見出し画像

職場のハラスメントから考える自分の人生の教訓

皆様こんにちは!
書こうか迷っていたのですが、なんだか思いテーマなのでずっと手が進みませんでしたが自分の感情浄化もかねて書いてみようと思います。

最近は職場でもセクハラやパワハラ対策がよく言われるようになりましたね。

私の職場でもハラスメントが原因で懲戒になったり、訴えたりするのをちょくちょく聞くようになりました。

あくまで個人の意見も含まれますので参考程度にしてくだされば有難いのですが。

私の職場でも知る限り上司部下でパワハラだと訴えられた案件が5件はありましたね。
部下が”あの上司にパワハラを受けた”と主張していました。

全てのケースについて思い当たるのが、日頃からその上司と部下は関係がうまくいっていなかったことです。

私はその上司部下から愚痴をよく聞いていましたが、”あの上司は私のしたことを認めてくれない、評価してくれない。物言いがきつい”
こんな意見が相場でした。
私の目線からすると、物言いがきついところはあるかもしれませんが、熱心に育成していました。
ただこの部下はあまりコミュニケーションはうまくとれないから、過度な期待はできないだろうなと思いました。

対して部下側の仕事ぶりをみていると、きつい言い方にはなりますが、ダブルブッキングするなど対策ができるミスを毎回する、相手の気持ちをくみとることができない、思い込みがやや強い傾向にはありました。

一言で言うとプライドが高いのです。

日頃のコミュニケーションがうまくいかないのは、どちらか一方にあるのではなく、お互いに責任があるんだと思います。
それに、上司の立場だったら”あの経験年数ならこれくらいのことができて普通”。
部下からしたら、”自分は間違えてない。一生懸命したんだから、自分は評価されるべき”

どちらにせよ上司部下とはいえ、お互い不完全で未熟な者同士。
お互い苦手なこともあるし、その日の体調によってはきつく言ってしまうこともあるでしょう。
お互いが自分の弱さを認められないなら、相手が悪いと責任転換するんでしょうね。

さらに上司の立場からすると人事評価もありますから、この年数や経験があるならこれくらいの業務ができないといけないという指標もあるので厄介です。
上司としては”これくらいはできてもらわないと”期待をしてはいけないけど、仕事をしてもらわないと困る
部下としては、できない自分を認めることができないし、それだけの仕事をこなすことも難しい。
お互いに自分の不完全さを受け入れられないのです。

そして、自分にも相手にも過度な期待をするのです。
その期待が裏切られると、お互いにがっかりします。
それが日頃のコミュニケーションにもつながり、関係がギクシャクするのでしょう。
上司部下お互いに改善しないといけないこともあるのす。

ハラスメントと言うだけで思いテーマになってしまいました。

私が周囲の経験から学んだのは、自分の不完全さやできない自分を認めることです。
過度な期待を自分にも相手にもしないことです。

これはここ数年自分が自分の人生を歩む上で意識してきたことです。
そうすると不思議と前よりも周囲に期待しなくなりましたし、不完全な相手を少しだけ受け入れることができたのです。
さらには自分も相手に期待しないのだから、自分も相手の期待にこたえる義務はないと思うことです。
自分なりに答えを導きだして、どこかで折り合いをつけられれば人付き合いも楽にできるものです。
そして、厄介だなと思う人とはある程度の距離をもって付き合うことです。
苦手な人を避けるなんてなんだか罪悪感がとか、苦手なことと向き合わないといけないととも思うかもしれません。
でも自分の大切な時間をわざわざ嫌なことや人に割くのはもったいないことです。
まずは自分の精神衛生を大切にしたいものです。

一応ハラスメントの対策本部はあるので聞き取り調査はありましたが、実際に認められたのは1件。
残り4件は明らかには認められずだったはずです。

ですが、当の本人たちには相当精神的なダメージを負っていました。
このような残念な出来事が減ることを切に願うばかりです。
そして、いくつになっても自分を過大評価することもなく、できない自分を受け入れたいものです。
謙虚に生きていきたいと自分なりに思いました。

ハラスメントってこんなに多いのでしょうか?
他の方の意見もお聞きしてみたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?