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サッカーコーチのスペイン移住生活6週間経過【近況報告】

サッカーコーチの砂川太希です。
日本でサッカー指導歴11年目。
7/1(土)からスペイン・バルセロナへ移住しました。

バルセロナ生活、6週間経過しました。
様々な場で自分よりも滞在期間の短い日本人の方と出会う機会も徐々に発生してきている程です。
8月も折り返し。気づいたら時間が経っている。恐ろしいです。。


DAY30 7/31(月)

この日は女子ワールドカップ「なでしこジャパンvsスペイン代表」を観戦。
スペイン国内でFIFA公式の配信は視聴できなかったので、RTVEという配信サイトから視聴。

結果は、なでしこジャパンの完璧な勝利。
スペイン代表、もう少し頑張って欲しかった。。

しかしながら、8月14日現在ではスペイン代表がベスト4まで残っています。


午後からは練習見学へ。
しかしながら、
UE Sant Andreu、CF Damm、CE Europaの3クラブを回りましたが、
どこも練習しておらず。


DAY32 8/2(水)


この日はCE Mercantil フベニールAのトレーニング見学へ。
𝙀𝙄𝙅𝙄 𝙔𝘼𝙈𝘼𝘿𝘼さんがアナリストを努めているチームです。

バルセロナから電車で40分程度のサバデルという街に拠点があり、
街もスタジアムもアットホームな雰囲気でした。

監督の指導中に発するメッセージは具体的で明確だなと感じます。(言葉は対して理解できないので雰囲気で感じ取ってます。)

山田さんはチームからの信頼が厚い印象で
最前線で活躍されている同世代の姿は非常に刺激になりました。


DAY33 8/3(木)


翌日はCFバダロナの見学へ。
家からバスを乗り継いで40分程かけてスタジアムの目の前のバス停に到着。

Estadi Municipal de Badalona.
デカいです。迫力がハンパない。

Estadi Municipal de Badalona入場ゲート

ただ無駄にデカいだけのではなく、機能的でデザインもカッコいいです。

トップチームは今季はTercera Federación(5部相当)に所属し、
徳島ヴォルティスから移籍した2人も所属するジローナFC Bとも同じリーグなので、ぜひ観戦にいきたいチームの一つです。



そんなスタジアムでフベニールAのトレーニングを見学。

リーグまでの準備期間からの逆算なのか、
育成年代のラストイヤーだからこそなのか、
このカテゴリーのトレーニングはマクロな視点でのチーム戦術の落とし込みにかける時間が非常に長く感じます。
日本のJクラブのトップチームのプレシーズンの過ごし方に似ているなと思っています。

日本にいる間に見学した川崎フロンターレでさえ、
キャンプ前は個人戦術にフォーカスしたメニューに取り組む時間があったので

Jクラブのトップよりもプレシーズンが短い分、
もしかしたら、もっとマクロ的かもしれません。興味深いです。


DAY34 8/4(金)

この日は一番近所のCEエウロパへ。
3日連続で練習見学できており、非常に充実しました。

移住してから初めて女子カテゴリーのトレーニング見学する機会でした。

いつもスペインでプレーする選手を見て思うことは
①ボールの持ち方
②豊富なプレーのアイディア

この日観た女子フベニールの選手たちも漏れなく、これに当てはまります。

複数の選択肢や意図を感じさせるボールの持ち方。
豊かなプレーのアイディア。

8月はまだ小中学生はオフシーズンですが、
早くより年齢の低い育成年代のシーンでどのような過程を踏んでいるのか、
自分の目で確認していきたいです。


DAY35 8/5(土)

この日はフベニールのプレシーズンマッチへ。
UEコルネジャvs CEサバデルの対戦です。

おそらく移住後初の現地での試合観戦となりました。
というか、2月は公式戦(リーグ戦)しか観戦していないので、
スペインで初めてみる練習試合です。

練習試合とは言っても、
映像の通りに、リーグ戦と同じ雰囲気で選手入場。審判も用意されています。
スタンドも観客を埋まる。
日本の練習試合とは全く意味合いが異なります。

海外のビッククラブが日本でツアーを実施していたかと思いますが、
あの雰囲気に近いものを感じます。


DAY36 8/6(日)

翌日もUEコルネジャのフベニールAのプレシーズンマッチを観戦。

相手はTercera Federación(5部相当)のMONTAÑESA, C.F.
結果は1−1。

スペインのセミプロやアマチュアクラブのフットボールは非常にパワフルです。

ですが、ビルドアップやボール保持の局面はスムーズに行える力をどこも兼ね備えているイメージです。そんなこと誰でもどこのクラブでもできますよと言った具合で見せつけられます。
この国のサッカーの層の厚さや底力を感じる瞬間の一つです。


DAY37 8/7(月)

近所のCEエウロパの見学へ。
日本人スタッフや選手をたくさんお見かけしました。このクラブのオープンで寛容な姿勢が窺い知れます。

CEエウロパB、男子フベニール、女子フベニールの3カテゴリーのトレーニングを見学。

バルセロナで練習見学をしていて感じることの一つに、
一つのメニューが時間を経つごとに確実に質が高くなったり、
現象が改善されていく
ということがあります。

メニュー開始数分間は、
「このトレーニング大丈夫?」と感じたとしても、
徐々にスムーズさや継続性が担保され、
インテンシティも高まってきます。

スロースタートです笑

ただ、そこには質を高めたり現象を改善するための
指導者のアプローチが確実にある
と思っていて、
そこを注視するようにしています。


DAY40 8/10(木)

この日はバルセロナ市街地から電車で1時間。
プレシーズンの招待杯のような試合を観戦に行きました。

練習見学や試合観戦をしていた、UEコルネジャやC Eメルカンティルも出場する大会でした。
継続して複数回、そのチームを観れるということは、
変化を感じ取ることができるということなので、貴重な機会です。
バルサと並ぶ、市内のプロクラブであるRCDエスパニュールのカンテラも注目でした。

この試合は観戦料2€。
育成年代でもお金を払って試合を観るという文化が根付いているなと感じます。

受付の中高生くらいの男の子たちに観戦料が必要だと説明され、
拙いスペイン語で対応しましたが
途中から「英語の方がいい?」と言われて英語で説明を受けました。

自分が中高生の頃に外国人相手にパッとこの対応は絶対できない。
英語を使える人は日本よりも多い印象です。

そして次は英語に切り替えられないようにしたい笑

DAY42 8/12(土)

UEコルネジャのトップチームのプレシーズンマッチへ。
Primera Federación(3部相当)に所属しているUEコルネジャと
Segunda Federación(4部相当)に所属しているUEサンアンドレウとの試合。

コルネジャはフベニール所属選手が2名先発。
2月に観た昨シーズンのフベニールAのエースも出場しておりました。

遜色ないというか、
普通にトップ所属の選手より活躍しており
これは純粋にビックリでした。

DAY44 8/14(月)

44日目にしてやっとバルセロナでの住民票登録が完了しました。

役所に出向くこと3回。
初回はカタラン語(カタルーニャ州の公用語でスペイン語とは違う)で捲し立てられ、タライ回される。
2回目は書類の不備で再提出。
3回目にやっと住民票の登録が完了しました。

来月の警察署での身分証明書の手続きが完了すれば、
一旦の行政手続きは終了です!(おそらく!)


この2週間はサッカーに触れる機会が非常に増えました!
インプット過多になってきているので、頭の中を整理しながら過ごしたいと思います!

これまでの【近況報告】下記のマガジンでチェック可能です!


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