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サッカーコーチのスペイン移住生活3ヶ月半経過【近況報告】

サッカーコーチの砂川太希です。
日本でサッカー指導歴11年目。
7/1(土)からスペイン・バルセロナへ移住しサッカーコーチとして活動しています。

前回、近況報告的な記事を更新してから1ヶ月が経過していました。
2〜3週間に1回更新しようと思っていましたが、この有様。

原因の50%はサボりです。サボりました。
もう50%はバルセロナで過ごす時間の進みが早すぎて、
2週間くらい経っただろうと思いnoteにアクセスしたら1ヶ月経っていました。

要は、バルセロナ生活、非常に充実しています。




この1ヶ月に起きたことを振り返っていきます。

サッカーの写真ばかりだとつまらないのでスーパーの写真を挿入します。



CE Vila Olímpicaでの日常

まずチームへの帯同について
平日4日と土日のゲームに帯同しています。

帯同が始まって7週目。
選手の特徴や性格も掴み、クラブ内でも顔見知りのコーチが増えてきました。

スペイン語もなんとなく聞き取れてきており、
片言ではありますが、なんとなく喋れています。

そんな状態の今現在、
チームで主に何をしているかというと

平日練習の際は
少人数のセッションの担当
ピッチでのTR前のフィジカルTRやW-upの担当
メニューにより人数が不足する場合は一緒にプレー

リーグ戦の際は
W-upの担当
試合映像の撮影
※リーグへのスタッフ登録が完了すればベンチでサポート

その他、
対戦相手のスカウティングや
試合映像を切り抜いて選手に共有など

あとは一緒にコーチをしている15歳のMarcに
たわいも無い会話でダル絡みをして
スペイン語の練習をしています。



日々、少しづつできることの幅を広げていかなくてはなりません。

勝利時の恒例。


サッカー放浪者としての日常

自分のやっていることを形容する適切な言葉が見つかりません。
強いて言えば「サッカー放浪者」が一番近いかもしれません。

毎週木曜日は帯同しているチームの活動がないので、
他のクラブのトレーニング見学に繰り出します。

気になるクラブに出向き、
良い選手や共感の持てる指導者を見つけたり、
トレーニングを見学しながら
指導者の工夫を盗んだり
戦術的な解決方法、技術的なアイディアを学んだり
選手やコーチの振る舞いからサッカー文化の根深さを感じたり
グラウンドの回転のさせ方やスタンドの雰囲気から
そのクラブのあり方を想像したり。

仕事もせずに何をやっているんだろうと思う瞬間もありますが
今を楽しんでいます。
案の定、そこで何やっているんだと声をかけられることも多々あります。



週末はとにかく足を運んで試合観戦。
自チームのリーグ戦も含めて1日3会場回っても
時間に余裕があります。

関東で1日3会場回るには、
首都高速をアイルトン・セナばりに飛ばさなくてはなりません。
(※法定速度厳守)

バルセロナはコンパクトな街で
その中にいくつもスタジアムやグラウンドが存在するので
メトロとバスですぐに移動できてしまいます。

そして何よりも
週末は各カテゴリー、リーグ戦1試合のみしかやらない。
Infantilは35分ハーフ、Cadeteは40分ハーフの試合を1試合のみ。

河川敷グラウンドで35分×6本とかやりません。

なので時間的な余裕がめちゃくちゃあります。



試合観戦するカテゴリーは様々で
小学生年代、中学生年代、高校年代、トップ年代を満遍なく。
もちろん女子も。
レベルも
バルサやエスパニョール、ジローナなどのプロクラブから
コルネジャ、ダムといった最高峰の街クラブ、
そしてそこを追随する上位の街クラブ、
発展途上である自クラブの他のカテゴリーなど
様々なサッカーを観ることを意識しています。



せっかくバルセロナにいるので、
思いっきりサッカーを堪能しようと考えてます。

明日、スペイン政府から帰国しろと言われても
悔いのないように生きてます。


29歳独身男性としての日常


7月の入国以来、手続きを進めていたNIE(身分証明カード)の受け取りがいよいよ来週です。

まだあまりよく分かっていませんが、
ビザの更新手続き等の準備を徐々にしなくてはなりません。
スペイン生活は常になんらかの行政手続き中な気がしてます。


そして羽中田さんご夫妻がバルセロナを旅行で訪れており、
ランチさせていただきました。

自分が
東京23FCに興味を持ったきっかけ。
バルセロナに興味を持ったきっかけ。
どちらも羽中田さんでした。

バルセロナで再会できる奇跡。
全てに感謝です。

Sense Of Wonder


食事や生活にも慣れ、一丁前に歩きスマホしながらメトロの乗り換えができる程度にはなりました。


(先月財布を落としました。)



ただ先日、語学学校の帰り道のランブラス通りで
ふと、あることを思い出しました。



2017年にバルセロナのランブラス通りで起きた車両を使用したテロ。


「ロシア」「ウクライナ」「イスラエル」「ハマス」

日本で
悲惨なニュースを目にした時と
ヨーロッパで
悲惨なニュースを目にした時の
感じ方が何故だか違います。


語学学校の同じクラスにはロシア人もウクライナ人もいて、
街ではアラブ系の方々も見かける
移民が多いバルセロナ。

同時に観光客も多く、世界中から人々が集まっていいることを生活していると感じます。


この土地に慣れてきても
「何が起きてもおかしくない」
ということは忘れずに
今を楽しく生きていきたいと思います。


美味しかった生ハムピザを写真、誰かに見せる機会は一切無いのでここに貼ります。









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