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社外取締役の役割と活用の視点

サンカラ・司法書士の阿部です。

最近、多くの企業で著名人の社外取締役の就任のニュースを見かけます。

著名人もスポーツ選手、女優、YouTuber等、様々な分野の方が活躍されています。

例えば、

  • 歌手の島谷ひとみさん

  • 女優の酒井美紀さん

  • マラソンランナーの高橋尚子さん

などの名前が挙げらます。

社外取締役

「社外取締役」とは、社内から昇進した取締役に対して、取引や資本関係のない社外から招聘した取締役です。

社外取締役に期待されているのは、外部の目によるチェック機能です。

経営の透明性を高めたり企業統治を強化したりすることを期待されています。

アメリカと比較して、日本では社外取締役の制度が遅れていました。

しかしながら、上場企業が守るべき行動規範が発表され、社外取締役が設置が強く推進されました。

そのため、現在は上場準備をしている会社で社外取締役を置いていない会社は、改善を指摘されるようです。

ならではの利益

著名人が社外取締役となることでもたらされる利益は、上記のチェック機能の他にやはり著名人ならではの宣伝効果ではないでしょうか。

その就任はニュース等で取り上げられ、社名は広まっていきます。

また、商品やサービスへの信頼を高める要因となります。

例えばスポーツ選手が社外取締役となっている会社の健康やスポーツに関する商品は優良なイメージを与えるでしょう。

近時、YouTube、TikTok、X、Instagramといった媒体が増えたことにより、

インフルエンサーというポジションの方々も増え著名人の社外取締役就任は、身近なものになっているかもしれません。

阿部舜
ITに弱い司法書士
(システム選び、法務、登記)

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