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発達障害に関連するミネラルと作用

カルシウム
神経伝達物質、ホルモンの分泌を調整している。カルシウムが欠乏すると、脳や神経や筋肉の興奮が抑えられなくなって、正常な機能を維持できなくなり、精神的に落ち着きがなくなる。不足したカルシウムを十分にとると、性格が温厚になる。

マグネシウム
350種類以上の酵素反応に関与して反応を活性化させ、神経伝達物質を維持する重要なミネラル、エネルギーを産生する酵素を活性化させるので、低体温の人には必須。不足いたマグネシウムを補充すると、不安や抑うつが減って神経が落ち着き、気分が良くなり、よく眠れ、ストレス症状が改善する。


金属を含むタンパク質や酵素では、鉄が最も種類が多い。不足すると、子ども認知機能の発達が遅れ、注意力や集中力がなくなって、学習障害と診断される。

亜鉛
300種類の酵素や補酵素に関与して心身を安定化させている。不足すると、情緒不安定、行動異常、記憶障害、無気力、うつなどの症状が出る。3割の子が味覚障害になっているのは亜鉛不足が原因。

カリウム
生命維持に必要な多種多様の生理作用を有しているが、神経の興奮を調整する役割もあるので、不足すると、不安、イライラ、うつ、眠れない、不整脈などの症状がでる。

ミネラルとは
ミネラルは、心と体を速く動かす栄養素です。不足して、脳、神経、筋肉の働きが悪く、状況の変化についていけないところにミネラルを供給すれば、心身の反応が速くなって、対応できるようになります。

ミネラルが多い食品は、玄米、雑穀、豆類、ナッツ、小魚、海藻など。
だしは美味しくて、心を幸せに、穏やかにするので、煮干し・飛魚・昆布の粉末だけを原料にした、ミネラル豊富な『天然だし調味粉』があります。

「だし」でミネラルを補充すれば、いつも怒っていた発達障害児がニコニコするようになり、100人中98人の症状が改善し、治る子もでてきます。

食品と暮らしの安全 2021.1.2 NO.382 別冊
心身を害するミネラル不足食品


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