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自己理解が出来ないのは、自分と話していないから。

なぜ多くの人々は自己理解が出来ないのか。それは、自分と話したことがないからだ。

  • お客様のために

  • 上司の機嫌を

  • 後輩の面倒を

  • 家族の心配を

  • 通行人の邪魔にならないように

  • 友達に嫌われないように

意識が常に外側に向いていて、内側に向く機会がほとんどない。

話したことない人のことなんて、わからない。

コミュ障を受け入る

長らく自分と話さなかった人は、コミュ障を受け入れる必要がある。

  • 友達が多くて飲み会も中心で回す

  • ナンパも余裕

  • ビーチで男女8人夏物語

それは外側に対するコミュ力で、内側に対するコミュ力には別。

自分と話してこなかった人生なのに、自分と話す能力を肯定する方が無理がある。

いざ自分と対話しようと思い立った時、「あっ...あ、あ、あの...その...」コミュ障すぎて話にならない。

自己理解しようと対話を始めても、全然進まない人の特徴だ。

自分と対話する能力:無
他人と対話する能力:有

という人は、他人との対話の中で自己理解を進めることが理に適った手段だ。

共同体の中で見つける自分

なぜか進まない自己理解を進める方法のひとつは、仲間との共同作業。

キャンプ、ホムパ、餅つき、なんでもいい。
同じ目的に並行して向かう作業でもいい。

共同体の中で誰がどんな動きをするか、どんなポジションか、それはなぜか。夜が更けた頃にでも、輪になってディスカッションする。

ビールとしてのアサヒスーパードライの特徴を理解するならば、サッポロ黒ラベル、キリン一番搾りなどを引き合いに出すだろう。

研究対象は、まず共同体の中に入れる。比べる。見つける。


仲間との共同作業。
そんな機会は道玄坂の緑の会社にでも勤めなければ、滅多に機会は無い。ゼロに近い。
ようするに、もう一回中学校からやり直しだ。

  • 飯盒炊飯

  • 実行委員会

  • 体育祭

  • 文化祭

中学校(≒高校)にはこれら全てのメソッドは詰まっている。

学区域で強制的に収集された、陰キャも陽キャも存在する混沌こそが『クラスメイト』。
自己理解の舞台としては最高の環境だ。

脳内を懐古モードにして、学生時のデティールを棚卸しするのも過去形として有効な自己理解。

大人が現在形で集合体に参加できるのは留学『語学留学』が一つの手段にある。

英語学習は二の次で、"同期"の獲得機会がセンターポイントだ。

意識の高い学校は性質が偏るから、意識の低い学校の方が多様性に富む。

自分と話せない人が自己理解する方法

  1. 自己理解が出来ないのは、自分と話していないから。

  2. 自分と話そうとしてもその能力は今更無い。

  3. 能力の「無」を受け入れて「有」を使う。

  4. 共同体の中で比較検証を行う。

そんなロジックを反映して、
留学とは異なるノマドニアという概念を開発した。

多様なバックグラウンドを持った"同期"が強制的に編成され、1ヶ月間で10職種をワークショップとして体験する。

ここまで読んだ人は、これがどのような効力を含むかが想像できると思う。


食卓のおかずが一品増えます