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手づくり砂場工事〜後編

京都府、綾部市の「風の子共同保育園」さんから、ご依頼いただき、砂場のコンサルに入らせていただきました。無事、工事も終わり、砂場を納品し終えたので、noteの後編を書いていこうと思います。

手づくり砂場工事〜前編は→こちらから

前回、「風の子共同保育園」さんのお父ちゃん・お母ちゃんの力を借りて、旧園舎の柱の廃材を加工し、砂場の囲いとなる材料をつくりましたが、今回はいよいよ本作業です。

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今回の砂場の大きさは直径10mの半円の予定です。
そうです。とてもとても大きな砂場です。

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実は今回、砂場造成に予算がなかったことで、色々な方が「風の子共同保育園」に協力という形で、様々な形で協力をして下さいました。

福知山の「竜城工務店」さん https://tatsusiro.bsj.jp もそのお一人です。

重機やトラック・人員も含め、本当に多くのご協力をいただきました。
竜城工務店」さんがご協力して下さらなければ完成しなかった砂場です。
本当にありがとうございました。

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そして父ちゃん・母ちゃんの力も、もちろんお借りして完成に近づけていきます。
この手彫りで仕上げていく作業は、こどもが安全に遊ぶためには欠かせない作業です。

前回のnoteでもお話ししましたが、「園庭におけるリスクとバザード」(リスクは怪我をするかもしれないが子供たちの遊びや学びにもつながる危険箇所なので、取り除きすぎない。ハザードは、メリットがなく怪我につながる危険箇所なので取り除く。etc.)も、しっかり考えながら、砂場造成をしていきます。

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砂場の中に敷く透水シートも自分達でジョキジョキ切っていきます。
このシートは地中に水が逃げる助ける役目や、砂が砕石に流れていってしまうのを防ぐ為の役割をしてくれる、砂場造成には欠かせないアイテムです。
ちなみにカットしてくださっている手前のお2人は、手前から吉本新喜劇の森田さんと、吉本の大道芸人もりやすバンバンビガロさんです。

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そしていよいよ、前回つくった木材を砂場のまわりに詰めていきます。
隣同士になった時に、指詰などが起きぬよう、危険箇所がないように設置していきます。

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そして、今回の主役。砂の登場です。
今回はCodamaイチオシの砂である、淀川の川砂を明東産業様より納品していただきました。いつも良質な砂をありがとうございます。

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そして、水はけが良くなるように、砕石と川砂を敷き詰め、砂場は完成です。

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たくさんの方の協力を経て、「風の子共同保育園」の砂場はこんなに素敵になりました。砂を半分しか入れてないのに、こども達は砂場に一目散で駆け込み遊んでくれました。こんなに嬉しいことはありません。

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そして、私の砂場は完成しただけでは、終わりません。
私は「砂場」をうみ、「育てる」ことを方針としています。
本気で砂場で遊ぶとはどういうことなのか。を実際にカラダをつかって体験してもらいます。砂場のワークショップをして、完成です。

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本当に楽しい時間でした。
「風の子共同保育園」という皆に愛される園に出会えてこと、
園長の和田さんとも意気投合し、こどもの教育について語り合えたこと
予算がない中での砂場造成という新しい課題にチャレンジできたこと。
保護者である、お父ちゃん・お母ちゃんたちと語り合えたこと。
本当にたくさんのありがとう。を「風の子共同保育園」さまにお伝えしたいと思います。

本当に本当にありがとうございました。

これかも、私の活動を通じて、
日本中に素敵な砂場が広がっていくことを切に願っています。

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