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「IMFも日銀の金融政策を支持、退任間際の黒田総裁は大規模緩和効果を是と改めて主張し、新日銀副総裁もそれに呼応して大規模緩和継続は確か。日本経済の先行きは明るい!」

国際通貨基金(IMF)は、2023年の日本経済に関する審査(余計なお世話だが)を終えて日銀の金融政策に関するコメントを発表したようです。

コメント要旨

日銀の物価目標2%とする現状の大規模緩和政策を概ね指示したということです。
2023年の日本の物価動向も日銀黒田総裁が言ってきた年後半にかけて物価上昇が収まってくるとの見通しを支持もしています。
また、イールドカーブコントロール政策の変更の事前示唆は投機的圧力に繋がるとして否定しています。

日銀政策を支持

以上、IMFは日銀政策を明確に指示しています。
一国の金融政策は、国際機関や他国に支持されなくても独自に国益を踏まえて実行する必要がありますが、
国益に沿った金融政策を、他国や国際機関に支持してもらうのはもちろん良いことです。
そういった国際機関や他国が国際金融スジと結んで投機圧力を加えることもかなりの程度あることですのでそういう支持をえることはもちろん良いことです。
今回の大規模金融緩和政策については、米欧の利上げ環境下でこの政策を続けることが日本経済にとっては非常に有益です。このことは本コラムでもたびたび言及してきました。
そういう日本の国益に沿った金融政策を国際協調の中で実施することは、日本経済にとってもよいことであることは間違いありません。

日本経済の復調へ向かう流れができて来ている

基盤となる金融政策が国際的にも認知され、為替環境は円安が定着しようとしている中ですので、日本経済が復調に向かう流れが加速してくるということになるでしょう。

黒田総裁、新日銀副総裁の発言

退任を間際にしている黒田総裁も力強い発言をしています。

また、新日銀副総裁も大規模緩和継続を明確に執行する考えを述べています。

今後に期待できる状況になってきています。


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