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自分で気づく-朝時間編-

昨日の夜の事

本題に入る前に昨日の出来事をお話ししましょう。
学期末に入り授業は短縮授業。下校時間も通常より1時間早め。一学期中にサボったツケが回ってくる時期でもあります。

「ドリルがここまで終わらなければ、夏休み来ません」
長男はそれに該当する児童ですので、この時期は大量のドリル宿題に追われる時期です(1年生の時から常連)

量が多い→やりたくない→やる気が出ない→終わらない→パニック→思考停止→怒って当たる→被害拡大 

いつもこのパターンです。

で、昨日は、私が学校で会議があったため、長男の帰宅時に不在でした。
不在なのをいいことに、帰宅後すぐに外で遊び始めたようです(次男や祖母と)16:00に会議を終え帰宅すると何も手つかずのまま外で遊んでいる状態でした。

いつもより遅い16:30から宿題スタート。
「部屋が暑い」「次男がうるさい」「宿題が多い」「足が痛い」「アレクサに仕切ってほしい」などと開始直後から文句たらたら。一向に進まない。
アレクサに仕切ってもらい、時間を区切ってなんとか音読は終えることができました。が、床に寝転んだり、足が痛いと泣きべそをかいていて、宿題に向き合える状態ではありませんでした。

18:00 お風呂の時間。長男は今年から一人で入るようになりました。
「宿題が終わってないから入りたくない」と拒否(思考が被害者モード)
18:30 なんとか納得して入浴
19:00  夕食
19:15~ 宿題再開
20:15 宿題完了
ipadが見たいとごねる・足が痛いとのたうち回る・コップが牛乳くさいと怒る
21:30 やっとのこと就寝

気疲れのする午後でした(お疲れ様、長男・私)

いつもの朝のスケジュール

通常は
6:00 起床
6:30   朝食
6:50   天気予報チェック~iPadタイム
7:03   出発の準備(アレクサがアナウンス)
7:15   出発(アレクサがチャイムを鳴らす)

我が家は朝食は希望したメニューを作ります。
朝起きて「今日は○○にする」と親に告げてから作り始めるルールでやっています。

今日の朝の動き

6:10 起床~すぐiPadをもってベットへ
6:50 動きなし

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7:00 動きなし
7:03 アレクサにアナウンスされて動き出す。

「僕、何も終わってない」

「僕、何も終わってない」アレクサのアナウンスを聞いて、着替えながら私に言いに来ました。(パニックになるかと思ったけど意外と冷静でした)
「そうだね」と言うだけの私。

「(頭のポリポリ)……なんか食べるものあるかな(冷蔵庫を開ける)これ食べてもいい?」
「どうぞ」
出発時刻まで10分弱。牛乳寒天を食べ、歯を磨き、ランドセルを背負って、家を出発しました。

出来なかったことは以下の5つ。
・検温
・健康観察表の記入
・朝ごはん
・宿題の直し
・忘れ物がないかの確認

重要なものもあるけど、そこを乗り切る経験をしてほしいからあえて突っ込まなかった。

少ない時間でできることはなにか?を探すことが出来た。

私が行ったことは
・声をかけない「もう〇時だよ!」「○○しなさい」
・聞かれたら答える「そうだね」「あと10分あるよ」「どうぞ」
・水筒やお箸セットなどいつも親がそろえているものは揃えておく(鞄にいれるのは本人)
この3つだけ。言いたい気持ちをグッと我慢して、自分の仕事に集中したらいつもより早く家事が終わりました(副産物)

長男は自分に残された10分の中で何ができるかを判断していたように感じます。「もう行けない」と挫けたり「なんで言ってくれないの!」と怒るかと予想していましたが、出発には間に合わせることができました。いつもよりスピーディでスマートだった気さえする。やるな、長男。

今朝何を得たかはわからない・私に出来る事。

今朝の出来事から長男が何を学び何を考えたのか、私にはわかりません。今日の午後からの生活が変わるのか変わらないのかも私にはわかりません。ただ経験をしたことは事実。
「昨日大変だったのだから、ちゃんとしなさい」というのは過干渉。大変じゃなかったかもしれないし、十分ちゃんとしていたのかもしれない。それは本人のみぞ知ること。

私の定規で長男を計らない。
それが長男を信じることであり、私に出来る事はそれだけしかない

やきもきします。
ドキドキします。
すっごくハラハラします。
でも、長男を信じよう。「大丈夫だ」とへその緒をちょきんとしよう。

はぁー(*´Д`)疲れた(笑)

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