想像してみてほしいこと。

大人から子どもへの暴力と性暴力。どんなに時代が変わろうと、減るどころか増えるように思います。

特に性暴力や性の搾取は、体だけではなく心までも傷付け壊します。

それが連鎖し、繰り返されていくのでしょうか。

もしくは、ただ、ストレスや欲望の吐口として子どもたちが利用されているだけなのでしょうか?


たとえば、あなたが幼い子どもに戻ったとして、親や兄弟、親族、信じていた大人や仲の良い大人、初めて会った知らない大人にある日突然暴力や性暴力を振るわれたらどう感じますか?

大人のストレスや欲望の吐口として、抵抗できないあなたの意思など全く無視し、あなたを恐怖の底に叩き落とし、言葉を奪い、希望を奪い、気力を奪いながら何度も何度もあなたを壊し続けたとしたら、あなたはどうしますか?

拒否しても受け入れてもらえず、、助けを求めても信じてもらえず、終わる事のない恐怖を毎日感じないといけないとしたら、あなたはどう生きようと思いますか?

何故、あなたはそんな扱いを受けなければならないのでしょうか?


あなたが悪いからですか?

いいえ、あなたは悪くありません。

愛ゆえの行動ですか?

いいえ、そこに愛はありません。


そんなことをされなければならない理由など、どこを探しても見つかるはずがありません。なぜなら、そんな理由はこの世に存在しないからです。

ではなぜ、そんな事が起こり、許され、見つけることさえ困難なのでしょうか?

幼い子どもにはその行動に対しての知識がなく、理解ができないこと。大人がそれを知ってもタブーのように隠し込んでしまうこと。情報の少なさや関心の無さから、その現実を想像することさえできない大人が多いからではないでしょうか。


もしかしたら、あなたの隣でそれは起こっているかもしれません、あなたが手を差し伸べたら救うことができるかもしれません。

子どもを守るためには、逃げる場所を作り、助けを求めた時に守れる大人を増やすことが必要となります。

そして、もう一つ

子どもを被害者にしないために、そして加害者にしないために、子どもたちへ正しいスキンシップの仕方と、正しい性教育を幼い頃から始めましょう。

相手の尊厳を守り、自分自身を守るための知識と情報を伝え、負の連鎖を止めましょう。

あなたの思いこみで、勝手にタブーを作ってしまってはいけません。必要ないと目をそらしてもいけません。


現実を知り、情報を集め、知識を増やしてください。

子どもたちを守ることは、私たち大人にしかできません。






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