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洋楽邦楽論争に思う事。

SUMMER SONIC 2019、8月17日(土)の2日目のみ、行ってきました。

毎年、今年は行かなくても良いかな〜と思いつつも行ってしまう、SUMMER SONIC。
家から1時間ちょいとで行けて、色々なジャンルの洋楽・邦楽アーティストが聴ける、大型都市型フェス。

今年も最初は行かなくても良いかな〜なんて思っていたけど、数年前に来日がキャンセルになったBring Me the Horizonが出るというので、ソッコー!チケット取りました!
こんなに、サマソニに本気になったのは、初めてかも。

Bring Me the Horizonのステージは、もう世界観凄すぎて、海外遠征を視野に入れることにしました。
素晴らしすぎた!
Bring Me the Horizon、ありがとう、ありがとう、優勝です!
本当に、単独公演のチケットご用意されなかったの悔し過ぎるー!

今回、MARIN STAGEとMOUNTEIN STAGEの往復という暴挙をやらかしたので、次回はメッセ内のステージだけにして、色々なジャンルの様々なアーティストを観るというのもいいなと思いましたね。

しかし、今迄、SOLD OUTになったサマソニを経験していないので、凄い人でした。
アーティスト主催のフェスがSOLD OUTする事はあっても、大型商業フェスがSOLD OUTって中々無いと思うのですよ。

この事に関して、洋楽が聴かれなくなり、洋楽アーティスト中心のフェスの運営が厳しくなり、苦肉の策として邦楽アーティスト呼んで、邦楽ファンを呼び込んでチケット完売させた、邦楽の大勝利で、本来の洋楽アーティストが負けただの、アウェーになっただの言う人がいるけど、これは私的にはちょっと違うかなと。
私は洋楽邦楽の勝ち負けとか、洋楽がアウェーとかでは無いと思うんですよね。

MARIN STAGEでのトリのRed Hot Chili Peppersはスタンド席は満席、アリーナもパンパンで後から来た人達が、中々中に入れず。
スタッフは、もっと中に詰めて下さい!詰めて下さい!と声を張り上げるくらいの大盛況。

MOUNTEIN STAGEのBMTHも、前方から中程迄はかなりの人が入っていて、前回の来日がキャンセルだっただけに、待ってました!感が強く、大盛り上がり。
洋楽アーティストでも入ってるとこには入っていたし。

また、MARIN STAGEのマキシマム ザ ホルモンとRANCIDに挟まれる形となった、ROBERT GLASPER featuring CHRIS DAVE, DERRICK HODGE and YASIIN BEYみたいな、活動の場がBLUE NOTEやBillboard中心の洋楽アーティストは、サマソニみたいなフェスでは弱いだけだと思うし。

ましてや彼らの規模を考えたら、MARIN STAGEは大きすぎると思うんですよね。
グラミー賞の常連でも、やはりスタジアムは大き過ぎたんじゃないかなと。
同じく、RANCIDもそう。
私としては、RAINBOW STAGEくらいが良かったのかなと思います。

ROBERT GLASPERは、MARIN の4階でお酒飲み飲み聴いていたのですが、日陰で風が吹いていて気持ち良い反面、風で音が流されて、勿体無かったかなと。やはり、屋内で聴きたいバンドですね、彼等は。
フェスはタイテの組み方が集客に影響して、どうしても各ステージの集客に偏りが出てくるのは仕方ないかなと。
たまにしかフェスに来ない人達は、やはり世間に知れ渡っている、ビッグネームのアーティストを観に行きたいと思うし、フェスに行き慣れた人達はお目当てのアーティストの他に、中々観れないアーティスト観に行くだろうし。

またSUMMER SONICとFUJI ROCKでは、やはりFUJI ROCKの方がマイナー志向が強く、SUMMER SONICの方がメジャー志向が強いので、ROBERT GLASPERみたいなFUJIではウケの良いアーティストは、サマソニでは弱いのかなというのは感じました。

洋楽アーティスト中心のフェスでは、集客がイマイチだと、集客の為に邦楽勢呼ぶとか言われるけど、欧米で同じような事したら、やはり自国のアーティスト呼ぶと思うんですよね。

極端な話をすれば、海外でCrossfaithとか、coldrainとか、ONE OK ROCKとか、アジア圏のアーティスト呼んでフェスしても、集客イマイチだな〜ってなれば、自国の売れてるアーティスト呼ぶんじゃないかなと思うけど。

Rock am RingやDownload なんて、日本で言ったら京都大作戦とか、DPFとか、ロッキンとか、そんな感じだと思うし…

逆の発想したら、海外のアーティストをこれだけ聴いてる国ってのも中々凄いと、私は思うけど。
欧米で欧米以外のアーティスト聴いてる人あまりいないと思うんですが。
だから、欧米でアジアのアーティストがヒットチャートの上位にいくと話題になる訳ですしね。

洋楽ファン勢は、邦楽ファン勢が洋楽アーティスト見に来ないとブーたれるけど、洋楽ファン勢も邦楽アーティスト見に来ないので、どっちもどっちだと、私は思いますよ。
大体、洋楽邦楽なんて、そんな括りなんか無意味だし、洋楽邦楽関係なく、自分の好きだと思う音を楽しめば良いと思いますね。

洋楽も邦楽も好きな私からしたら、どちらのアーティストも出るサマソニは楽しいフェスなんですよね〜。
スカパラ聴いて、ベガス聴いて、ROBERT GLASPERとRANCID聴けて、BMTHとRHCPを聴いて、TOTALFATをシメに聴いて、大満足でした。

洋楽信仰者には、未だに洋楽一番!邦楽ダメダメな人達が多いけど、邦楽も良いもの沢山あるし。
こういった人達は、探そうともしないし、知ろうともしないし、聴こうともしないだけだと思いますね。

また、邦楽しか聴かない人達は、こういったフェスを通じて、普段は聴かない洋楽に触れてみたらどうですかね。
新たな出会いがあると思うけど。

また、自分の好きなアーティストのルーツを探ってみて、好きなアーティストが聴いて育った洋楽を聴いてみるとかしてみたら、どうですかね。
きっと、楽しいと思うのよね。

洋楽には洋楽の良さが、邦楽には邦楽の良さがあるわけだから、垣根作らず聴いてみるのが良いと、今回のSUMMER SONICを観て思いましたね。
好きな音に国境は関係無いよ。

#日記 #エッセイ #音楽 #夏の思い出 #夏フェス #サマソニ #SUMMERSONIC2019 #洋楽 #邦楽

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