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いい人なんかじゃない


いい人になろうとしている

そんな風に見えているかな
あながち 間違いじゃないけれど

いい人に見られたい気持ちは
常にあるものだから


だけど
ちょっと違うんだ……


人を悪く言わないようにしている

いい人でいようとするわけではなくて
もちろん 印象よくあろうとはするけれど


どちらかというと……




人を悪く言えないし 言いたくない


過去にも話したことがあるけれど

いい人と見られたい
いい人でいようとする

そういうのとは少し違っていて


わかるかな……


相手を悪く言うと

自分が言われたように感じてしまうから


悪い言葉を発すれば、
それを受け取る人がいて

自分が受け取るわけではないことも
自分が発する言葉でも

それを自分が受け取った場合の想像が
自動的に働いて

自分が受け取った時のように感じ
痛みも伝わってくるように感じ


人を悪く言えないのは

言われた側に立った 自分を感じて
痛みも感じたような錯覚になるから


自分が発する悪い言葉は
自分がそれを受け取った時を想像して

痛い

だから 言わない 言えない

自分が傷つけられたことを想像してしまうから


いい人になろう 
そんな考えじゃなくて
痛みを感じたくない

自分が自分の言葉で 不快にならないため


いい人のように見えたり
いい人になろうと見られるけど

見られたい という 
他者からの目ではなく

自分が感じたくない という 
自分の目なだけ

自分が中心にある


結果 それが相手へ
悪いものを与えないとなるだけで


いい人にならなくていいんだよと
周りはそう言ってくれる

その優しさは 嬉しくもあり 
有り難いもので


だけど どこか違和感で


いい人とか優しいとか
そんなんじゃなくて……

自分が痛みを感じたくない
自分を守っているだけだよって

そう心の中で 呟いて


いい人なわけじゃないよ
自分の弱いものを補っているだけだよって


言葉にならない声にする





〜弱さがあるから〜

風の強い日
夜は静かに 今宵の気分は

このエッセイにしよう

感じているものは
脆さの自分


・・お読みいただきありがとうございます・・



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