かむあり山村日誌

限界集落の古民家で、自然な暮らしを夫婦で営んでいます。 「自然と人間と神様が調和をなし…

かむあり山村日誌

限界集落の古民家で、自然な暮らしを夫婦で営んでいます。 「自然と人間と神様が調和をなしたら天国になる」という言葉を体現することと、「自然の美と神秘、その作者である神様を実感すること」を目標に毎日研究実践中。森も川も海も神様も大好き!! ♯キリスト教福音宣教会所属

最近の記事

天然鮎を食べる

アユ、また会ったね。 初めて君を食べた日を覚えているよ。たしか、17のとき。 真夏の日、青い川に潜って、竹ヤスでたまたま捕れた君を、 焚き火でチロチロとじっくり焼いて、パクっとかぶりついた。 背中からは脂がジュワっと染み出て、なんとうまい魚かと感動したな。 鮎、香魚、昔の人もうまいこと言ったものだ、スイカの香りがするから、香魚とも書く。 今日もここでまた君を頬張っている。やっぱり旨いな!君は! 川で生きているアユを捕って食べる、たったそれだけの事なんだけど、 食べている

    • 百姓の喜び

      土であることを思い出し、賑やかな命の真最中。 人だけの世界から出てきて、万物に戻る。いえ、自分が自然の一部であったと思い出している。 食い物を育てる。野山に囲まれ、生き物にまみれ、賑やかだ、幸せだ。 命に溢れるもの食うに足り、愛する人がいて、全てを神様が祝福してくださる。 祈ればいつも応えてくださる。 何もいらない、すべてがここにある。 満ち満ちている。感謝と愛することだけが残っている。 自分が土であったことを思い出して、土と溶け合って、天上の喜びを感じる。 それ自体が賛

      • 限界集落に引っ越しました。

        経緯と縁があり、限界集落に引っ越しました。 家の前にシカもアナグマもアユもウナギもテナガエビもいます。 中高は芦生原生林にハマり、大学も院も森、仕事も森。 源流に取りつかれた中2から、森と海を経由して、また源流に帰ってきた不思議な人生のルーティンも感じます。 ここでの生活というと、 裏山の圧力に抗い、鹿から作物を守り、雑草と戦い、、、予想通り、生活維持に多大な力を要することを実感。共生より抵抗です!笑 自分を野生児と認識していましたが、狩猟的野生力のみで農耕的野生力は皆無で