行動は、選択できる~駐輪場での出来事から~
ある本との出逢い
おはようございます。
先日、ある本を読みました。
この本では、日々上機嫌でいることの大切さが書かれていました。
運は貯めるものであり、日々上機嫌でいないと、せっかく貯めた運も上手に使えないとの事。
良い行動に結びつかないんですよね。
私たちは日々、仕事など多くの事に時間を追われています。
時間に追われる事が続くと、気持ちに余裕が無くなります。
上機嫌でいる事が難しく、身近な人に当たったりする事も出てくると思います。
上機嫌でいる事は新たな行動を起こすことにつながり、毎日を気分よく過ごすにも大切な事です。
私は無職になってから、電車を使って図書館にに通うようになりました。
最寄りの駅までは自転車で行くのですが、その駅は、自転車を十分に置くスペースがありません。
駐輪場に置けなかった自転車は、近くの原っぱに置くようになります(笑)
駐輪場での出来事
先日、図書館の帰りに最寄駅に着いた時の事です。
その日は平日で、私の自転車を含め多くの自転車が原っぱに置かれていました。
そこで、Aさん、Bさん、私の3人がちょうど近い場所にそれぞれ自転車を置いていました。
誰かが先に出るまで、他の人は待たないといけない、そんな状況でした。
Aさんは、自分の自転車を早く動かしたかったためか、他の自転車を乱暴にどかしました。
そして、そのどかした自転車が私の愛車に見事に当たりました(笑)
Aさんは、その事に気づいていない様子で、自分の自転車にしか注意がいっていないようでした。
ここで、これまでの仕事帰りの私なら、疲れもありイライラした態度を出してしまっていたと思います。
なんなら、Aさんより早く自転車を出そうと、逆に体当たりをを仕掛けていたかもしれません(笑)
ですが、その時の私は不思議なことに
「疲れていて、早く帰りたいんだろうなあ。待ってあげよう。」
という気持ちで、Aさんを見守る事が出来たのです。
自分でも不思議な気分でした。
Aさんは最後まで自分の自転車しか見えていないようでした。
何も言わずにサーっと原っぱを出ていきました。
その後、Aさんがどけた自転車のせいで、原っぱから出られなくなっていたBさんの存在にも、気づいていない様でした。
Bさんは、Aさんがどかした自転車の片付け係(どかしたのに戻してない。迷惑な話ですよね、笑)をしており、それを私が少し手伝いました。
するとBさんは、「ありがとうございます!助かります!」と2度もお礼を言ってくれました。
今、仕事もしておらず、人の役に立てている実感が少ない私は、とても嬉しい気分になりました。
思えば、Bさんも、何ひとつ文句を言わず、Aさんの行動を見守っている1人でした。
もし、Aさんの行動により、Bさんも私も苛立って、3人が同時に自転車を動かしていたらどうなっていたか。
3人とも、自分の起こした行動により、最悪の帰り道になっていたかもしれません。
自然と浮かんでくる、自分の気持ちは抑える事は出来ません。
ですが、その気持ちを感じたうえで、その後どう行動するかは、自分で選択する事が出来る。
それが、実感できた出来事でした。
気分を変えず、行動を変えてみる
今の時代、多くの人が、心の防衛線を張る事が増えているように感じます。
年下から、他人から舐められないように、いかに自分を大きく見せるか。
もしくは、面倒な事に巻き込まれたくないから、人と関わらないようにするか。
私も、その1人です。
自分の気持ちは自然と湧き出てくるものであり、無くすこと、変える事、コントロールできません。
ですが、こうした日々の行動から、自分を変えていく事は出来そうだな、とも思います。
出来るだけ、毎日を、上機嫌で。
これからも過ごしていきたいな、と思いました(*^_^*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(^^)!
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