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盂蘭盆会の起源/仏教

みなさん、こんばんは🌕

今日から東京ではお盆の入りです
お盆とは一体何なのかいまいち良くわからない方もいると思います、実はお盆も仏教と関係があるのです、そんな事をお話しさせて頂きたいと思います。

子供の事をガキというのは

餓鬼からきているのは皆さんご存知だと
思います

餓鬼というのは食べ物を人には与えず
人を騙したりして飲食を得るような存在を
指す者ですが
自分や大事な人に対してしか与えず
愚かな姿であります。 


日本には盂蘭盆会という風習がありますが
これは実は仏教、お釈迦様のお弟子
目連尊者のお母さんの姿から来ています。

目連尊者は神通力によって霊界にいる母を見たら 天国にいるどころか目連に対する愛著の心で貪り続けた罪によって餓鬼道に堕ちていたのです。

苦しんでいる姿を見て驚き目連は神通力によって水や食べ物を与えたのですが火を吹き髪の毛は
抜け落ち食べてもお腹が膨れ上がってしまい
助けることはできません。


それに困った目連はお釈迦様に助けを求めた所

「目連一人では救うことはできない、みんなに供養してもらわなければお前の母は救うことはできない。」と、こんこんとお釈迦様は諭されます。
その仲間の供養によって
目連の母は救われていくのです。

それが盂蘭盆会、俗に言うお盆の起源だとされています。

私達はものを粗末にしたり自分だけの心配で物を買い占めたりこの人だけは与えるけどこの人は
ダメとかそんな愚かな心が自分の内側を彷徨っていると思います。

まずは私が先では心が細くなってしまいます、
みんなに分け与えていく精神が心を豊かに暖かくなるとおもっています。

それが仏教でありこの世の真理
もっと言えばこの世の軌道、線路のような
道であると思います。

人が分からなくて困っているなら教えていく

食べ物がなければおすそ分けをする

悲しんでいれば心を寄り添い見放さなさず

温かい心を持つ 

壊れているものがあれば捨てるのではなく

直して使う

どんなことでも必ず出来ることばかりです。


今日もそんな事を思わせてもらいました。


本日も最後まで拝読して頂き有難うございました




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