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南魚沼ふるさとワーホリ第一ターム終了!

1ターム10名ほどで、2週間地域で働き、地域で休み、共同生活する南魚沼のふるさとワーキングホリデー。
冬の第1タームが、2月5日から始まり先日19日に終了してしまいました。
本当に「してしまいました」と書きたくなるようなくらい、参加してくれた9名が帰るのが寂しくなるタームになりました。


ふるさとワーキングホリデーとは

南魚沼でもやっているふるさとワーキングホリデーとは、2017年より総務省が始めた期間中に「就労」と「休み」が両立されている制度です。大学生を中心とした都市部の若者をターゲットとしており、地方の地域づくりへの参加や地方での地域住民との交流など、普段の2泊3日の旅行では味わえない体験をすることができます。
また、ふるさとワーキングホリデーをきっかけとして「交流人口」や「関係人口」の創出や「移住定住」の促進にもつながることが今全国で期待されています!
ちなみに、僕もふるさとワーキングホリデーを経験して後に南魚沼に移住して地域おこし協力隊をやっちゃってます。

南魚沼の特徴

南魚沼では昨年度の夏からふるさとワーキングホリデーを実施し、1ターム(2週間・10人参加)×3回を夏と冬に実施しています。
そんな南魚沼のふるさとワーキングホリデーですが、なんといっても1番の特徴は”共同生活”
運営している(一社)愛・南魚沼みらい塾が管理している兼続庵がワーホリ生たちの拠点となり、各ターム10名ほどがこの古民家で2週間過ごすことになっています。

(一社)愛・南魚沼みらい塾が管理するワーホリ生の生活拠点「兼続庵」

今回の第1タームでも兼続庵での共同生活が行われ、共同生活があったから最後みんなが帰っていくのが寂しくなっていったのは間違いないでしょう。

就労から帰ってきたら、みんなでご飯をつくり食卓を囲む。
お風呂は1つだけだからみんなで順番を決めてお風呂を回したり、近くの温泉に入りにいったり。
食事もお風呂も終えたら、またリビングに集まる。
こたつを囲んで、行われるボードゲーム大会!!
毎日賑わう兼続庵。でも真面目な話も少々…
参加する人の多くは大学生。就活や今後の進路などなど、みんな色んな悩みを抱え、同世代がどう思っているのか聞いてみる。
楽しみながらも参加者それぞれの価値観に触れて、人生の選択肢がまた一つ増えていく。
そして11時消灯&就寝。

みんなでご飯を作るタイミングでも、誰が中心となって料理を進めていくのか、日によって違い、その場のノリでいきなり卵焼き体験なんかも起きることも(笑)

ただ、美味しい料理を食べるだけじゃなくて、誰と一緒に作るのか・誰と一緒に食べるかでさらに楽しさが増していくのかが、一緒に生活して感じました。

晩御飯のお好み焼きをみんなでつくった日

就労

〜就労の意義〜


株式会社竹次郎で〆縄づくりを行う

「地域で働く」
もし移住するとしたら絶対に切り離せない要素であり、南魚沼にはどんな仕事があるのか・どんな思いを持って働いている人がいるのかなどを知れる機会でもあると感じています。

僕自身も昨年度の夏にふるさとワーキングホリデーに参加した際には、舞子スノーリゾートのグランピングで就労させていただきました。その際にはグランピングで働いている人たちがお客様に対してどのような思いや気遣いを持っているのか間近でみることができ非常に感激したことを覚えています。

また、雪国でもある南魚沼では雪国らしい働き方をしている人もいます。
例えば、もともとスキーが好きで、スキーに関する仕事をしたいと思い南魚沼に移住。冬はスキー場のインストラクターとして働く一方、夏は林業や建設業などの仕事を行う季節労働型の生活をしている人など様々な働き方をしている人にも出会えます。

〜就労先〜

今回は5つの事業所様が受け入れていただきました。
舞子スノーリゾート:スキー場のレストランでの就労
石打丸山スキー場:スキー場内にあるカフェでの就労
ペンション ラ・ミュール中角:宿泊とランチ営業を行うペンションでの就労
ryugon:古民家ホテルでの就労
竹次郎:伝統工芸の〆縄の製造現場での就労

舞子スノーリゾートのレストランで就労するワーホリ生

今回の5つの事業所では、それぞれ様々な方々が働いており、業務内容もバラバラ。就労先での発見もあったと思います。

お休み

働く日もあれば、休む日もある生活する上では当たり前のことで、ワーホリ期間も例外ではありません。
せっかく南魚沼まで来たから、みんな休みの日はいろんな場所に行きたいとのことで、南魚沼を中心に十日町なんかにも足を伸ばして観光してきました!
・雲洞庵
・魚沼の里
・牧之通り
・塩沢つむぎ記念館
・清津峡  etc….

雲洞庵

他にも期間中には、
・欠ノ上のスノーアクティビティイベント
・湯沢のないとマルシェ
・十日町の雪まつり
などの地域イベントにも参加してきました!

欠ノ上で行われたスノーアクティビティイベントで雪像造り!

2週間を終えて

2週間なんてあっという間でしたね。
運営側である僕ですら短いと感じたのですから、初めて南魚沼にきて参加したワーホリ生にとっては、秒だったんじゃないかと思います。

とはいえ、2週間も一緒に共同生活していれば紆余曲折もあります。
でもその先、2週間が終わる頃にはおそらくですが、普段の大学生活なんかでは絶対に味わえない体験ができ、一生もののものが存在しているでしょう。(僕もそうだったから)

ワーホリ生が六日町駅からそれぞれの自宅に帰った後の兼続庵は恐ろしいほど静かで、寂しくなりますが、また2日後には第2タームのワーホリ生がきます。
次に来る人たちにとってもかけがえのない2週間になるように一緒に楽しんできます!!

第1タームのみんな、またね


第1タームのみんな

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