が入っている。Helmetの戦績も豪g1短距離~マイルで3勝とある程度はスピードある

          サンダースノーとヴィオレッタ21について考える

          一口馬主DMM2022募集考察(総合評価)

          総合ランク B+シャンパンルーム2021 米2歳王者を母に持ち、成長すればダートこなせる体重、ノーザンFでキズナ産駒の牡馬と間違いなく安い。注意点はキズナ産駒は種付け料の割に、お買い得な幼駒が多いこと。コスパ求めてたらキズナ産駒ばかりという可能性はある。ただ、キズナ産駒持ってないor欲しいという人にはまずお勧めできる1頭だろう。 総合ランク Bサマーハ2021 コントレイルの近親を募集するなど夢あふれるDMMらしい一頭。超良血で重賞複数回勝っただけでも種牡馬入りすら見えてく

          一口馬主DMM2022募集考察(総合評価)

          一口馬主DMM2022募集考察(後編)

          アルギュロス2021価格3400万円  募集口数2000口  一口1万7000円 7650円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り 1月30日生まれ 体重520kg 管位21.3cm   セリ価格3740万円(2021セレクト当歳) 生産・育成牧場 ノーザンF 父ハービンジャー 評価B 2021年産駒が10世代目。種付け料は400万→250万→600万→400万と推移している。リーディングが一桁から10位台とやや下降気味。勝利は8割以上芝で、洋芝に強い印象。 牝系評価 

          一口馬主DMM2022募集考察(後編)

          一口馬主DMM2022募集考察(中編)

          シンハディーパ2021募集価格6200万円  募集口数2000口  一口3万1000円 10000円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り 3月10日生まれ 体重422kg 管位20.6cm   セリ価格6820万円(2022セレクト1歳) 生産・育成牧場 ノーザンF 父レイデオロ 評価A- 2021年産が初年度産駒。牝系はディープインパクトを出しており、自身もダービーを勝った。種付け料は600万から700万に上がっている。父はキングカメハメハ。 牝系評価 A+ 母出生

          一口馬主DMM2022募集考察(中編)

          一口馬主DMM2022募集考察(前編)

          DMMドリームクラブで2021年産駒の詳細が発表されました。昨年はエクセルで個人用にまとめていたのですが、せっかくなのでnoteにも載せてみようと思います。総合評価は募集開始後の8月9日深夜頃に公開すると思います。 サマーハ2021募集価格1億6000万  募集口数4000口  一口4万円 5000円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り 3月3日生まれ 体重427kg 管位20.1cm  セリ価格1億9800万円(2022セレクト1歳) 生産・育成牧場 ノーザンF

          一口馬主DMM2022募集考察(前編)

          秋華賞2020 個人的予想

          デアリングタクト 桜花賞とオークスで勝っており、力は抜けている。個人的には、前走オークス組は2ヶ月くらい間隔を空けて桜花賞好走している馬は問題なし(クロノジェネシス・アーモンドアイ)と考えている。 リアアメリア 正直あまり買いたくない1頭。ただ、この馬は持ちタイムがあまりない一方で、スローペースではある程度しっかり結果を残しており、明確な逃げ馬不在のこのレースでは買わざるをえないか。 ウインマリリン 前走オークス組は2018年以前は割と壊滅的だった印象で、フローラS

          秋華賞2020 個人的予想