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31-10 ・5-10

わたしが暮らしているこの町は、なかなかの田舎で。車がないと生活するのが難しい。 一家にニ台、というか、大人一人一台所有しているのは、もはや普通である。 そんな中で、わたしも車を運転する身なのだがどうしてもやってしまう癖があるので紹介したい。 紹介じゃないな。 晒しだ。 でも、どこかに共感してくれる人がいるはず!と思っている。 もし、共感してくれる人がいた際には是非、一緒にドライブしながら熱く語り合いたい。 車にはナンバープレートが付いている。 ナンバープレートの主な役割

    • フリーダム

      小学校時代、一輪車が流行った。 当時わたしは小学3年生。 学校には確か、10台ほど貸出用の一輪車があって休み時間になると取り合いになる。 ほぼ、5、6年生に奪われていたのだけれど。 2人で手を繋いでくるくる回ってみたり、校庭のトラックをひたすら爆走していたり。 一輪車クラブというものまであって、所属すると運動会の時に一輪車に乗りながら途中経過の点数表のようなプレートを持ちながら颯爽とトラックを一周できる。 大勢の観客の中、注目の的である。 小学3年生のわたしは、それに激し

      • 強メンタル

        非常識・一般的に・普通は・ありえない・社会不適合者…そんな言葉がありふれていて、 いつからかわたしもその言葉に翻弄されながら生きている。 子供が生まれてからは特に、だ。 親として、こんな親は子供がかわいそう、毒親、親がこれだから子供が… 怖い怖い怖い怖い、世間て怖い! それでも子供が少しでも白い目で見られないようにできる限りの最善の方法を取り繕ってきた。 本当のところ、基本的な挨拶ができて、それなりに友達と遊んで、ご飯をしっかり食べて、お風呂で綺麗にして、ぐっすり寝る。そ

        • あの日、あの時、あのにおい

          あ、今日のにおい… 小学生の時なおみちゃんとカタツムリを見つけながら帰ってきた時と同じにおいだ。 と、急にフラッシュバックして「におい」で記憶が蘇ることが度々ある。 「香り」と呼ぶには綺麗すぎるから、あえて「におい」と呼ぶ。 その記憶は必ずと言っていいほど悪い記憶ではなくて、本当に何気ない日常のひとこまで。涙が出そうなくらい懐かしくて微笑ましくて温かいものだ。 小学1年生になったばかりの時に、両親と3人でつつじを見に行った日のにおい。とてもいい天気で、帰りにたぬきのキー

        31-10 ・5-10

          じゃんけん

          幼い頃から争いごとが嫌いだ。 喧嘩なんてもってのほか。 だから、両親が些細な喧嘩をしているだけで胸がドキドキして家を飛び出したくなる。 玄関をパーンッと開けて、「もう、こんなのいやっ」と少女漫画のように泣きながら家を飛び出す自分の姿や、このままどちらかが刺されて死んじゃったらどうしよう…という最悪の事態も妄想してしまう。 ただ、案の定時間が経てば両親は仲直りしてるし、刺された形跡もない。私も外には飛び出さず家で普通に過ごしている。 学校にも試練がたくさんあった。 学校なんて

          じゃんけん