見出し画像

【オススメ】FP3級はお金で損をしないための内容満載

現在、2024年1月28日(日)に実施されるFP3級の試験に向けて勉強中です。
私がFP3級を選んだ理由の1つが「生活の心配をすることなく、選べる選択肢が少しでも多くなるように、資産を増やしていきたい」というもので、そのためにお金の勉強は必須だなと、FP3級を勉強することにしました(同じくお金の資格、簿記3級も今後勉強予定です)。

実際に勉強してみて、お金に関する最低限の知識を得ることができるFP3級は、自分の大切なお金を守るという意味では最適な資格だなと思います。きちんと勉強すれば、「知らなかった」で損することが少なくなる、お金に関する商品を売ってくる営業や広告にまんまと引っかかることを防ぐ、といったメリットがあります。
特に、FP3級を勉強すべきだと感じたのは、以下の2つのグループに当てはまる方です。
◉社会に出る前の学生
◉社会に出た20代・30代


・社会に出る前の学生

高校生でも大学生でも、社会に出る前にお金の勉強をしておくと、社会人になった時にお金で損する確率を減らすことができたり、お金に関する余計な不安を取り除くことができます。

-「国民年金」と「国民健康保険」の違いが分からなかった20歳の私

私が20歳の時の話ですが、「国民年金に関するお知らせ」が届きました。20歳になったら「何かを」支払う義務が出てくるというのは漠然と理解していたのですが、肝心の「何を何のために」支払うのかが分かっていませんでした。

当時、「『国民健康保険料』を払いましょう!◯月◯日から保険証が変わります」という、市町村からのお知らせCMがよくテレビで流れていたのですが、これを自分宛に届いた国民年金と混同してしまいました。
このCMで流れている『国民健康保険』と、「さぁ。支払いなさい!」と通知が届いた『国民年金』が同じものなのか、それとも別物なのか、全然判断がつかなかったです。そもそも、大学生でお金もないのに払えと言われる額が高額だし、国民年金って何のために払うんだ!?と混乱し、「えっ。健康保険料って払ってないけど、これ払わないと病院には行けなくなるの?」、「国民年金、学生は免除制度があるって書いてあるけど、一生免除してくれるの?それとも、後で結局払うの?いざ払うとなった時に割増しされない?」など、頭がごちゃごちゃして、めちゃくちゃ不安になりました。(当時は今のようにスマホでサクッと調べるような術がなかったので、親に聞いたり、大学のパソコンで一生懸命検索したりして、何とか理解しました!)

-春先に新入社員めがけてくる保険の営業マン

職場あるあるなのでは?と思う春の光景の1つに、「ティッシュやアメちゃんを配りながら、新入社員っぽい子に声をかける保険の営業マン」があります。
たまに聞こえてくる内容に「不要な保険やよく分からない保険に勧誘されているな〜。カモになっているな〜」と、感じることもあります。
その保険が今の自分に本当に必要なものなのか(独身で子どもがいなければ、大体過分です)、老後のためと言われても、老後の自分にいくら必要なのかを平均やデータ、一般論ではなく自分軸で把握しているのか、いざとなった時に使える公的な保障にどんなものがあるのか、民間の保険以外にも老後資金を蓄えておく手立てはないのか、といったことを考え、判断する軸の1つにFP3級の知識はなり得るのかなと思います。

要は、勉強しない・知識がない・他人の言うことを鵜呑みにするといった姿勢は損しかしません。やっぱり、そういった人は非常に騙しやすいし、得をしたい側の人間からすると、かなり説得しやすくなります。
自分の大切なお金を守るためにも、最低限のお金の勉強や知識は必要です。社会に出る前にそういった知識を身につけておくのは、1つの賢い処世術だなと思います。

・社会に出た20代・30代

皆さん、給与明細を目にする機会が毎月あるかと思います。1か月頑張って、給与が貰えますが、悲しいことに、そこから「厚生年金」、「健康保険」、「雇用保険」等々、たくさん引かれていきますよね。そして、12月に入ると勤務先では「年末調整」という謎の行事がわっしょい、わっしょい繰り広げられます。「生命保険に入っている人は書類を出してください」とか、「扶養に入れている方は申告してください」とか、何だかよく分からないけど、担当部署の方に教えてもらいながら何となく乗り切っている。そういう方には特にオススメです。

-勤めているだけでFP3級の出題範囲に触れている

理解している・していないに関わらず、社会に出て勤め始めると、FP3級に出てくる単語や制度に触れる機会がゴロゴロ転がっています。その分、勉強すると理解が一気に深まりますし、試験に割く時間も学生よりも短縮できると思います。また、怪我や病気で会社を休まなくてはならない状況になった時に、給与から引かれる〇〇保険には、どんな役割があるのか、FP3級を勉強していると、自分事として、より深く受け止めることができます。

-20代・30代はライフステージの変化も大きい分、知らないと損をする機会も金額も大きくなる

20代・30代はライフステージの変化が大きくなる年代ということもあり、「お金」に大きな影響を与える選択を迫られる場面が増えてきます。親元を離れて一人暮らしをする、結婚する、子どもができる、持ち家を持つことを検討する等、生活に変化が出るということは、お金の使い方のバラエティが豊かになっていくことになります。今までなかった支出が増えたり、将来への不安の種類も変わったり、自分の今後の生活について考えることも増えていくと思います。
そうなると、当然、「知らないと損をする」機会も金額も大きくなってしまうことになります。

不動産業者にうまくのせられて、無理なローンを組まされてないか、子どものため、家族のためと思って加入した保険が家計を圧迫していないか、ぼったくりの投資に手を出そうとしていないか、、、。
FP3級は、お金の最低限の知識です。お金に関する、あらゆる判断に迫られる年代だからこそ、勉強しておくことはオススメです。

・FP3級は難易度低めで、勉強しやすい

実際に勉強してみると、FP3級は出題範囲が広くて浅いので、難易度が低めで勉強しやすい印象です。
お金に関する前提知識の量にもよりますが、20歳の私レベルの国民年金と国民健康保険の違いが分からない!といったような、知識がほぼ皆無の方でも3か月もあれば理解できるのではないかなというレベル感です。
社会人で何となくお金の知識や国の制度について知っているという方は、1〜2週間で合格する人もいると思います。(偉そうに言っていますが、私もちゃんと合格できるように残りの日数、勉強頑張ります!)

・家庭や義務教育ではお金のことを教えてもらえない

うちの家庭もそうでしたが、子どもにお金や国の制度について教える家庭は少ないんじゃないかなと思います(教えられるほどの金融リテラシーがある家庭も少ないんじゃないかな。義務教育の中にも入っていないし。)。

社会でより良く生きていくために、獲得しておいた方が良い知識・教養の1つとしてFP3級はオススメです。

「知らなかった」で損することが少なくなるよう、お金関連の商品を売りつけてくる営業の言いなりにならないよう、お金に関する最低限の知識を得ることができるFP3級で大切なお金を守るために学んでいきましょう!

*参考* FP3級の出題範囲と学べる内容をざっくり紹介

*FP3級は下記の6つの分野について学びます。

1 ライフプランニングと資金計画
→ 人生の三大支出と言われる「住宅・教育・老後資金」や皆さんが加入している公的な社会保険(公的な健康保険や年金など)について学びます。

2 リスク管理
→ 誰かが引くかもしれない、貧乏くじ・大大貧乏くじ(事故・病気・死亡など)に備えるための手段やその必要性について学びます。

3 金融資産運用
→ 新NISA制度のスタートで最近、「投資」に関するCMをよく見かけるようになりました。投資や金融商品ってなんだ?をざっくり勉強します。

4 タックスプランニング
→ 「国」に住んでいる以上は切り離せない税金について学びます。

5 不動産
→ 賃貸派・持ち家派、よく議論を目にしますが、ここでは主に「持ち家派」の方が押さえておくべきポイントがたくさん出てきます。

6 相続・事業承継
→ その名の通り、主に相続について、民法の相続規定や相続などに関する税金について学びます。

お金について学んで、生活を守る!そして、より良くしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?