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視聴済み1000作品から推し映画を選ぶ Part.6 アクション編

The Witch/魔女

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ある特殊な施設で育ったジャユン。8歳のときに逃げ出し、記憶を失ったジャユンは助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに。そして、10年余の歳月が過ぎ、ジャユンは頭に異変を感じるようになる。手術費用と経済状況が厳しい養父母のため賞金が出る歌のオーディションを受けることを決意。しかし、テレビ番組で、あるマジックを披露したことで謎の男たちから追われることになる・・・!

 この映画は最初見た時の衝撃が凄すぎる!ネタバレを見ない方が楽しめるミステリーサスペンス要素もあり、私はカメ止めを見た時のことを思い出しました。”もう一度見たくなる”という触れ込みも伊達じゃない!

 主人公は酪農家の娘でのんびりした女の子で、アイドル番組を目指すところから始まります。やがて、闇の組織との抗争に巻き込まれていくのですが…。

 その展開が時速10kmから急にフルスロットル300kmになる過程が気持ち良すぎるんです!肝心のアクション要素は”サイキックアクション”という超能力を使った超次元アクションで、スピード感がこれまで見てきたアクション映画の中でも群を抜いてスピーディーかつダイナミックで見ごたえがあります。

 韓国映画ならではのバイオレンス・アクションもあって戦いは容赦なくやり合うので本格的なアクション映画好きの方にもオススメできる作品になっています。

キングスマン

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ロンドンの高級テーラー「キングスマン」。しかしその実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった!

 こちらは現在展開中のシリーズモノで英国が舞台のスパイアクションになります。スパイと言いつつもコソコソと地道に…というより、もうド派手が過ぎるくらいにやってくれます(スパイとは)。大玉の花火をぶち上げるかのようにアクションがオシャレで豪華でド派手でとにかく格好が良過ぎるんです。これは見てとしか言いようがない。

 また、”こういうのが好きなんでしょ…?”と言わんばかりにスパイ映画お馴染みのガジェットも沢山登場してテンション上がりまくりです。

 そして、作品に音楽もマッチしていて、思わず見ながら踊っちゃいそうになります。

 あと、ただアクションが凄いだけの映画だけでなく、主人公の成長、仲間との絆、修行も描かれていて、駆け出しの主人公が一人前のエージェントになる過程も大変見ごたえがある一本になっています。

ベイビー・ドライバー

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天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、通称「ベイビー」(アンセル・エルゴート)。彼の最高のテクニックを発揮するための小道具、それは完璧なプレイリストが揃っているiPod。子供のころの事故の後遺症で耳鳴りが激しい彼だが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると、耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと変貌する。

 私がエドガー・ライト監督を好きになるきっかけになった作品。カーアクション×クライム×恋愛というユニークな組み合わせの映画なのですが、この作品はとにかく音楽が最高に格好良くて、しかもそれが映像と最高にマッチしてるという、見てるだけで爽快にぶち上がれる映画になっています。プレイリストでイカした音楽を流しっぱなししてるような映画です。

 カーアクションや犯罪映画はちょっと…という方にこそ是非見て欲しいです。こんなにオシャレでスタイリッシュでファッショナブルな映画はありません。

 登場人物も全員過剰なくらいキャラ立ちしていてコミカルなので起承転結もハッキリしているので、気軽に映画を楽しみたいんだという方にこそ最高にオススメできる映画になっています。

007 スカイフォール

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トルコ イスタンブール。MI6(英国情報局秘密情報部)のエージェント007ジェームズ・ボンドは、各地で潜入捜査をしているNATOの諜報部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵を追跡し、その組織をあと少しのところまで追い詰める。

 皆さんお馴染みの007シリーズ。私は今のジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグ主演のシリーズが特に好きです。このシリーズはとにかく世界を股にかけて絶体絶命の窮地を乗り越えまくっていくイケ男のジェームズ・ボンドがとにかくアイコニックで格好良すぎるんです。渋すぎて男が憧れる漢って感じがします。

 一番の見所は二転三転するストーリー。同ダニエル・クレイグボンドの「007/カジノ・ロワイヤル」もそうですが、一難去ってまた一難な展開のラッシュが時と場所を超えて繰り広げられるので、最初から最後まで余すことなく贅沢にアクションを堪能することができる作品になっています。

タイラー・レイク -命の奪還-

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主人公タイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)は数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた大胆不敵で屈強な傭兵。裏社会の危険な任務を生業にしているタイラーは、ムンバイから誘拐された犯罪組織のボスの息子を、巨悪なギャングが支配するダッカの市街地から救出するという不可能に近いミッションを請け負うことに。

 こちらの映画はNetflixオリジナル作品で、MCUのマイティ・ソーでお馴染みクリヘム主演の戦場バトルアクションになっています。

 この映画の見どころは、マフィアの軍勢を順番に倒していくアクションシーン。ムンバイの街や建物をところ狭しと駆け抜けながら薙ぎ倒していく市街戦は、ワンカットかつTPSゲーム風のカメラ回しをしているので、まるで自分が戦地を駆け抜けているかのような没入感が味わえるハラハラドキドキなアクション作品になっています。

 戦い方も接近型銃撃アクションという肉体と肉体がぶつかる無骨さもありつつもスタイリッシュさも兼ね備えているという何ともオリジナリティ溢れるバトルアクションになっています。

ワイルド・スピード ICE BREAK

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長い逃亡生活と、史上最悪の敵との激しい戦いを終え、ドミニク、レティ、ローマンら、固い絆で結ばれた“ファミリー”は束の間の日常を味わっていた。しかし、誰よりもファミリーを大切にしてきたドミニクのまさかの裏切りによって、ホブスは投獄され、ファミリーは崩壊の危機に直面する。

 こちらも有名なカーアクションシリーズのワイルド・スピード通称ワイスピ。ヴィン・ディーゼル演じるボスを中心としたスーパーカーテクニックを持つファミリーが世界征服をこっそり企む悪いヤツらを阻止するために美技に酔いしれなを惜しみなくしまくるカーアクションです。

 ワタシ的に一番好きなのが、こちらのアイスブレイク。この映画は車を空を飛ぶのは当たり前のシリーズなのですが、本作では何と氷上で潜水艦と車が戦う羽目になります。どうやって倒すの?という疑問は何のその、車を縦横無尽に操りまくって立ち向かうのです。

 コメディ要素も定番のアメリカンジョークが飛び交いまくってこれぞハリウッド映画って感じがして楽しい。

 脇を固める男たちがドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムを始め主役級の面々たちが一堂に会してるというオマツリ感も楽しい。まさにその二人が主役のスピンオフ作品「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」も超絶オススメです。

EXIT

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上昇してくる有毒ガス、逃げ場所は高層ビルの屋上のみ!命綱なしで逃げ切れるか‼

 こちらはところ変わって韓国のクライミングアクション。時限式で上昇してくる毒ガスから逃げるためにビルを昇っては下るリアルデスSASUKEの様相を呈しています。

 何でわざわざ一度低いところに行かなくちゃいけないんや!というツッコミのごもっともですが、下の階にしか○○が無い!など色んな仕掛けがあってミッション性があって面白いです。ノー命綱高層ビルクライミングなので、高所恐怖症だったら絶対にチビると思います。

ただし、本作はコメディ要素も沢山あるので比較的笑いながら楽しくみることができます。ヒロイン役は少女時代のユナ。美しいです。

デスプルーフ in グラインドハウス

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スゴ腕スタントマンのマイク(カート・ラッセル)は、愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘っていた。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにキレたゾーイ(ゾーイ・ベル)たちは、決死の猛反撃に挑む。

 タランティーノ監督作品で一番好きかもしれない映画。この映画はとにかく最高にスカッとするので見て!としか言いようがない。

 前半はサイコ野郎が車を事故らせては女を殺しまくるというフラストレーション溜まりまくりの展開なのですが、そこでイライラすればするほど後半の発散が最高に気持ちよくなるという展開になっています。

 サスペンス・ホラーから始まりカーアクションの様相を呈しては最後は何のジャンルこれ!?となる唯一無二な感じもタランティーノ監督作品ならではなので、見るより感じるという表現が正しい映画かもしれません。

監視者たち

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ハ・ユンジュ(ハン・ヒョジュ)はずば抜けた記憶力と鋭い洞察力、そして驚異的な集中力を備えた刑事。そんな彼女が新人として配属されたのは、韓国警察特殊犯罪課(SCU)内で凶悪犯の行動監視を専門とする班だった。

 特殊能力(超能力ではない)を兼ね備えた女刑事たちが知略を駆使しながら武装凶悪半たちに立ち向かうクライムアクション。

 主人公はターゲットの”監視”だけが許されてる特殊捜査班に所属しているのですが、いかにして手出しをしないでかつバレずに敵の目を欺くかという特殊捜査アクションがギリギリハラハラ感を味わえて最高に夢中になれます。

 とにかく頭脳戦が見ごたえがあるので、いつもと違ったアクション映画を見たいという方にもオススメです。

エンド・オブ・ホワイトハウス

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”鉄壁の要塞”ホワイトハウスが、たった13分で占拠され、15分後には敵を守る【難攻不落の要塞】となった。

 テロリストに選挙されたホワイトハウスから大統領を救い出す単純明快なアクション。

 主人公は元失脚中の元シークレットサービのジェラルド・バトラーなのですが、こいつが強すぎるのが逆に面白いです。もう勝利条件ジェラルド・バトラーというくらい単身でテロリストと渡り合えています。

 敵がホワイトハウスを選挙して無敵の要塞にするという設定も楽しい。

 この後イギリスを舞台にした「エンド・オブ・キングダム」、アメリカ全土を舞台にした「エンド・オブ・ステイツ」へと繋がっていきます。

ホワイトハウス・ダウン

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ホワイトハウスが占拠されてしまうアメリカ史上最悪の危機に、たまたま居合わせてしまった議会警察官ジョン・ケイル(チャニング・テイタム)。ジョンは、娘の憧れの第46代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)を守るべく、シークレットサービスへの転身を目指していたが不採用となり、娘をがっかりさせたくないためホワイトハウス観光ツアーに参加しているところだった。 出会うはずのなかったこの二人が、テロリストたちからアメリカを、ひいては世界を守るために戦うことになっていくのだが・・・。

 そして、こちらもホワイトハウス乗っ取りシリーズ。上の作品との繋がりはありません。こちらは比較的リアル志向なアクション映画です(といいつつもフィクショナルではありますが)。

 こちらの特徴は、ぶっ放される銃弾の量が尋常じゃないところ。ホワイトハウスの屋内に限らず、ガーデンを使ってのカーチェイスをするというホワイトハウス使いも見ごたえがありました。

 どちらのホワイトハウス作品シリーズもオススメです!

他の推し映画

ベテラン

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広域捜査隊所属の刑事ソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)は、長きにわたり追跡してきた事件をようやく解決したばかりだった。そんな折、彼はパーティーで怖いもの知らずの財閥3世チョ・テオ(ユ・アイン)と出くわす。ある事件を追っていたドチョルは長年の勘で、その事件の背後にテオがいると感じるが……。

 ベテラン刑事擁する広域捜査隊チームVS金と権力で悪事の全てを揉み消す巨大財閥の御曹司。正義が悪を暴くという王道の構図ですが、脚本がしっかりしていて、実力派俳優陣の演技が素晴らしく、アクションや笑い、シリアスに至るまでバランス良く詰め込まれたバラエティアクション映画に仕上がっています。韓国で人気なのも伺える面白さです。

300 <スリーハンドレッド>

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レオニダス率いる地上最強と謳われた精鋭300人のスパルタ軍が、クセルクセス率いる桁違いの軍力を誇るペルシア軍の巨大軍勢を迎え撃った “テルモピュライの戦い”を活写!

 スパルタ兵300人VSペルシア兵何万人の軍勢!この映画はとにかく戦いの時の物量が凄いのと外連味が極まりないところが圧倒的です。それを邪魔しないシンプルなストーリー!

エクストリーム・ジョブ

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コが班長を務める麻薬捜査チームは、休みなく奔走しているのに実績を全く残せず、解散の危機にひんしていた。彼らは国際犯罪組織による国内麻薬密搬入の情報を入手し、起死回生を狙った潜伏捜査に打って出ることにする。コ班長とメンバーのチャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンは、組織のアジト前にあるフライドチキン店を買い取って実際に営業しながら24時間体制で監視を行うが、フライドチキンがおいしいと評判になって客が殺到し、捜査する時間がなくなってしまう。

 麻薬捜査班が張り込みのためにフライドチキン屋を開いたらこれがまさかの大繁盛。俺たちは麻薬捜査班?チキン屋?二つの職業に揺れながらホシを狙い続ける5人のポリスコメディストーリー。

 こんな設定面白くない訳がない!という感じです。しっかり魅せるところは魅せて、コメディに振り切るところは振り切っていたのも好感触。

ラストスタンド

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極悪犯コルテスを極秘で護送する車が、彼の仲間たちに襲撃される事件が発生。時速400キロメートルという圧倒的スピードとパワーを誇る車を駆り、コルテスらはメキシコ国境へ向けて爆走する。FBIはパトカーやヘリコプターを駆使し総力を挙げてコルテスを足止めしようとするが、最新鋭の銃火器を備えた彼らに太刀打ちできず、追跡隊は壊滅状態。コルテスたちの進路となっている小さな田舎町で保安官を務めるオーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、町にある武器をかき集め、住人らと共に迎撃の準備を整える。

 時速400kmで走る最新鋭のスーパーカーと対峙するのは国境の田舎町の保安官のシュワちゃん。現代版にアップデートされた西部劇の様相を呈していて面白いです。田舎町の住人がありあわせの武器と馴染みのある街で最新兵器を迎え撃つといった構図がもう胸熱でした。カーアクションあり銃撃戦あり肉弾戦ありのエンタメバラエティパックです。

GANTZ

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まったく就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)と、彼の幼なじみで正義感の強い性格の加藤(松山ケンイチ)は、電車にひかれて命を落としてしまう。しかし、黒い謎の球体“GANTZ”が彼らを呼び出し、“星人”と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。加藤は争いを避けるが、玄野はサバイバルに身を投じることを決意する。

 事故死したと思っていた主人公たちが謎の黒い玉がポツンと置かれた部屋に招集されたと思いきや謎の異星人たちと戦う羽目になるSFバトルアクション。戦う敵が謎まみれのネギ星人とか仏像たちで、ガジェットを駆使して戦います。唯一無二のガンツワールドは何ででも味わいたくなっちゃいます。

いぬやしき

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定年を間近に控える冴えないサラリーマン・犬屋敷(木梨憲武)は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。

 とんねるずのノリタケ主演のサイボーグバトルアクション(原作者はGANTZと同じ)。神のような力を人間が与えられた時にそれを生かすも殺すも使う人間次第。実写化作品としてかなり当たりの部類に入る作品だと思います。

デス・レース

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孤島の刑務所で繰り広げられる過激な死のレース「デス・レース」を放映し、人気番組となっている近未来のアメリカ。殺人の濡れ衣を着せられたジャンセン(ジェイソン・ステイサム)は刑務所の所長ヘネシー(ジョアン・アレン)からレース出場を迫られ、美人ナビゲーターのケース(ナタリー・マルティネス)を乗せレースに参加する。

 民営化された刑務所で夜な夜な行われる罪人たちによる死のマリオカート。ゲームのような設定、マッドマックスのような改造車、コミカルな悪役などB級感に溢れていますが脚本はしっかりしていてるA級映画。ヒャッハーなカーアクションが堪能できる映画です。

ベイウォッチ

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フロリダのビーチで人々を守るため日々奮闘する水難監視救助隊「ベイウォッチ」。リーダーのミッチは水泳の元金メダリストの新人ブロディに手を焼く中、ビーチで度々見つかるドラッグの存在を危惧していた。そんなある日、小型船が沖で炎上する事故が発生。救助した女性はドラッグを所持しており、さらに犠牲者の男性が不審な死に方をしていたことからミッチたちは捜査に乗り出す。事件の関与が疑われるクラブのオーナー、ヴィクトリアが主催するパーティーに潜入するが、ヴィクトリアはベイウォッチに目を付けられていることを見抜いていた。

 裸!海!最高!ドウェインジョンソン扮するライフセイバーが愉快な仲間たちと事件を解決していく話。アクションのパワープレイとバカさ加減が気楽で痛快です。

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