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ビバリウム 映画感想 不気味な世界観

ジェマとトムは新居を探しに不動産へ行く
不動産には担当のマーティンという男が一人いた
おすすめの家がありますと、マーティンの先導する車についていく二人
同じデザインが並ぶ不気味な住宅街へと連れてこられる
これから沢山人が来るのだろうと一つの物件を見る二人
その間にマーティンは自分の乗った車でいなくなっていた
ジェマとトムも帰ろうとする
しかしどこへ行こうと内覧した家へと戻ってしまう

実に気持ち悪い作品だった(褒め言葉)
監督が観た夢を見せられているような感覚
車でこの場所から離れようとしても、必ず戻って来てしまう
変な次元に取り込まれてしまった
食料は何故かあるから仕方なく泊まる
そして燃やせば消防が来るだろうと燃やすが誰も来ない
しかも朝になると家が元の状態に戻っている
ホラーだ

そして赤ちゃんが登場して、「育てたら戻してやる」

宇宙人の仕業としか思えない

赤ちゃんはあっという間に育っていく
育った子どもがまた不気味なんだ
この子の演技(というか声?)が悪夢見そうなくらいに怖い
どんどんペースを乱されていく

一体何者なんだと育っていく内に判明する

そういうことなのかとわかったようなわからないような

結局二人が選ばれた理由はわからないが、理不尽な目に合うのはいつかなんてわからないし、原因もわからない

何かを伝えたいメッセージがあるのかと聞かれたら困るが、
監督がおかしな世界を見せたかったと言われたら納得する



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