夏野 氷
エッセイや日記。声に出すには憚られる怠惰な生活のことを書き連ねる連載。不定期更新。
主に自作詩を掲載しています。短歌や小説も。
ポエトリースラム出場情報、ポエトリーリーディング出演情報、Podcast更新情報等をお知らせします。
この日記を付け始めて気づいたけれど、メンタル面で不調をきたしている日は大体天気が良くない。 あまりにも天候に影響を受け過ぎて、最近は自分のことをポケモンのポワルンだと思って生きてる。 その方がカワイイし。 この頃は夕飯をお菓子で済ませてしまう日が多く、尚且つ元々朝も昼もそこまで食べない人間なので、そろそろまともな食事をしないとと急に思い直し、仕事終わりにスーパーに駆け込んだ。 数日前から鶏そぼろ丼が食べたかったのでその為の材料、あと、最近ハマっているプルーン味の飲むヨーグル
今日は朝から気分が良かった。雲一つない快晴だと鬱気味にならなくて本当に嬉しい。セロトニンありがとう。おまけに昨夜から恋人が我が家に泊まりに来ていて、朝から好きな人とおしゃべり出来るという喜びもあった。最高だ!毎日これなら朝に憂鬱は一切無くなるのに。 CRYMY、あまり聴いたこと無かったけれど、何となく聞いてみたこの曲のここの歌詞を見て、すごく良いなって思った。一昨日からこればかり聞いてる。 山田亮一の弾き語りワンマン行きたかったな〜グッズだけでも買いに行けば良かったな。バ
今朝はとてつもない風と雨で、桜がむざむざと散っていく様を受け入れるしか無い残念な朝だった。散ってなかったら今週の土日に井の頭公園にお花見でも行こうかなぁと思ったのに、期待出来ないね。悲しい。 今日見た夢は、元ハヌマーン、現バズマザーズの山田亮一氏の弾き語りライブを観に行く夢だった。 開演時間を過ぎた頃にライブ会場に着いたが、ドレスコードがスーツ(黒い服?)ということをその場で知り、慌てふためいていた。奇跡的に黒に近いグレーの服を着ていた私は漸く会場に入ることが出来たが、その
日記を書こうと決めたけれど、友達や恋人と遊ぶことに呆けていたら早速サボってしまった。しょうがないね。ゆっくりと続けていく。 日記だからその日あったことは出会った人のことを忘れない様に記していきたいが、この誰でも見られる場所に記すには恥ずかしすぎる出来事が日曜日に起こった。 具体的には自分の将来のことなのだけれど、自分の未来に一緒に連れていきたい人と自分自身の価値観の相違が、一緒に来てくれるかもとなんとなく思ってしまっていた自分を苦しめた。 世の中のすべては上手くいかない。
昨日は久しぶりにメンタルが安定していたので、23時前には眠りについた。 夜は人間を狂わせるし、夜遅くまで起きているのは身体にも悪い。眠るのに日付は超えない方がいい。これは26年もの間、人間をやってきてようやく気付いたことだ。 ただ、その時間に眠くなるかと言われたらYesと胸を張って答えられない。そこで、アルコール分3%の缶チューハイや睡眠導入剤を駆使して強制的に眠りにつく。 それが身体に悪いことは分かってる。結局、身体に良いことを身体に悪いことで打ち消してしまってるの
先週の金曜日に自分で塗ったジェルネイルがもう禿げてしまった。家に帰ったら塗り直さなきゃなぁ、と考えているお昼時にこの日記を書き始めた。 今日の仕事は、昨日のやり残したことをやることから始まり、それだけでもかなり疲れた。月末ってやつはやらなきゃいけないことが山積みで忙しい。 結局、家に帰ってきてもネイルはしなかった。だけど、溜めまくった食器洗いはちゃんとした。キッチンが綺麗だと生活してる感増していいですね。 こうなりたいっていう理想の姿はあるけれど、それに向かって動き
誰かの為に生きるなんて、そんな素敵なことしたいけれど自分には出来ないなと感じた。苦しい。でも、毎日そんなことばかり考えてる。自分の為にしか生きれないことも、それはそれで美徳だと心の底から思える日が早く来てほしい。 昨晩は恋人の家へお泊まりをした。 わたしの恋人は、大体わたしへの嫌がらせに精を出しており、わたしにちょっかいをかけて嫌がる姿を見ては、ケタケタと笑っている。「ケタケタ笑う」という文章がこんなに似合う笑顔は無いなぁと思いながら、わたしも反撃する。そんな馬鹿みた
今日は朝から雨が降っていて嫌な気分だった。 仕事終わりにそのまま恋人の家に泊まりに行くので、ちょっとした旅行かと思うほどの荷物を持ち職場へと向かった。昼食はゴミで捨てられる様に、ラップで包んだおにぎりとスーパーで二個セットで売っていたパックのきんぴらごぼう。 月曜日だからって始まりのドキドキなんてものは無い。春やメジャーデビューなど、キラキラドキドキする名前が名を連ねる新しく始める物事界の中で、月曜日とかいうヤツは最弱なのだ。 月曜日に雨に、おまけに気温差なのか花粉な
かけっこが得意だった一等星、いつのまにか最後尾で明日待ち中。 ぼくが見つめる光の先できみは希望を歌って、立ち尽くすだけのぼくに影を落とした。 嫌にじめっとした夏の終わりのことだった。 あの夏に似た夜。 知らない駅できみに似たひとを見つけたけれど、背負った希望の形が違くて振り向くのを躊躇った。 指先でつまめる僅かな光を、ぼくは絶望と名づけて胸の奥にしまい込んだ。 一生をかけて忘れたいあの夏を、思い出なんて呼ばないでほしい。 大切なものばかり大切に出来ないで、甘ったれたこ
世界が愛を歌っているとき、ぼくはまだ選択を知らず、音感だけの文字を綴っている。 汚されたいまで行けそうにないハイウェイ、24/7、砂漠のなれの果て、恋を抱いて駆け出したい空は、色の映らないスクリーン。 ゆめを見ていたかったんです、ただぼくは、血管がちぎれるみたいに心臓を動かす爽やかなゆめを。 だけど浴室が、精液が、ぼくを殺して、動かない呼吸器を装着させるから、きっとこのまま落下していくそんな排他的ロックンロール・ミュージック・ビデオ。 孤独味のガムを味のしなくなるまで噛んで、
ちゃんとお知らせしていなかったのですが、しばらく一切のポエトリースラム、ライブに出場・出演しないことを正式に発表いたします。期間は、とりあえず来年11月14日まで1年間。 この先のことは分かりませんが、1年間は絶対に舞台に上がりません。 理由は金が無いから働かなくちゃいけないだとか頭がダメダメでお仕事が上手に出来なくて死にたくなっちゃうだとか、他にも色々ありますが第一の理由としてはそんな感じです。 元来持っているADHD的な気質が起因して生活に支障を来たしているので、生活を
2022.6.4に川越ロトムにて行われたポエトリースラム『川越スラム』初戦で読んだ作品です。 運のいいことにこの日は自分の25歳の誕生日で、自分の情けない過去や振り切れない思い出に別れを告げるために出場しました。 内容は只の自分語りですが「2年ほど負け続けて初めて勝つことが出来た」「絶対に勝つと決めてその気持ち相応の準備や練習をし、結果を出すことが出来た」作品なので大変思い入れがあります。 内容が内容なだけに舞台上で読むことはもう2度とないので、供養として今回載せることにし
午前2時過ぎ シンクに水滴が落ちる ラジオの笑い声で目が覚めて、こんな風に笑えたらなって何度も思って二度寝 夢に見る街はいつも優しくて残酷な光 帰る場所は何処にも無いと、先生に告げられた学級会 ページを捲れなくなった卒業式 桜が舞って何も見えなくなった ティーンのわたしに押し寄せる荒波の、その全ては青春そのもの 忘れないはずの宝物だった ネオンライトに照らされて、引き摺り出す過去と追憶 冒涜だらけで尊敬の無い日々 振り向いても誰もいない東京 演技力が試されるの今日も エッ
「人に優しく」 「嘘は吐かない」 「ありがとうを忘れるな」 子供の頃にお母さんに教えられた愛は、優しさは、時に人を傷付けるかもしれないね。 だから、死んでしまえと言われた朝は、いつもより背筋がピンと伸びる。 馬鹿なふりをして振り向かずに生きられるのなら、美しいまま、そのまま、生きられるのに。 馬鹿な人間。 ぼくは人間。 きみも人間。 一過性の幻に生まれ落ちても選ばれなかった、小さな魂。 澱みなく去っていく過去と思い出。 きっと明日には忘れているはずの六月は、やけに暗くて呆
きみは柔らかな陽だまりに落ちた ゆっくり吸って吐いた息が一定の拍を打つ 秒針、止まり損ねた夜の過ち 銀色の枠が今は世界 聞こえない言葉は無いのと同じ だから、きみのことぐらい今は分かってる 深い水槽の中で、罪ばかりの部屋の中で 不恰好な紙飛行機を踏みつけて笑った 管制塔に声は記録されず 花束の無い旅路には戻らない それでもぼくら子どもだから、味のしない映画をずっと見ている こんにちは、愛おしいひと さようなら、愛おしいひと 何度繰り返してまた忘れて こんにちは、愛お
2023年8月15日(火) オープンマイク JET POET start 19:30 @高田馬場 JET ROBOT 30分のゲストライブをします。 即興の演奏がつくオープンマイクなので、いつもと違った雰囲気での朗読になること間違いなし! とても温かいイベントだし、絶対に楽しい夜になるので、ぜひお越しください。