〈愛と趣〉📍
結婚前
夫が連れてきた男性とsexをした
「好きにしていいんですか?」
夫と男性のそんなやり取りが薄らと聞こえてからの記憶はほぼ途切れ途切れだったけど、
終始互いの顔を見つめたりキスが少なくても、愛し合う感情みたいなものの受け渡しの要らない絡み合いは、部分麻酔しているみたいな状態のように終了した感覚を切れる前に手にできればよいし、興奮していた証ってそれくらいが正解かもしれないね。
爽やかな雰囲気でこの状況の挑みを引き受けてくれた若者の雄感と夫に見られながらの行為はお仕置きみたいで、これをみて何を思うのかは墓場まできっと知らされないであろう夫のミステリアスな部分にやられた。
刺激はそれ以下にはならない
より強い刺激を望むならアブノーマルな扉を開ける事になると思っていたけど、夫と私がSMプレイをする事や、もっとアダルトで攻撃型の男性を私にあてがう事も無かった。
西麻布で思い出す羞恥な夜から
15年ほど経過した今
完全マゾな私は縛られていたい
縛られたまま犯されてるくらいが
死ぬほど気持ち良いのか
固定された体はぐっしょりしていて
吹きかけられた吐息でガクガクしそう
頭の中ではこんな事を描けるけど
男性を前にしては言えない
今ここで裸になるので
誰かうねる部分を止めて下さい
ひかないで
傷つかないで欲しい事
愛が痛い
仕事帰り電車に揺られながら
快楽というものに何を求めて
探しているのか考えたりする
katz maneki📍
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