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ギブアンドギブ

先輩から言われた
「先生、ギブアンドギブなんだよ。」

その言葉が刺さって
「自分を変えたい。」って思った。

社会人3年目まではそんなこと思ったこともなかった。
視野が狭かったのか、がむしゃらだったのか。
ただただまっすぐに、進んでいた。
そんな自分も好きだった。

経験を重ね、さまざまなことを学び
自分の中で「こうあらねばならない」が
たくさん作られていった。
それは、自分ではなく他人の言葉から。
でも、それで動いているのは、自分なのだ。
他人の言葉で自分で勝手に作り出した『自分』

思いが熱くなればなるほど、学び?は進み
作り出されていく自分

ちょっと嫌いになっていた、自分

子どもと上手くいかないことが増えてくる
一方的な働きかけ。モチベーションが下がっていく子ども。

変わりたいけど、変わらない自分。

そんな自分と向き合うことができなかった。


コロナ禍でオンラインでの学びが広がり
様々な出会いがあった。
そこで「仲間」を見つけた。つながった。

仲間と学びながら
気づいたのは、
「学びって楽しい。楽しいから、学ぶ。」
ってことを。

なんだか、今までの自分の学びって
とりあえず学んで!やってみる!
これすれば、子どもはもっと良くなる!
そんな感じに思っていたのかもしれない。

学びが楽しいって
思うのは誰?
届けたい相手は、目の前の子どもたち。
なのに、楽しませるからどうだ!って見返りを求めていたんだろうね。
そりゃ、上手くいかない。

3年前に先輩から言われた「ギブアンドギブ」
という言葉が分かり始めた。

そこから、新しい自分がスタートした気がした。



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