薬草・薬樹デビュー 10 ハギ 漢名 胡枝子

北鎌倉ハギ

ハギも薬草です。

ハギのお手頃のとこは葉っぱや枝を乾燥させて薬として使えるってことです。

生薬は根っこを煎じるのが多いので葉っぱが使えるのは何よりです。

「家庭で使える薬になる植物」より

ハギの葉っぱ

薬効
(1)、根、枝、葉をとって乾燥し、煎じて飲めば、めまい、頭痛、ノボセ、咳止め、面疔、ソバの中毒、狂犬毒などに効がある。

(2)、葉を乾燥し、これを茶の代用に飲めば、めまい、頭痛、ノボセ、咳止めに効果があり、茶としても良いものである。

(付)牛馬の飼料としてもよい飼料である。

ザ・雑草の近所ハギ

山野に普通に見られる落葉低木。
花は紫紅色で蝶々形。穂になってつき、穂は葉より長い。

ハギを別名ヤマハギといい、
この他にマルバハギ、ケハギ、ミヤギノハギなどが普通にみられる。

共に薬用になる。

マルバハギはヤマハギに似ているが花穂が
葉より短く、葉脇にかたまって着いている

ケハギは陽向の山地に、好んで生えているハギで花は白色、花の内部は紫

ミヤギノハギは花が大きく、美しいので庭園によく栽培されている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?