ばたー

埼玉県出身。かわいいもの(アイドル、動物)と強いもの(力士、重低音)が大好き。目玉焼き…

ばたー

埼玉県出身。かわいいもの(アイドル、動物)と強いもの(力士、重低音)が大好き。目玉焼きはケチャップ派。

最近の記事

【舞台観劇】SHOCKの2000回記念公演に行けなかった話

先週月曜はとてもとても楽しみな予定があった。 それは、帝国劇場に「Endless SHOCK」を見に行くという予定だった。 Endless SHOCKは、堂本光一主演のミュージカル作品で、2000年から全日程即日完売の最もチケット入手が困難な舞台とも言われている。 2020年のコロナ禍以降はスピンオフ作品として、本編の3年後を描く「Endless SHOCK -Eternal」が上映されている。 Eternalでは、3年後にそれぞれのキャストが語り手となり、当時の心境が語ら

    • #読書記録「寒気氾濫」

      連休初日に読みました。 高崎線のボックスシートは旅行気分になれて少しわくわくした。 ALSで闘病中の著者。 山歩きが趣味だったが、いまは叶わないこと。 いまは屋内で過ごすことがほとんどだが、たまに外に出ると空の存在感に圧倒されるということ。 あとがきにそう記されていた。 視点が変わると気づきも増える。 自分を俯瞰して捉え、捉えた自分がとても楽しそう。そんな歌をわたしも詠みたいと思った。 【好きだった歌】 一のわれ浴場しつつ山を行く百のわれ千のわれを従え 家族ああ昨日と

      • #読書記録「大空のコントラバス」

        書店には取り扱いがなく、出版社から取り寄せた。 手元に届くまで時間がかかればかかるほど、愛着が湧くものである。 会えない時間が愛を増す、とかつて好きだったアイドルも言っていた。 青森出身の歌人。 青森旅行をする予定があったので、 行きの新幹線でも読んで、読み終えたけど、帰りの新幹線でも読み返した。 青森の残り香を纏っているからか、帰りは行きよりも味わいが増した気がする。 序盤に雪の歌があってよかった。

        • 【東京散歩】写真展を求めて表参道〜南青山〜六本木

          今年の目標のひとつ、月に一度は写真展に行くこと。今のところ、順調に進んでいる。 1月 El camino de Cuba(キューバの道)@ギャラリー冬青 関口照生さんの作品展。 海外はもう長らく行ってないし、行ったとしても語学力が乏しいのでコミュニケーションも図れないし、自分には到底撮れない写真。 そんなキューバの知らない街の知らない景色なのに、なんだか故郷を見ているような安堵感を覚えた。 スタッフさんがいろいろ解説してくれたのも嬉しかった。 2月 まんぷく図鑑@Jam

        【舞台観劇】SHOCKの2000回記念公演に行けなかった話

          【舞台観劇】観劇前の腹ごしらえ

          3月は繁忙期だった割にはたくさん演劇を見に行けたと思う。 4作品見た。 「愛称⇆蔑称」@六行会ホール 「N/KOSMOS-コスモス」@シアターイースト 「けもののおとこ」@紀伊國屋ホール 「うねり」@ヒューリックホール 少し時間が経ってしまって、作品の感想を書けるほどに記憶がクリアではなくて、今日は観劇前のふとした出来事の話をしようと思う。 「けもののおとこ」を見た日は、公演前に新宿にあるサラダ専門店に行こうと決めていた。 しかし、電車が遅延してしまい、お店は会場

          【舞台観劇】観劇前の腹ごしらえ

          #読書記録「アシンメトリー」

          アシンメトリー―遠藤由季歌集 (かりん叢書) 食べ物の歌に心惹かれがちです。 芯のあるさみしさ寄りて来るときの硬き蹄に似たる足音 とちおとめ煮詰めて女にしてしまう朝ごとに塗るジャムの艶めき あおあおと夕闇は来て赤い服着たわたくしは燃えさしとなる 麻婆豆腐貪る君の傍らでライスは汚れやがて消え去る アヲハタのリンゴのジャムを塗りながら行くはずだった信濃を想う 卵卵卵卵卵卵卵卵卵卵値上がりをしてひとパック三百円

          #読書記録「アシンメトリー」

          #読書記録「十階」

          その日の日記と短歌が連なっている365日の記録。 お気に入り短歌は以下のとおりだが、日記パートではタクシーの中での出来事がすごく好きだった。繰り返し繰り返し読んだ。 わたしも毎日日記を書いているけど、その日の自分のための労いでもあり、明日へと進むロイター板のような役割でもあり、挫けた未来に読み返すと自分を励ます母のような愛にもなる。 わたしも日記だけじゃなくてその日の出来事を短歌に詠みたいと思いつつ、なかなか体現できていないので、いつかは東さんのようになりたいなあと尊敬と羨

          #読書記録「十階」

          絶食明けは格別においしい

          月に一度は体調を崩して動けなくなる土日がある。働きすぎかな、身体に負担をかけている自覚はある。 頭痛い、お腹痛いのダブルパンチなので、なんとか水分は取りつつも、吐き気がするので食事は取れない。 土日絶食して、月曜がきて身体をならしながら、また胃に栄養分を流し込む日々を迎える。 絶食してへろへろになりながら、せめて気持ちだけは前向きになろうと、食欲を取り戻そうと、この前の日曜は寝転がりながらこの本を読んだ。 お肉に関する32篇のエッセイ。 焼肉、すき焼き、串カツなどなど。

          絶食明けは格別においしい

          #読書記録「あほうどり」

          あほうどり―歌集 (かりん叢書) 内田いく子 読みながら祖父の亡くなった日のことを思い出していた。 このところ、昇進に対するモチベーションがなくなっていたけど、祖父が亡くなったあと、悲しみも苦しみも打ち勝って試験に向き合ったわたしのことを思い出して、このままじゃだめだって思った。 また祖父に胸を張れるわたしの道の続きを歩き始めようと思う。 そう思わせてくれた、とても大切な一冊になりました。 一キロの砂糖一キロなくなりぬわたし一人が食べた一キロ 「風邪ひくな、じゃあまた

          #読書記録「あほうどり」

          #読書記録「念力恋愛」

          下書きに溜めたままで更新してませんが、週3ペースで歌集は読んでいます。 今日は恋愛のこと考えたくないのであえて恋愛の歌集を読みました。 もう会えぬペンフレンドを想うとき頭のなかをよぎる流星 「坂道の向こうに海があるはず」と言って告白を5分遅らす 赤電話に十円玉の落ちる音おぼえてますか金木犀よ めくるめくカメラロールの最後にはおばあちゃんの君が微笑むだろう 泡盛で眠剤二粒呑みこんで痛みの夜を早送りする

          #読書記録「念力恋愛」

          山形あれこれ

          2月の2回目の3連休は、2泊3日の山形旅行に行ってきた。 「スイデンテラスに泊まりたくて山形行こうと思ってるんだけどよかったら一緒に行かない?」と誘ってもらって行くことになった山形。 山形って誘われないと行かなかったかもしれない、今まで選択肢になかった行き先。 だけど、また行きたいの場所になった、、、! 2泊じゃ足りないくらいだった、今回は鶴岡市に行ったけど、お隣の酒田市も行きたいし。 また行きます、山形。 余談だけど、 その旅行の1週間前に、M-1ツアーの山形公演があっ

          山形あれこれ

          #読書記録「母の愛、僕のラブ」

          母の愛、僕のラブ 人に勧めてもらって、一月に読んだ お正月の歌が多くて、共感の嵐だった きみは私の新年だから会うたびに心のなかでほら、餅が降る 仕事仕事四日おやすみぐっすりとねむってビルより大きくなあれ マーガリンも含めてバターと言うじゃんか、みたいに私を恋人と言う 三万円くださいきっと心とか鍛えてより良い世界にします

          #読書記録「母の愛、僕のラブ」

          #読書記録 「同じ白さで雪は降りくる」

          同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 雪が降ったので読みました 満月はとろりとあれど半月はぐらりとありて三日月ぐさり 降りしきる雪を仰げばどの雪もわれに落ちくる雪と思えり トーストに載せたバターは形から放たれたくて溶けてゆきたり 落胆をランタンとして植物の名前と思えば紅い花咲く メレンゲにたっぷり小春日ふくませて、さあ、どうしよう有り余る午後

          #読書記録 「同じ白さで雪は降りくる」

          #読書記録「水中で口笛」

          今年の目標のひとつ 「月に一冊、お気に入りの歌集と出会う」 工藤玲音さんの「水中で口笛」を読んだ 好きだった歌を載せます バカの飲み会から逃げてひとりきり羽根がほしくて肩甲骨揉む 火星人が金星人を口説くのを盗聴できた聴力検査 納豆がわたしのために置いてあり食べずに仕舞う実家暮らしは

          #読書記録「水中で口笛」

          【火曜】パンに追われる日々【日記】

          清澄白河に行った。初めてかもしれない。せっかくだからおいしいパンでも買って帰ろうと、グーグルマップで調べたおいしそうなパン屋さんへ向かう。営業時間内だけれど、パンが売り切れ。次のパン屋へ。また売り切れ。また次のパン屋へ。 パン屋は夕方に行くものではないのかもしれない。 3軒目のパン屋は開いていた。ずらりとパンが並んでいる。ありがたい。砂漠で出会った泉のように。ありがたみを噛みしめる。あれもこれも。トングが止まらない。パン屋に行くとついつい想定以上に買ってしまう。パンを前にす

          【火曜】パンに追われる日々【日記】

          カウコンのないジャニオタの大晦日

          ジャニオタにとって初めてのイベント、「カウコンのない大晦日」だった。 紅白にも出ない大晦日。 何して過ごしたらいいのかわからず、久しぶりに実家で過ごした大晦日だった。 何年ぶりだろう、こんな大晦日は。 一人暮らしを始めてからは、大晦日は実家に帰らず友人とカウコンを見て過ごしていた。 チケットが当たれば東京ドームに行き、帰ってきたらきゃあきゃあ言いながら録画したカウコンを観る。席が良かったときは一時停止して自分たちを見つけて遊んだりして。(あー楽しかったなあ) チケットが当た

          カウコンのないジャニオタの大晦日