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限界集落に引っ越しました。

経緯と縁があり、限界集落に引っ越しました。
家の前にシカもアナグマもアユもウナギもテナガエビもいます。
中高は芦生原生林にハマり、大学も院も森、仕事も森。
源流に取りつかれた中2から、森と海を経由して、また源流に帰ってきた不思議な人生のルーティンも感じます。

ここでの生活というと、
裏山の圧力に抗い、鹿から作物を守り、雑草と戦い、、、予想通り、生活維持に多大な力を要することを実感。共生より抵抗です!笑
自分を野生児と認識していましたが、狩猟的野生力のみで農耕的野生力は皆無でした。(farmerより hunter)

そんな、山村の暮らしに要する力は、都市では殆ど使わない力。
それが故に、都市の良さも知り、都市でどれだけ力を使っていないのかにも気付き、その力の大事さも実感しています。

家の前の川のアマゴと、海で獲ったカワハギ

さて、引っ越した理由の一つは「命を知り、実感したい」でした。
・命を捕って食べることで蓄積した思いや、
・鳥インフルで沢山の命を殺処分した体験が疑問を生み、
・家の前で魚を捕って食べ、庭の野菜と田植えと稲刈り
・命を喰らうことへの懺悔と感謝
等の実体験が解いたものもあれば、まだまだ研究して実感したいことが沢山あります。

命を食べ、排せつし、土になる。土は米に、虫に、鳥に、それを食べた自分もまた土に、、、そうやって続く営みの奥にある深遠にもっと触れたい。
命を食べて「頂きます」と感謝で合掌するのは当然で、殺生した罪悪感の反動も大事だと知りました。
そりゃ信仰も芽生えるなと実感しているところです。

そんな土と命に近い生活を実践しながら、
自然の美と神秘に感嘆し、その作者である神様をもっと知りたいと思っています。

最後に、チョンミョンソク牧師の御言葉を引用します。

「どういう国が先進国か。命を大切にする国だ。」
「万物と人間と神様、この三つが本当に大事です。大切さがわかるとき大切に思うようになります。この三つが調和をなしたら天国になります。自然を破壊しても天国にはなれません。人間が破壊されても天国にはなれないし、神様が抜けても天国にはなれません。だからこの三つが三位一体となって動かなければなりません。」

自然と向き合う事は人間と向き合う事でもあり、神様と向き合う事でもありました。

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