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現在の妊活について


今までで二度の流産をしたことを書きましたが、現在はどのような状況かと言うと、自然な妊娠をトライしながら体外受精の順番待ちをしています。

ニュージーランドでは公立病院は自己負担は無いです。
今までの三度の手術も公立病院で行いましたのですべて無料でした。
(ちなみにその後二度手術したのですがそれはPrivateでしました。それについてはまた今度書きますね)

体外受精も、一定の基準を満たせば同様です。
私達は去年末に体外受精を希望していることをドクターに伝え、今年の2月位に専門の機関から連絡が来て産婦人科のドクターと面談をしました。
そこで正式に基準を満たしていることを確認し、ウェイティングリストに載せてもらい、1年~1年半で順番が来るそうです。

と言うのも、実は私の子宮外妊娠の直後に彼の精巣ガンが見付かり、幸い初期段階であったため右の精巣を摘出して完治しました。
その約1年後に、再発が分かり、抗がん剤を行ったため、自然な妊娠は暫くは難しいだろうと言われました。ただもちろん可能性がゼロな訳ではないので引き続きトライしつつも、IVF(体外受精)も考えたら?とのことで検討し始めました。(ガンの方は再度治り、現在は定期健診で様子を診ています)

妊活をはじめてから約2年経つので、もちろんいつになったらできるんだろうと焦りと言うか、納得いかないような気持ちもありますが、この2年の間に(前述したように)本当に色々あったので、ここまであっと言う間に時間が過ぎていました。
もちろんFrustrationもありますが、特に彼の健康状態が悪いときを経験してからは、お互いが健康で居られるだけでとても有難い気持ちでいっぱいです。
でもやっぱり子供は欲しい!特に私も彼もニュージーランドに家族が居ない状態で、友達も多い訳ではないので家族を増やして賑やかに過ごしたいと言う気持ちが私は強いです。
現在私は34歳、彼は44歳であまり若くはないでですが、子供は4人欲しいなと思うと早く産み始めなきゃと言う焦りも出てきますが、逆にきっともうすぐと思うと、二人で自由に旅行したり夜飲みに出掛けたりする時間は貴重だから今のうちにたくさん楽しんでおこうと言う気持ちもあります。(特に私はキッチンでワインを飲みながら彼とディナーを作るのが大好きです。時には何時間もキッチンで喋ったりしていますが、Babyが居る状態ではそんな時間を過ごすのは難しくなりますよね。)

以前は生理が来るたびに悲しい気持ちになっていたときもありましたが、今はそんなことはありません。と言うのも、そもそも抗がん剤の治療でどれほど生殖機能が戻っているか分からないので、自然に妊娠する可能性がどれ位あるのか分からないのに都度落胆してもしょうがないと言う気持ちもあります。

妊活って、ほんとにそれぞれのカップルでプロセスは違うし、カップルでもどれ程小作りに熱意をもっているか相手と違ったりしてイライラしたりすることもあるかと思います。
私たちが妊活をしていることを知っている友達で、アクシデントで妊娠してしまいまだ欲しくなかったと文句を言ってきて、私はそのことにとてもショップで、家帰ってから私は欲しくてこんなに努力しても出来ないのにと泣き散らしたりしたこともありました。
相手は傷付けるつもりは全くないのに、受け取る人によってこんなに傷付くんですよね。
そこまで親しくない友達に子供ほしい?小作りしてるの?と気軽に聞かれて話したくないなと思いイラっとしてしまうこともあります。
妊活って本当にSensitiveなトピックで、でも案外それに気付かずとても気軽に話す人が多いんだなと思いました。

でも情報は欲しいから同じような経験をしている人のブログを読んだりYou tubeを観たりしますよね。私の経験も、友達に細々と話したいことではないけれど、このようにブログに残すことで、同じ経験を味わった人や興味のある人に届けば良いなと思い書き始めました。

現在妊活中の方、人と比べたりしてポジティブでいることが難しい日もありますが、こればかりは努力してどうにかなるものではないからこそ、あまり気負わずにチャレンジし続けるのが大切なのかなと今は思います。
パートナーとのボンドを強くする期間だと思って、コミュニケーションをたくさん取って一人で戦っているのではないことを確認し合うことも大切だと思います。(私もホルモンバランスが崩れて無意味にネガティブな感情が沸き上がり泣き散らすことがたまにあります)
お互い念願のBabyが叶うまでは、自分と彼の貴重な二人の時間を楽しんでいきましょう♡

本日もご精読ありがとうございました。

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