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5月になったらしい。

疲れが取れない。
空はどんより曇って、いまにも雨が降り出しそうだ。気圧のせいか、余計ダルい。

でも今日から5月。 
新しい月のスタートだ。だから何って感じだけれど、なんとなく起き上がる。
乾かない前提で洗濯をし、お風呂とトイレの掃除をし、すこし窓を開け、クイックルワイパーで床を撫で、狭い玄関を拭く。
そしてお香をたく。

遅めの朝食はカロリー高め。バターたっぷり使う。丁寧に作った割には、たいしたことない味。パンをめったに食べない私は、パンのおともだちを上手に作れないらしい。

食べながらワイドショーを見た。
話題は【子持ち様】
へえ、今、そんな風に揶揄されるのか。

ほんの一部、0.001%にも満たないだろう事象を(もっと少ないだろう)、社会現象みたいに取り上げる不思議。
いつだって争いを扇動するのはメディアだ。

先日、電車内に子供を抱っこした若いお父さんがいた。ベビーカーの他に、大きな荷物をふたつも持っていた。
2歳くらいだろうか、その子はギャンギャン泣き続けていた。
それはそれは大きな声で、延々と。 
正直うるさかったし、迷惑といえば迷惑だ。
けれども、それで文句を言う人なんか存在しない。
仕方がないし、お父さんの大変さに同情するし、子供の泣き声に混ざる『ママ~!』『行っちゃった!』の叫びや、電車の扉を指差す仕草に【ママが行っちゃったのね。それが悲しいのね。】と想像したりもする。
声をかける人もいるけれども、爆発的に泣いている子供に他人の介入は意味をなさないことも多い。
だからみんな、黙って受け入れる。
ある人は微笑ましく思い、ある人は迷惑に思いながら。
我慢する。
そうやって、協力している。

日本人て、ほんと素晴らしいって思う。

でも、たとえばこのパパが必死に抱っこしていなかったら。泣いている子供の相手をせずにスマホを触っていたら。
とたんに【何、あの親】と軽蔑と憎しみの対象になるのだ。

それは厳しさでも冷たさでもないように思う。
【こうあるべきの押し付け】でもないように思う。
迷惑をかけることはいいのだ。
礼節を欠くことが嫌いなのだ。

まあ、それはともかく。
余裕がないとギスギスするし、イライラする。イライラはイライラを生み、他者との摩擦も増える。

だからダラダラしよう。
ほどほどにダメ人間でいよう。

世の中のために。


雨が降ってきた。
外に出るのはやめた。
ポテチとビールで、録りためた映画を観ようかな~(天国)。


#更年期
#連休
#雨
#子持ち様
#疲れる
#休日の過ごし方








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