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【面接対策:不満・失敗・苦手について】よく聞かれるネガティブな質問

こちらの記事が大変好評を頂いております。面接対策をしている方は、こちらも参考にしてみてください。


今回は、面接でよく聞かれるネガティブな質問対策についてです。
 
中途採用面接では、ネガティブな面を深堀する質問がかなり多かったように感じます。
なかなか答えにくい質問だと思いますので、私なりの考えを紹介していきます。
自分のケースに適した形に活用してもらえれば幸いです。
 
もちろん、新卒の就活においても、転職活動ほどではないにしても、ネガティブな質問は来ます。

ネガティブな質問への返しには、上手に乗り切るコツがあります。
私が対策したネガティブ質問について、順に書いていきます。
 

・今の職場に不満はありましたか?

 
不満があるから転職活動をしているので、愚問ですが、結構な頻度で聞かれると思います。
ただ、職場の不満を力の限りぶちまけることはNGです。
 
面接官は、応募者が他責思考ではないか?、不満、愚痴を垂れ流す人間性ではないか?といったところを見ています。注意しましょう。
 
「ない」という回答も、良くないと思います。(個人的にはNGだと考えます。)
Yes or No で回答できる質問ですが、Noだけの回答は、会話が盛り上がりません。
 
中学や高校の英語でYes, Noに+何か言うのが良いと習いましたよね。
それと同じです。
 
今の職場に不満はありましたか?に対しては、
「職場の課題を発見できる」
「その課題を改善しようと行動できる」
この2点をアピールできる回答を準備すれば良いと思います。
 
大きな不満はありませんが…と前置きして、職場の課題とどのように改善を図ろうとしたかを回答すると印象が良いです。
 
「業務の手順があいまいで、担当者によって対応の差が大きい」
→「マニュアルを整備した」、「担当者全員で、手順確認の場を設けた」
 
上記のように、仕事を進めるうえで不都合な不満を挙げて、改善に努めたと答えれば、ネガティブな質問をされても印象を悪くせずにすみます。
むしろ、主体性が評価されて印象が良くなるかもしれません。

・失敗体験はありますか?


「ない」と答えてはいけません。
自分に甘いやつだと思われます。
 
失敗体験と原因を合わせて説明し、そこから何を学んだのか、反省点を伝えましょう。
失敗したことだけを伝えても意味はありません。
 
面接官は、失敗から何を学んで成長したのかを知りたいのです。
また、原因を把握する力を知りたいと考えている面接官もいると思います。
 
「原因」「学んだこと」を織り交ぜましょう。
 

・仕事で苦手なことはありますか?(短所はありますか?)


これも「ない」と答えてはいけません。
 
苦手なことや短所は誰しもが持っているものです。
それを「ない」と答えると、自分のことを全く把握していないとさらけ出しているようなものです。

この質問に対しても「苦手なこと」「改善、対処していること」までセットで答えましょう。


また、短所について聞かれた場合も同様です。
どのように改善しようとしているかを答えるだけで十分ですが、
短所についてのベストな回答は、「裏を返せば、長所になり得る短所」です。
 
短期=スピード感がある
頑固=自分の考えを持っている
 
このような点も意識しておくと、短所を答える場面でも、あわよくば自分の良いところをアピールできるかもしれません。
 というよりもそうすべきです。

まとめ

 
・今の職場に不満はありましたか?
・失敗体験はありますか?
・仕事で苦手なことはありますか?
(短所はありますか?)
 
いずれもネガティブな事実を伝えるだけでなく、原因や改善しようとしたことも合わせて答えるようにすれば、面接官の印象を良くすることができると思います。
 
ネガティブ質問は減点式になりがちですが、ポジティブなアピールに繋げて加点式にしてしまいましょう!

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