[人材育成]教えるということ 前編
teachする教え方
先輩、上司、同僚が教育してる場面をみてると、「あぁ、この人teachしてる」と思ってみている。teachするなって注意したくなるのだけれど、立場じゃないのでだまっておく。
報酬を期待する教え方
teachする教え方は、相手に報酬を期待する教え方だ。「教えたから、できるに決まっている」「教えているんだから、理解できて当然」教えられた側の即座の理解達成、課題達成が報酬になる。
もう一つ言い換えればteachする教え方とは「お前らのために教えてやるんだぜ」というひどく上から目線の教え方なのだ。
teachする人は他人に厳しい
だからこそ、teachする人は教えた人に厳しい。教えた内容の即時達成や習得を期待しているからだ。そして、出来ていないと「
何故出来ていない!」と怒ってしまう。
teachする人
他人に厳しい人
1回しか説明しない人
管理職
頭がいいと言われてる人
要領がいい人
苦労や挫折を知らない人
人に教えるという経験が少ない人
根気がない人
人材育成にやる気がない人、やる気があるフリをしている人
話しかけにくい人
とすると、teachすることはいかに教わる側目線に立っていない、教える側に都合の良い方法と言える。
teachするな。
教え方の至らなさを仕事に対する厳格さで美化し、教わる側の理解力不足と勝手に断じて責任転嫁する。
teachするな。すぐすぐできることを考えるな。一回で理解できると考えるな。1万回教えて出来なかったら悩みなさい。
teachは実は超簡単
teachすることは自分が知っていることを言語化するだけなので、超簡単な指導方法。出来てなかったら、相手を怒ればいいだけなので、超がつくほど簡単なのだ。しかも「一回しか言わない」と言えば手間も省ける。
教える側にとって最高の方法。
教わる側にとって理不尽極まる方法。
それがteachすることなのです。
後編では考え方をシフトした方法を述べていきます。
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