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院試記録⑧

 お久しぶりです。前回の院試記録から年をまたぎ、約4か月ぶりの更新となってしまいました。

 今回のサムネイルは、今年の2月に行ったワンダーフェスティバルのものです。今回初めて参加したのですが、版権、オリジナル問わず様々な素晴らしい造形作品が周り切れないほど展示されていて、とても楽しかったです。

 さて、今回のnoteの内容に入っていきたいと思います。12月~3月の振り返りと4月のタスクについてです。


振り返り

全期間

 12月から3月の全期間において、フランス語の学習を進めていました。10月から参加している勉強会にも引き続き参加しました。このnoteを書いている4月12日の時点で文法書が全体の8割まで一周目が終わっています。

12月

 11月末の卒論構想発表で参考予定文献に挙げた文献を読み進めました。その本は、自分が卒論で扱うテーマを先行研究とは違う目的で取り上げたものでしたが、先行研究への言及内容や作品の分析において参考になる部分が多かったです。また、夏目房之介先生の特別講座の最終回にも参加しました。12月の頭から鼻かぜをこじらせて予定がどんどん後ろ倒しになってしまったのが反省点です。

1月

 1月は大学の期末課題や演習の発表分担にかかりきりになり、フランス語以外の院試勉強を進めることができませんでした。ただ、その分大学のレポートやテストに納得いくまで時間を割くことができたので、全て出来に満足できる状態で提出し、結果として成績もこれまでで最も良い評価をもらえました。自分の関心のある授業に絞り、期末に入る前から課題の下準備をしていたのも功を奏したのではないかと思います。前年度はスケジュールの見積もりが甘く、遠方のライブへの行きかえりの飛行機で必死にレポートを書いたり、徹夜で課題をこなしたりというような有様だったので、その反省を生かして取り組むことができたのが少し誇らしいです。

2月

 大学が春休みに入りまとまった時間が取れるようになったので、過去問分析に取り組みました。具体的には、20個提示された語句のなかから5個選んでそれぞれについて解答用紙数行で説明するという大問に、過去5年分ほど目を通し、それぞれの語句を分野や関連人物ごとに整理するということを行いました。想定よりも日数を要してしまいましたが、表象文化論という研究領域の中にどのような分野があり、同関連しあっているのか、自分の関心のある分野はどこに位置付けられるのか、などを把握することができる有意義なものだったと思います。
 その他には、後回しにしていた英語学習にようやく手をつけました。『TOEFLテスト英単語3800』と、『マスター英文解釈』を中心に進めています。基本的には試験では英文和訳が問われるため、語彙を増やすことといい加減に理解していた英文法を固め直すことを第一にしています。英文解釈に関しては全体の20%が完了していますが、問題数が多いので別の問題集に移るか悩んでいるところです。

3月

 3月は、語学についてはこれまでと変わらず、フランス語と英語の学習を進めました。
 その他には、第一志望の院の研究室訪問をし、院進後の具体的な研究の様子だけでなく、研究計画を立てる上でのアドバイスや、過去問の取り組み方などについてもご助言をいただけました。加えて、卒論について指導教員と面談を行い、方向性や今後必要な分析作業などについてご指摘を受けました。いよいよ受験も差し迫ってきたところで、改めて気合を入れることができたと思います。

4月のタスク

 では最後に、4月のタスクをまとめたいと思います。今後のタスクは、大きく分けて卒論・語学・専門科目・入試一般(出願や研究計画書など)の4つです。

卒論

 卒論で扱う作品の分析を進めます。5月中旬には卒論の準備報告会があるため、それまでに先行研究に自分の卒論をどう結びつけるか、先行研究で論じられてきたある事象が、分析対象作の中ではどのような機能を果たしているのかをはっきりと文章にまとめられるようにしたいと思います。

語学

 英語に関しては引き続き単語と英文解釈を進めていきます。フランス語は文法書を4月中に1周します。大学の演習や公開講座を利用して、訳読を中心にフランス語の学習を進めていきます。9月の院試で必要になるのは英語だけなので、英語も定期的に誰かと勉強を進めたいと考えていますが、まだ目途は立っていません。どちらの言語に関しても、週に一度過去問を解き、現状の語学力の把握とそれに合わせた学習計画調整を行います。

専門科目

 先行研究の参考文献一覧で何度も目にする学術書を中心に、まずは10冊リーディングリストを作成しました。これを読み進めつつ、過去問を週に1度解いて不足している知識を補っていきます。過去問の解答作成の過程で読んだ本や、先述のリーディングリストの中で読んだ本については、読書記録として毎月公開したいと思います。
 研究室訪問の際にも、試験の成績がとれていないと、研究計画の方がよくても合格になることはないと言われました。現状一番不安に思っているのが専門科目なので、苦手意識がありますが目を背けず継続して取り組みます。

入試一般

 目下の課題は研究計画書の作成なので、学術書を読む中でまだ指摘されていないこと、不十分だと思えることなどがないか常に意識して自分の研究テーマにできそうなものを見つけたいと思います。

 とうとう4年になり、卒論も院試も現実のものとしてどんどん迫ってきました。最初に受ける院試まではあと五か月、約150日程度です。その間に挟まる教育実習を考えると、決して多くの時間は残っていません。試験日が近づくことに必要以上に焦って自分を追い詰めないように気を付けるものの、慢心することなく山積みの課題に取り組んでいきます。

今回のnoteは以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました。




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