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男性の育ちが良い具体的な話

育ちが良いとはどういうことか?

話し方?作法がキレイ?

男性に至ってはどんな点で育ちの良さが分かるのか?具体的な事例を話したいと思う。

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夫と生活し始めて驚くことがたくさんある。一般的には私も「由緒あるお家生まれ」と言われるらしいが夫の場合は特に「親からの教え・しつけ」の質の良さが各所に露呈している。

例えば、
「スニーカーの踵は絶対に踏まない」
「靴磨きをする」
「皺になった洋服は必ずアイロンをかける」

これらを自身でこなすのだ。正直、私はこんな教育を受けてきていない。人生で靴を磨いたことなんて、小学生の頃に上履きを洗ったことくらいだ。もちろんシワシワになった洋服を着て出かけるまではしないが「これくらい動いてたら分からないし」なんて自分に言い聞かせて着て出かけたりする。大雑把な性格だ。

夫からは「えっ?それアイロンかけないの?」とか、ちょっとあそこの物を取りたいだけで靴を履くのが面倒なだけなのに「スニーカーの踵踏まないで!」と言われたり。

夫の言うことは正しくてそうすべきなのはわかってる。けれど完璧にできないのが人間だったりする。夫は完璧主義者でもないし彼の中ではそれが「普通」なことなのだ。これが育ちの良さである。

別に裕福なお家に生まれたからって育ちが良いとは限らない。お金持ちであっても無礼だったり横柄だったりそんな人柄であればそれは育ちの良さとは関係ない。

小さな頃からの習慣ってほんとに大事だなぁと思った瞬間だ。

でも私たちは婚活適齢期でも人格を変えることはできないし、習慣を変えることも難しい。けれどこの話を聞いてちょっと気にかけるだけで「育ちの良い」男性はそういうところを見ている、ってことを頭の片隅に置いて、デートの所作を変えたり改善できるかもしれない。

私もスニーカーの踵は踏まなくなったし、頻繁にアイロンをかけるようになった。ちょっとずつ変わっていっている。

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