見出し画像

アラフィフになって始めたこと

40代後半から始めたことがいくつかある。

ひとつは更年期治療「HRT」と呼ばれる女性ホルモン補充療法。

婦人科へ行った

きっかけはコロナ禍で体重のコントロールが効かなくなったことと、膝の痛み、尿もれ、物忘れ。体重のコントロールが効かないとはいえ、この時はまだあー太ったなぁ、何しても痩せないなー、という程度。

ともかくこのままじゃ定年まで働き続ける自信がない、と思い病院へ行ったのは、症状に悩んでからまだ1年ほど先の話だった。

初めは2020年春、しばらく生理が来なかったので、閉経かどうか調べてもらいに行った。結果は、女性ホルモンの値は十分。まだ閉経してないね、ってことで。

この時看護師さんに耳打ちされた事がある

「女性ホルモンの値が下がると、お肌はボロボロ、髪の毛はバサバサになるし、体重も元に戻らんよ。いざとなったらすぐに治療を受けるといいよ。」

お肌ボロボロ、髪の毛バサバサ…こわっ💦

その時は生理が止まっているのも一時的な事だろう、まあホルモンは乱高下してるだろうし。でしばし放置。

その後は膝の痛みは整形外科で、体調不良は内科で、それぞれ対処していた。


◯人生初の体重の数字との出会い

その年の秋、人間ドックに行き、衝撃の体重を知ることに…人生初の70kg超え。飛び上がって驚く。

私は身長が170cmなので、体重は60〜62kgぐらいが自分的にはベストかなと思って生きてきた。

人生で見るのが嫌で避ける数字は、銀行口座の残高、カード払いの月末総額、そして体重。

私は体重をもう1年近くもみていなかった、いや、見ようとしてなかったのだ。

ドクターに相談するも、血液検査の結果も悪くもないし、体重は身長から言うとまだギリギリBMI許容範囲ってことで、医学的には問題なく普通にスルー。

とりあえずダイエットを始めた

その日から自分で決意して、まずはダイエットに取り組み体重をなんとかしようともがき始めたわけだ。

結論長い期間をかけて、一旦私の体重は落ちる。この時あることに取り組み1年ほどかけて体重は60kgに。

すると、膝の痛みは消えて、生理も見事復活したのだった。

なんだ、体重が問題だったのか。と思った更年期治療への第1フェーズだった。

それもまんざら間違いではない。人生で初めて72kgという見たことない体重計の数字にショックだった上に、その体重を支える膝の柔軟性や筋肉は落ちているわけだし、そりゃそんなに重ければ痛いやろ、と思う。

生理が定期的に再開したのには驚くばかりだった。体重が何に影響していたのか、ホルモンバランス?わかんない。

ともかく私の更年期治療は2020年のあらゆるおかしさからはスタートしなかった。

でも!この時言われた看護師さんの言葉

「お肌ボロボロ、髪の毛バサバサ」は忘れることができなかった。いや、生涯忘れることはないだろう。

ちなみにこの時私は48歳。更年期にビビるには普通の年齢。同じくらいの年齢の他の方よりは意識高めだけど、子どもが3人いる私は閉経もまだ先かなと呑気ではあった。

さらにこの後、色々学んでいくうちに、閉経という出来事と更年期という期間が指すものは完全にイコールではないということを知るのだった。

ここまで読んでくださりありがとうございます。ここでは更年期のこと、健康や大人美容、専門の心理について
自分の体験を元にお話ししていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?