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例文あり:自己紹介・退職理由・志望動機【転職・就活面接対策】

今回は、転職の採用面接で必ず聞かれる「自己紹介」「退職理由」「志望動機」について書いていきます。

その前に、私の自己紹介をさせて下さい。30代で会社員をしております。新卒では化学メーカーに入り、研究職として7,8年ほど勤めた後に、インフラ系の会社に研究職で転職しています(いずれも東証プライム上場の企業です)。
元々、自分の新卒時の就活や転職活動時の準備で書き溜めたものが10万文字以上あり、さらには、新卒でも転職でも面接には落ちたことがないので、せっかくならば。と思い、転職活動を始めようとしている後輩に「自分の新卒時の就活や転職活動時の準備で書き溜めたもの」を渡したところ、順調に中途採用の内定を取ることができています。後輩からは、転職活動という参考情報が少ない戦いで大変参考になった。と感想も頂いております。

後輩から、本屋の書籍よりも実体験に即しているので、就活生・転職者の面接対策に効率的に活かせる、他の人にも渡したい!新卒の就活の時にも欲しかった…!と言われたのをきっかけに、それならば、より噛み砕いた分かりやすいようにまとめようと思い立ち、面接対策・就活、転職活動の準備について記事にまとめていっております。

読者だけでなく、自分が再度転職することになった場合の見直しや知り合いが転職する場合にもレクチャーできるようにまとめておきたいという意図もございますが、多くの就活生、転職活動中の方々の参考となり、お役に立てば、幸いです。

それでは、面接対策における、自己紹介・退職理由・志望動機について記載していきます。

新卒の就活でも「自己紹介」と「志望動機」は必ず聞かれます。

一次面接、二次面接、最終面接、全てで、最初に聞かれます。
必須項目です。
文字に起こして、気が狂うまで唱えましょう。
 
一言一句まで暗記する必要はありません。
何を言いたいか、内容を頭に染み込ませましょう。
 
 
一言一句まで暗記すると、言い回しのミスでも冷や汗が出てしまいます。
大切なのは内容です。多少の言い回しミスを気にしてはいけません。
また、一言一句までの暗記だと、暗記してきている感が前面に出てしまいます。決して暗記してきている感がNGというわけではないですが、自分で考えて、自分の言葉で話している印象を持ってもらった方が良いです。

面接は、面接官と応募者のコミュニケーションの場でもありますから、ロボットのように用意された答えを無機質に読み上げるようなことをしてはいけません。一言一句まで覚えようとすると、緊張した際に文言を思い出そうとして、面接官の目を見て話すという基本的なこともおろそかになってしまう可能性があります。
もちろん、想定される質問に対しては答えは用意するのですが、言い回しまで暗記するのではなく、言いたい内容で頭の中に入れるようにしましょう。

 文字に起こしておくことは、自分の考えを整理するために有効です。文章にまとめるという行為によって、「ここは、こんな内容に修正した方がいいんじゃないか?」というようなチェック・修正ができるため、回答内容は洗練されていきます。

面接対策では「想定される質問」を列挙して、回答を文章で作成していきましょう。質問される可能性が高いものを特に注力して、洗練された回答にしていくと効率的です。
 
さて、想定される質問に対して回答を内容で覚えて整理しておくことの重要性を説明しましたが、最も肝心なのは、やはり、その回答内容です。 
面接では、退職理由や志望動機に関連した質問が高い確率でされます。
内容で覚えておいた方が柔軟に対応できるようになります。おすすめです。

本記事では、例文(具体例)も記載してます。
具体的な例文があれば、イメージも湧きやすいでしょう。

第一印象を決定づける重要なものなので、この記事を参考にして、良く吟味してオリジナリティの高いものを作り上げましょう。

大手のマイナビやリクナビの記事を参考にし過ぎると、他の応募者と似通ったものになってしまいます。グーグル検索の上に引っ掛かり、どうしてもアクセス数が多いためです。面接対策の情報を集めるとマイナビやリクナビの記事に行きつく人が多いです。

そのため、本記事のような個人の例文などを参考にすると、他の応募者と一味違う、オリジナリティのあるものになります。
他と差別化して、面接官に好印象を残すことが面接を突破するために、大切なことです。 

無料記事にしておくと、あらゆる人がアクセス、参照できて、オリジナリティのある「自己紹介」「退職理由」「志望動機」の作成に繋がりません。ひいては、人事部や面接官の方が読んでしまうとココを参考にしてるんだなと察してしまうこともあり得ますので、一部有料とさせて頂きます。
無料部分の例文を読んで、参考にできそうだという方は是非、ご購入ください。例文に対する解説もしていますので、ご自身とその志望先のケースに当てはめて、チューニングして使ってみてください。

購入者数が増えてくるまでは、期間限定で現在の価格にしておきます。購入者が増えてきたら価格を上げさせて頂き、供給を調整します。また、返金OKの設定をしておりますので、期待していたものと違ったという方は、返金頂いて構いません。


 
では、順に解説していきます。
 


・自己紹介


面接官から一番最初にふられます。
 
名前、面接の機会をもらえたお礼を述べ、
学歴、職歴、スキル等を簡単に話し、
どのように貢献ができると考えて、応募したのか。
 
というようなことを話すと良いかと思います。
  
短すぎず、長くなり過ぎないようにしましょう。
短すぎると印象に残りませんし、熱意が伝わりません。
一方で、長すぎると話の要点が面接官に伝わりづらくなり、物事を伝えるのが下手くそだと思われてしまいます。
目安は 300字くらいでしょうか。 

例文(転職用)と解説

田中太郎と申します。本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。   
私は、XX大学大学院 YY研究科を卒業後、株式会社ZZにて、Liイオン二次電池の電極用バインダーの研究開発、スケールアップ検討を約4年、その後、カーボンナノチューブの開発と市場開発、顧客への使用方法提案等を約3年担当してきました。  
ポリマー、炭素材料と様々な材料の取り扱い経験に加えて、スラリー、電極、電池の取扱いも多く経験しており、多様な分野の視点・手法を駆使して開発を進めることを得意としています。   
御社での全個体電池の開発に知見が活かせると思い、応募させて頂きました。本日はよろしくお願いいたします。  

  1. 自分がしてきた業務内容   

  2. それによって、培ったスキル・強み   

  3. 応募先で貢献できることのアピール   

これらの内容を盛り込むと良いでしょう。   
繰り返しになりますが、長すぎず、短すぎずが良いです。   
自己紹介が長い場合は、話す速度を少し早くして、長々と話していないような印象を持たせるようにしましょう。  

1.自分がしてきた業務内容

業務内容は具体的で分かりやすくしましょう。重要なプロジェクトや業務経験を挙げて、自分の専門性や経験を強調すると良いでしょう。技術的なスキルや知識、チームでの役割など、職務経験の中から特に関連性の高い部分を強調するとさらに好印象を与えることができます。

ポイントは3つです。
「具体性と明確性」
曖昧な表現や一般的な事柄ではなく、具体的なプロジェクトや経験を挙げましょう。
「関連性」
業務内容を選択する際に、応募先のポジションや求められるスキルとの関連性を意識しましょう。
「達成した成果」
できるだけ具体的な成果や実績を挙げることで、自身の能力や貢献度を示します。

2.それによって、培ったスキル・強み
業務内容から導き出されるスキルや強みを明確に示すようにしましょう。スキルの他、リーダーシップ、問題解決能力、チームワークなど、面接先が求める能力に焦点を当てると内容がブラッシュアップされます。過去の経験から得た教訓や成長、自己成長への取り組みなど、ポジティブな面を強調するとポテンシャル面も評価されます。

ここのポイントも3つです。

「具体例」
スキルや強みを挙げる際に、具体的な事例や経験を裏付けとして提示しましょう。
「転換性」
それぞれのスキルや強みを、応募先での活用方法や貢献度と結びつけて考えましょう。
「成長」
過去の経験から得た教訓や成長への意識を示すことで、継続的な学びと成長をアピールします。

3.応募先で貢献できることのアピール
応募先のビジョンや業務内容に対する理解を示すのも良いでしょう。そのうえで、自身のスキルや経験を応募先のニーズとリンクさせ、具体的な貢献方法を提示すると納得感を与えることができます。そして、応募先の文化や価値観に共感し、積極的に貢献したいという意欲を表現すると非常に好印象な自己紹介になります。

ここでのポイントも3つです。
「企業理解」
応募先のビジョンやミッション、業務内容を理解し、それに基づいて自身の貢献意欲を表現します。
「価値提案」
自身のスキルや経験を通じて、応募先が抱える課題やニーズにどのように貢献できるかを具体的に示しましょう。
「ポジティブな意欲」
応募先への積極的な貢献意欲や共感を示すことで、企業への熱意を伝えます。

以上のポイントに留意しながら、自己紹介を行うことで、面接官に自身の価値や適正を的確に伝え、良い印象を与えることができます。
自己紹介は、面接官に自分の強みや志向性を的確に伝える貴重な機会です。文章を通じて自信や意欲を伝えることが重要ですが、以下のポイントに注意すると、面接官からの好印象を得やすくなります。

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